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【詩】別れ道


たがえてしまった
あの場所で
見失った足跡の
その先に目を凝らす

ありもしない道のりの
あったかもしれない錯覚が
忘れた夢のように
心に残る

あの手を取っていたならと

道を間違えたとは
思わないけれど
時々別の空色が
無性に恋しくなって
振り返る






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