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短歌集

202
和語だけで旧仮名遣いの和歌と、和語以外も入り現代仮名遣いの短歌との両方を収録しています。
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2022年7月の記事一覧

脇下る汗 【短歌】

脇下る汗 【短歌】

今日は40度を超えたところもあったようです。

衝動のるつぼたぎらせ炎熱にタンクトップの脇下る汗

背伸び 【短歌】

背伸び 【短歌】

夏の砂浜にはこんなカップルがいるかもしれません。

二人とも裸足になろう背伸びして半分脱げた君のパンプス

瞳に宿る 【短歌】

瞳に宿る 【短歌】

七夕は旧暦の方が古来の季節感に合うそうですが、新暦の七夕も夏休み前の気分がしていいと思います✨

右左瞳に宿る星二つ涙になって七夕に会う

木下闇 【短歌】

木下闇 【短歌】

暑くなっても蝉はまだ。不思議な天候です。
最近の短歌です。

木下闇いづれの辞書に頼るべき揚羽追ひつつ模様読み解く

頑是なき吾を背負ひし十八の襟の香りやくちなしの花