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冬の入り口で

最近1日の半分程が終わるとすでに、薄暗い。ここ暫く天気が悪いということもあるのだが、今日の日没は16時49分。早い。(本日7度)今年は11月7日が立冬だった。
私は冬の入り口が1番苦手だ。真冬になって仕舞えばそれはそれで慣れてしまう。
今日も背中から肩を通して腕が痺れている。これもマウスを使う作業やその他手を使う作業が原因だということはわかっているけれど、加えてメンテナンスもせずに長年こき使ったつけなのだ。

作業をするのが辛いので、気晴らしにブックアート展を見に街に出かけた。
若いアーティストの熱気が渦巻いて賑やかだ。
個人的には最近、ブックアート展を見るのはくたびれる。
本の形になっている作品はそのページをめくってこそのものであって、丁寧に見ようとすれば膨大な時間がかかる。
自分自身ブックアート展に参加することがあるくせに、情けないことを思いながら散策していると背中が文句を言い始めたので、ざっと一回りしてから、隣の本屋に寄って(それでも開いている本屋を通り過ぎることはできなかった)帰宅。
本を見る、読むには体力が必要だ。いや何事にも体力は必要だ。
本は家の中にも沢山積まれて読まれるのを待っているので、新しい本を連れ帰る事は我慢して店をでた。

本屋を出てから少し街を歩くとクリスマスマーケットの準備が始まっていた。
ぼんやりしているうちに年があけてしまうのだろうなあ。。
時間の進み具合が相変わらず加速しているのに気づくたび私は戸惑う。

だけど、そんなことをぐずぐず言っている場合ではない。
やりたいことを丁寧にこなしていく事。改めて私のTo-Do  List を確認してみよう。

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