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【バイト】選挙バイトが神だった


選挙ではカネが動く

誰かがそう言った通り、選挙では多くの人間と金が動きます。
それを体感したバイトをご紹介したいと思います。


①学生専用求人
②当日、仕事の説明
③いきなり解散
④いざ出発
⑤現場に到着
⑥怒涛の開票作業
⑦優雅に退勤・解散
⑧まとめ

①学生専用求人

大学の夏休み直前、世間では衆議院選挙を目前に控えていました。
大学生のみが閲覧・応募できる求人サイトがあり、そこで面白い案件を見つけました。

【募集】選挙開票速報のお手伝い
・日給¥10,000
・勤務時間16:00~22:00解散予定
・勤務地:○○○△△放送局

6時間で¥10,000も貰えるの!?
しかも力仕事でも無さそう
すぐにメールで応募すると、面接もなく採用でした。


②当日、仕事の説明

大きな放送局の従業員通用口で入館証を貰い、指定されたロビーへ行くと50人程度の学生とスーツの社員がいました。

案内された席に座ってしばらくすると、社員の方々から挨拶と仕事の概要について説明がありました。

今から2つのチームに分かれて、今日の衆議院選挙開票速報のお手伝いをしてもらいます。
・開票所で双眼鏡を覗き、誰に票が入ったかカウントするチーム
・開票所からの情報を伝達するチーム

私は双眼鏡チームになりました。


ずいぶんと原始的なやり方なんですね(笑)

双眼鏡を覗いて読み上げる人、それを記入する人の2人1組ペアになります。無作為に選ばれた私達とその他のペア2組、引率の報道記者の方とこれから行動を共にすることになりました。

配布された双眼鏡とチェックボードを使って5分程度デモンストレーションを行った後、機材は回収されました。

③いきなり解散

16:00に出勤・集合してから15分ほど説明を受けて、簡単にデモンストレーションをして16:30ぐらいになりました。座って話を聞いて、双眼鏡で遊んでペアの方と立ち話しただけです。これといって労働はしていません。

それでは一度解散とします。17:30には現地に出発しますので、それまでに戻ってきて下さい。

え!?解散していいの(笑)
しかも1時間ぐらい暇や...
私はペアの方と夕飯を食べに出掛けました♪


④いざ現場へ

17:30、ちょっと早めに先ほどのロビーに戻りました。
引率の記者について、数台のタクシーに分かれて乗車し、各都市の開票所へ向かいます。


タクシーには30分程乗っていました。
もちろんやることもないので、外を眺めるか目を閉じるか。
隣の別のペアの人がベラベラとはしゃいでいたのがちょっとストレスでした(笑)


⑤現場に到着

某市の体育館に到着。
記者から腕章を配られ、ここから報道の人間として動くことになります。


1階で開票準備を行っているので、私達は2階部分から覗くことになります。
というのも、文字通り覗きなんですこれが(笑)
現場で記者が交渉して、上から覗かせてもらってる、それだけなんです。

⑥怒涛の開票作業

投票箱から票が出され、もの凄い速度で開票作業が行われていきます。

それを私達は2階から双眼鏡で覗いて読み上げていきます。

これがまた小さくて見辛いんです( ´△`)

人が紙を開いて目視で確認する一瞬で、私も読み上げるわけですから、余裕で見落とします。人と人が重なって見えなかったりすることもあります。
だって、本当に覗いてるわけですから(笑)

作業はあっという間に終わり、記者の方に集計を渡して作業終了\(^^)/
実働にして1時間もありませんでした。

こんな作業だけで¥10,000も貰えるなんて最高だな、毎月選挙やってくれよ、そんな風にも思いました。


⑦優雅に退勤・解散

帰りは現場に記者の方を残し、各自配布されたタクシーチケットで放送局に戻ります。

タクシーチケットなんて始めて見ました♪

バブル期みたいでなんだか嬉しい気持ちでした。

放送局に戻ると時刻は22:00頃、記者さんに無事帰社したことを伝えて解散です。

⑧まとめ

今回は衆議院選挙の開票作業を覗くバイトでした。

拘束時間:16:00~16:30,17:30~22:00
実働時間:約1時間弱
日給:¥10,000(非課税)

衆参両院を入れると2年に1度あるかないかの仕事です。非常にレアなバイトで、楽しい経験になりました。
もし類似する案件を見つけたら、是非応募してみて下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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