[フォント] 基本の「き」
大学でタイポグラフィの講義が始まるので、基本的なフォントのお話を。
※専門用語の説明はしないので、わからないことばは調べてください。
フォントとは「ひとそろいの文字」です。
Mac デフォルトフォントは「ヒラギノ角ゴシック」
Windows デフォルトフォントは「游ゴシック体」
それぞれのフォントが持っている、ひらがな・カタカナ(全角・半角)・常用漢字・英数字(全角・半角)・記号、ウエイトやイタリックなどのひとそろいの文字を「フォントファミリー」と言います
日本語は、使用する文字の数がとにかく多いです。
特別な理由がない限り、表記は「カタカナは全角」「英数字は半角」です。基本的に日本語のあつかいは2バイト文字、英数字は1バイト文字で統一します。
グラフィック・webともに視覚情報なので「情報を伝えるためにもちいる手法のひとつ」がタイポグラフィになります。
ヒラギノは美しい書体なのでデザインにも使用しますが、PCにデフォルトでインストールされているフォントはデザインに適さないものが多いです。
入学時に購入した「モリサワフォント」はプロの現場で使用される、デザインに適したフォントです。
アカデミック版なので「やすいーたすかるー」とウッキウキで購入しました。正規料金は「モリサワ税」と呼ばれるほどいいお値段がしますが、安心して使用できるデザイナーにとって心強い相棒。
webはデバイスによってデフォルトフォントが違うので「フォントによってサイトの印象にブレが生じる」ことになります。最悪の場合は、レイアウト崩れの原因にもなります。
どのデバイスからも同じフォントで見えるようにするために「webフォント」を使用しています。日本語で使用できるwebフォントは限られるので、webデザイナーがフォントに詳しくない理由はここにもあります。
とはいえ、バナーなどの画像を作ることは多いのでカーニング・ベースラインなどの調整はおこないますよ。
グラフィックデザインコースでタイポグラフィの講義がビッシリあるのは、それだけフォントのあつかいが難しく、デザイン要素として重要だからです。
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