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webデザインで使用する「16進数カラーコード」について


webデザインで色指定に使用するのは「16進数カラーコード」がメインとなります。



16進数とは

0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9 (10進数)
a, b, c, d, e, f

「0〜9」10進数 + アルファベット「a〜f」6文字
合計16文字を1単位としています。



16進数の色指定

webで使用するRGBを、16進数で色指定します。
 ※ RGB(光の三原色)については「RGBとCMYKの違いについて」参照


「Red」「Green」「Blue」それぞれ「0〜f」を2個ずつ持っており、計6個の16進数の数値で色を作ります。

2個ずつ持つ数値の組み合わせ方は「00」で始まり「ff」で終わります。


光がすべてないと「黒」、光がすべて重なると「白」になるので、数値が一番低い「#000000」は黒、数値が一番高い「#ffffff」は白になります。

6個とも同じ数値と、RBGそれぞれが同じ数値を持つとグレーになります。


同じ数値が6個並ぶ、またはRBGそれぞれが同じ数値のときはショートハンドで「#000000 → #000」「#ff0000 → #f00」 と記載することができます。


webで色指定をするときは数値の頭に「#」を付けます。



[余談] Web セーフカラー

昔はモニターによって色の出方が違ったので、できるだけ差異なく表示できる「Web セーフカラー」216 色を使用していました。

今でもPhotoshopなどで「Web セーフカラー」指定ができるので、使う色が「白」など決まっているときは素早く色を選択できます。



モノトーン以外の色を指定する例

#ff0000 赤の数値が一番高い

#00ff00 緑の数値が一番高い

#0000ff 青の数値が一番高い


色の三原色、シアン・マゼンタ・イエローは光の三原色の中間の色になります。

#00ffff 緑・青の数値が一番高い:シアン

#ff00ff 赤・青の数値が一番高い:マゼンタ

#ffff00 赤・緑の数値が一番高い:イエロー



10進数の色指定

「0〜255」の10進数でRGBの色指定もできます。16進数と同じで「0」は光がない、「255」は1番明るくなります。

R:255
G:0
B:0

上記のときは、赤が最高値「255」、緑・青が「0」に設定されているので「赤」になります。



10進数:256色
16進数:16の2乗 = 256色

指定方法は違っても、どちらも表示できる色数は同じです。


RGB 光の3原色:256の3乗(256×256×256)= 16,777,216色


人の目では見分けられないほどの色を作ることができますが、あくまでも理論値となります。


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