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「ロイロノートと先生方への支援についてかんがえる」をふりかえる

 2024.07.20(土)10時〜12時にオンラインで開催されたセミナーを振り返る。
 これは同年2月10日(土)に開催された、第一回ICT支援員さん向けセミナーの続編という形でした。当日は400名以上の参加申し込み、200名以上がリアルタイムで参加して下さりました。土曜日の開催にも関わらず多くの申し込みに、支援員の皆様が心待ちにしていたのかな、と感じました。勤務扱いにもならない土曜日に、わざわざ時間を割いて下さるなんて・・・。そして終了後に「ブレイクアウト交流会の時間がもっと欲しかった!」といったご意見を多数頂き、第二回開催を決めたという経緯があります。
 第一回の流れとしては、先ずロイロノートの基本操作や新機能について、支援者として先生方に伝えるならどんな感じかを私から。参加者同士のブレイクアウト交流会を短時間挟み、ゲストである合同会社かんがえ代表の五十嵐晶子さんによるこれから必要な支援員さんのマインドセットなどについてお話し頂く。残りの時間許す限りもう1名のゲストである行橋市教育委員会で元々ICT支援員さんだった黒川智子さん・ロイロ社のカスタマーサクセス(CS)チームを交えての質疑応答。質問は基本的にロイロノート上で提出して頂き、それぞれの専門家が答えていく形式で行いました。五十嵐さんのお話は支援員さんだけではなく、現場の先生方にも聞いてほしい内容で、本当に大切な事ばかりを分かりやすく話して頂きました。ロイロのCSチームがとても感動して、喜んでいた事をよく覚えています笑

質問の一例。開発要望などもありました。

 第一回では交流の場面を10分程度と短い設定にしたので、第二回では交流をメインに30分程度とじっくり設定しました。一般的にオンラインでは交流を長くすると参加率が下がるので、どんなもんかなぁと不安になりましたが、結局200名以上の申し込みで当日も100名以上が参加し下さりました。有り難い事です😭
 実践している支援について紹介してみたいという方も居たり、ブレイクアウトでファシリ役やってもいいと言う方も居たり、参加される方々と一緒にセミナーを作れたのではいかという実感がありました。キッチリ決めすぎるとその辺の柔軟な対応が難しくなりがちですが、今回は余白ありきで設計しておいて良かったのかなぁ、と。普段接点がない他の自治体の支援員さんや、公立/私立それぞれの違い、中には委員会の方も参加されており、各ブレイクアウトルームが盛り上がっていたと感じました。その後の五十嵐さんのお話も、今回もまぁまた素敵で。「この資料は持って帰れますか?!」というリクエストにも即答えてくださる柔軟性にも感謝です🥲
 私は本当にGIGA School構想において、支援員の方々が駆け回ってサポートして下さっている姿を何度も何度も見てきました。ロイロのサポートデスクに問い合わせをされるのも多くが支援員の方々です。五十嵐さんもお話しされていましたが、自分でどんどんできちゃう先生はあまり支援する必要がなく、そうではない大多数の使い方に困り感を抱えている先生方の支援は絶対に人が必要なんですよね。「支援員」という言葉から、どうしても何でも屋さんみたいな捉え方をされる場合もありますが、GIGAを支える屋台骨だと私は思っています。
 国や各自治体さんは、ぜひ支援員さんの立場であったり、給与の面でもしっかりとフォローして欲しいです。ここが崩れると日本のGIGAは総崩れするのではないでしょうか。・・・などという思いもあって、現在の立場からできそうなフォローをセミナーという形で実施してみました。今回も多くの嬉しいお言葉を頂きまして、第三回、第四回、いつか対面でも継続したいと思います!!
 現場で苦労しながらも支えて下さっている皆様、本当にありがとうございます😭!!

顔出しOKの方々と記念撮影


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