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ロシア・中欧旅行記#5~タリン街紹介編~

こんにちは、うすしおです。

ロシアのウラジオストクからハンガリーブダペストを目指す旅、2国目エストニアの旅行記です。

前回は「タリントラブル編」として、タリンで見舞われたいくつかの災難をまとめました。
今回はそんな気分の落ち込みを取り戻すべく、狂ったように歩き回り全身で感じたタリンの街を楽しく紹介していけたらなと!

旧市街まではヘルシンキからのフェリーが着く港からも、バスターミナルからも、実は空港までも、歩ける距離です。
宿泊施設も含め街がコンパクトで観光しやすい印象です。
街中には路面電車も走っているので、移動には困りません。

路面電車はオンラインでもチケットを買うことができるようですが、私は去年現金で乗りました。乗ってから払い方をエストニア人に聞いたところ、運転席の後ろの小窓に「学生なら1ユーロ、大人なら2ユーロ」を入れると運転手がチケットと交換してくれるとのことでした。無賃乗車のチェックはしていませんが、万が一検札されたときに払っていないとかなりの罰金を取られるので注意が必要です。

それではさっそく、旧市街。まずは入り口(?)ヴィル門です。

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石造りの立派な門?柱?です!
門の前にはお花屋さんが並んでいて、晴れているとめちゃくちゃメルヘンです。
先生の日という、生徒が先生にお花をあげる日もあるらしく、お花を大事にする文化ってすごく素敵だなぁなんて感じました。

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上から見るとこんな感じです。
丘の上までいくと旧市街だけでなくその周りの森や、先の海まで見渡せます。

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高台はいつも道に迷ってなかなかたどり着けません…(-_-;)
晴れていれば景色は最高で、おとぎ話のような雰囲気を楽しめます~。
立派な教会は私が行ったとき修復中でしたので、そろそろ修復後の姿が見られるかも!

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広場ですね。右の大きな建物の1階にあるスープ屋さん、現地のガイドさんが推していました。私は毎回タイミングが悪く結局行けていません…。笑
この大きな建物と反対側の建物の2階には薬屋さん?みたいなのがあるのですが、中世の魔女感あふれる、薬としての蛇とかが展示してあってわくわくします。ほんとに、中世の魔女の家に迷い込んだみたいになります。

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これは…!ラーメン屋さん…?!
海外で入るといい値段するんですよねぇ。お金が無さすぎるかつ食事の時間を削ってでも街を練り歩きたいので入りません。昼食は4ユーロピザと2ユーロジャスミンティーです。

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どの通りを歩いても風景がそっくりで毎度毎度行きたいところにたどり着けない迷子になります。
それにしても晴れていると映えが大渋滞っ!!
写真選べないっ!!!

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ここ、大通りと大通りの間の細い道であまり人が来ないんですけど、ぜひ見かけたら通ってほしいです。
エストニアの歴史が道に刻まれていて、意味が分かったのでたぶん英語表記があります。
ちゃんと「建国◯〇年を迎える」って未来史まで書いてあるのがちょっとほっこりします笑

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お土産屋さんでなんだかんだ一番気に入っているのはここかもしれません。
どのお店も値段や売っているものにそこまで大差ないのですが、幅広く何でもそろっていて、観光客少なくて落ち着いて買い物できる気がします。
外観もおしゃれですよね!

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昨日行った市場はこんな感じですね。
入り口では果物や野菜を売っている、市場です。
このへんはベリー系がおいしいので、ラズベリーなんて買ってみるとおいしさに卒倒します。
エストニアで一番感動した食べ物はラズベリーかもしれません。笑
中に入るとお菓子屋さんや軽食屋さん、服や雑貨店まで色々とあります。
旧市街を抜けた先にあるので市街地からは少し離れますが、鉄道駅の目の前なのでここでおやつを買って鉄道でエストニア第2の都市タルトゥへ行くのなんていいかもしれませんね。

個人的にタリン旧市街で一番推しているのはここ。
児童図書館です。
ちょっと入りにくいですが、中に入ると温かく迎えてくれます。
1階は普通の児童図書館なのですが、2階にはギャラリースペースがあって、らせん階段で3階に上がると子どもの秘密基地みたいな空間が広がっています。

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こういう場所、日本にももっとあったらいいのにって。
公共の場所で、子どもが自由に本を読んだり絵をかいたり遊んだりできるような場所。
子どもが作った作品が館内に置かれていたり、ギャラリーでは子供が描いた絵が展示されていたり。
外れのほうにあって場所が分かりにくいのですが、見つけたらぜひ入ってみてください!

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ヴィル門を出て大通り左手には手作りの服やマフラーなどの市場が。
スカーフもいろんなデザインがあって、とてもかわいいので服が好きな方はのぞくといいかも…?
マグネットやちょっとした雑貨も置いてあるので、お土産買うこともできちゃいます!

10時半にホテルを出て12時過ぎまで旧市街をぐるり、14時半にはバスターミナルへ行き15時発のラトビアリガ行きに乗るという忙しめな2日目でしたが、1時間半で十分旧市街一周できたし少しまったりもできてちょうどよかったかなと。やっとまったりできました。


いやー、それにしても写真見返すだけでもにこにこできちゃうくらい大好きな街です。
ちなみに街中ではバスの隣のおばちゃんや公園で遊ぶ子どもまで英語ロシア語エストニア語の3か国語通じます。

空港もバスターミナルも鉄道駅も港も歩けるくらいの距離だし、空港は近くにホテルとショッピングモールがあるので泊まって食事するにも困らないし、フィンランドから少し足を伸ばしてぜひ訪れてほしい場所ですね。
ロシア→エストニアはマニアックすぎてあまり万人にお勧めできるものではありませんが(-_-;)
フィンランドのヘルシンキからエストニアのタリンまでのフェリーは5000円くらいで確か2時間くらいで行けるので、気軽でいいかなと。
フェリーのなかはWi-Fi使えて、カフェやバーがあり、お土産も買えて、飽きずに楽しめます!


トラブルを除くとここまであっさりするのか…!と書いた本人も驚いております笑
エストニアはタリン、タルトゥ、ヴルしか行ったことがありませんが、観光地の島や他にも素敵な街がたくさんあるようなのでまた来たいですね。
はい、もう、大好きです。

次回はバスでラトビアの首都リガに向かうところから書いていきます。
実は全然期待していなかったラトビア…しかし想像以上にお気に入りになりました。

読んでいただきありがとうございました!
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