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ロシア・中欧旅行記#3~モスクワ~

こんにちは、うすしおです。
今回はロシア・中欧旅行記第3回目ということで、シベリア鉄道の終着点モスクワについて書いていきます。

モスクワはトラブル少なく、平和な「街紹介」になりますので、モスクワってどんなとこ?と関心のある方が見てくださればいいのかな~と!

①ロシアを実感
②街中にパブリックアート?
③生き生きとした街と市民
④ロシアごはん
⑤あの、有名どころ

これまでの記事は↑↑↑こちら↑↑↑にまとめてあります。

シベリア鉄道6泊7日旅を終えて降り立ったモスクワは…想像以上に西洋的で近代的で感動的な街でした。
そもそもモスクワ自体に特にイメージもなかったのですが…。笑

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まず道路で遭遇したこのリムジンに驚きました。どんだけ道路広いんじゃ!
街中の信号のない横断歩道にはかなり苦労しましたね。なにせ日本では「渡ろうとしている人がいたら車は止まらなければならない」のですが、このへんの国々では「人が道路を渡り始めたら車は止まらなければならない」らしく。
びくびくして最初の一歩が踏み出せない私は永遠に道を渡ることができません。運よく通りかかったロシア人にくっついて渡りました。

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ビカビカ光るロシア正教会の建物が見えます。改めてロシアにいることを実感しますね~。

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路面電車の線路を塞いだ車たちが路面電車にめちゃくちゃ怒られています。避けるスペースも見当たらず車3台くらいがわたわたしていました。鳴り響くクラクションが、異国を感じさせます…。

モスクワの街中を歩いていると、あるものに目が留まります。
「絵」が異様に多いのです。
街中にパブリックアートたくさんなのです!

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なぜか壁に絵画。街中にあるこうした絵画を見て回るだけでも十分テーマ旅になりそうです。

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地下道の入り口まで…!

日本ではあまり見ない光景なので、壁に飾った絵画や地下道入り口の絵、壁画など見つけることにわくわくしながら街をお散歩しました。
美術と言えばエルミタージュ美術館のあるサンクトペテルブルクを思い浮かべますが、モスクワの地下鉄駅と街中アートを巡る旅もいいかもしれません。

体感として感じたのは、街自体や住んでいる人たちがとても生き生きしているなということ。首都の中心地、日本で言うと銀座や丸の内にあたる地域に泊まってぶらぶら散歩をしたのですが、流れている空気感がとても穏やか。※個人の感想です。

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日曜日の公園は家族連れでにぎわっていました。なにかの記念日なのか、ピエロのパフォーマンスも。こういう場にいるとつられて自分もワクワクしてしまいます!

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確か手で触ると反対側の人たちの写真が撮れるみたいな仕掛けだったと思うのですが、通りすがりの大人たちが楽しそうに遊んでいました。
街中にこんなかんじで一瞬クスっと楽しめる仕掛けが散りばめられているの、いいですよね。

初日はこんな感じで日曜日のモスクワ市内の空気感を感じてまわりました。
夜にはもちろん、ロシアごはんを!!
お待ちかね、ロシア研究会代表としてこれを食べないわけにはいきません。

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ボルシチです!!ビーツと呼ばれる赤かぶのスープ。こちらのお店ではサワークリームとガーリックパンが別添えで。
刻んだビーツたっぷりで優しい甘み。浮かべられたディルの香りがクセになります…!
やっぱボルシチ、ほんっとに好きな料理!!

2日目は朝からホテルのフロントで四苦八苦…。
そう、サンクトペテルブルク行きの鉄道チケットを印刷してもらおうと思いまして…!!
メールで送ったらうまくいかず、ロビーのパソコンでやってみてと言われてもGmailに入れないしSNSアカウントもログインできない。30分くらい格闘した末にようやく印刷できました。準備は計画的に!
地図を指さして、サンクトペテルブルク行きの電車はこの駅から出るんだよね?と聞くと…

…「いいえ?その駅じゃなくて、こっちの駅よ。

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

指さされたのは思っていた駅ではなく、街の反対側、この前着いた駅の隣の建物です笑
あやうく列車に乗れないところでした。
ロシアの鉄道駅はなんだかいくつもあって、駅名のつけ方も日本と違って混乱するので、わからなくなったらすぐホテルのスタッフに確認したほうがいいですね。
ちなみに今回はノボテル・モスクワ・シティに宿泊しました。1人3500円という破格でフロントのお姉さんの対応は素晴らしいし部屋もめちゃくちゃ綺麗です。地下鉄の駅もすぐで、おすすめです。
※主要観光地まで歩くことはオススメしません。1日3万歩近く歩くことになります…。

ホテルをあとにし、2日目最初はドム・クニーギへ。えぇ、ただの本屋さんです。笑
本屋さん大好き人間でして、ロシアの本屋さんはどんなものか気になってしまいましてね。
めちゃくちゃ大きな本屋さんです。文房具とかも売っていたし、ロシア土産もなぜか置いていました。上の階にはピカピカの装丁の古文書まで。カフェも併設されてて、ロシア人なら1日遊んでいられたでしょう。(読める本は無かった。)

本屋を出て、することがなくなりました。途中で盛大に通り雨に遭い、冬も近いロシアで濡れました。荷物も重いしなんだかなぁ。

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とはいえ、雨上がりは悪くないですよね。気分の上下が激しいです。

とりあえず駅に向かって歩いてみます。
…お??1時間ほど歩いたところで、偶然にもたどり着いてしまいました…!

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クレムリン、赤の広場、聖ワシリイ大聖堂…!!
あぁ!!なんだかんだいって、ロシア初訪問の人間には「これぞ…!」と感じる場所No.1ですっ!!!

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めちゃくちゃ西洋。いや、でも、ロシア。ロシアって不思議な国ですね。

晴れていて暖かそうでしょう???
冷たい風が吹いていて、気温は東京の1月とあまり変わらなかったのではないかというくらい寒い日でした…。
ベンチに座って一休みしようにも一休みしているうちに凍えます。
しかし歩こうにも足が痛くて歩けません。しかし、駅まで歩くのです…!
そんな修業のような歩行を続け、夕方には駅に着きました。
言語の分からなさからファストフード店は避けていたのですが、耐えきれずケンタッキーに。つたないロシア語で注文していると、英語メニューを差し出されました。
いや、英語メニューあるんかーい!!
なんなら機械で注文できることも後から知りました…。

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紅茶の小だよ…?砂糖3袋も付けます・・・?!
ロシア人は紅茶に砂糖大量投下する。
さすがに1袋で十分でしたね…笑
とはいえ、あったか~~~い。
ロシアでファストフード店に入ることができた、この経験はこの先の旅で大きな自信になりました。

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駅の中で21時42分発サンクトペテルブルク行きを待ちます。
それにしても中国からの観光客が多いな~~。
おかげで電光掲示板に中国語が表示されていて、助かったといえば助かりましたね。
サンクトペテルブルクまでは夜行列車で約8時間、まさかの3等車開放寝台を選びました。
お金がある方はもう1泊して次の日の朝高速鉄道サプサンを使いましょうね。

モスクワは「歩きすぎ」と「駅間違え疑惑」以外特別大きなトラブルはなく、大都市モスクワを満喫できたかな~という感じでした。
念願のボルシチも食べられたし、わくわくサンクトペテルブルクへ向かいます…!

ということで、モスクワ紹介はこれで終わりです。
次回は前編後編わけてサンクトペテルブルクを書いていきます。
サンクトペテルブルクはなんといっても、世界3大美術館であるエルミタージュ美術館が一番の目的。
しかし正直ドキドキあり、トラブルありで心休まらぬといったところです。

前編はエルミタージュ美術館に興味のある方にはぜひ読んでいただきたいです。
なぜならチケットの買い方がめちゃくちゃ分かりにくかったから、そして外に観光客狙いビジネスが溢れていたから…。(私もカモに。)

また読みに来てくださると嬉しいです。

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