バックエンドエンジニアが受託開発会社からスタートアップ自社開発会社に転職して一年経った感想を述べる
Acompany プロダクト部門 DCR チームのテックリード イナミです。
この記事は アカンクリスマスアドベントカレンダー2023 23日目 の記事です。
Acompany に入社してから早一年が経ちそうなので振り返りをしようかと思います。
受託開発会社から自社開発会社へ、更にスタートアップ企業へエンジニアが転職した振り返り記事を書いてみたいと思います。
今回は施策ベースの振り返りではなく感想ベースの振り返りをします。
漠然とした文章で大変恐縮ですがご容赦ください。
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Acompanyでは一緒に困難を乗り越える仲間を募集しています!
この記事を読まれているバックエンドエンジニアの方々は弊社にピッタリかもしれません!
ぜひカジュアル面談からお話させてください。
Acompanyはプライバシー保護とデータ活用の両立を追求するデータクリーンルームをベースに、次なるデータ市場を拓くプラットフォームを展開しています!
転職して感じたよかったところ
実際に一年働いてよかったと感じるところを書き出してみました。
カルチャーやマインドセットに沿えばとても働きやすい
個人的に一番よかったところはこの部分です。
私にとっては最初の転職でもありカルチャーや空気感みたいなものをキャッチすることが最初に必要でした。
更にフルリモート組なのでオフィスへの出社機会が少なくメンバーと働くためには共通言語が必要です。
元々フルリモートの会社に所属していたので仕事自体には慣れていますが、慣れているのとエンジョイして働けるのは全く別の話です。
まず Acompany の行動指針である Acompany guardrail を見てみましょう。
問答無用で文句なく心がけていきたいものばかりです。
Acompany guardrail は入社時点でもよい行動指針だと思っていましたが一年働いても素晴らしいなと思い続けています。
共通言語があると円滑なコミュニケーションにも繋がり、共通言語一個一個に熱を入れて会話することができるので忖度なく議論できます。
この行動指針を全うして働くだけで楽しく自然と成果も生まれている気がします。
半年働いてから知って驚いたのは「Acompany guardrail の優先順位で困ったら、横に振られている番号の高いものを優先すればよい」という仕組みまで存在することでした。
このように会社の経営層の考え方や遺伝子、意思決定の要を会社の指針にしてもらえると非常に働きやすいと感じました。
ビジネスのお手本が見れる
昨今 Acompany がビジネスを展開する市場の期待が高まりつつあることもあります。
特にビッグテック企業も名乗りを上げ始めた市場なので大変エキサイティングなことになっています。
私が入社する前の積み重ねでしかありませんが、様々な後押しと全員の奮闘によって大変喜ばしいニュースをたくさん共感できました。
ここまで刺激を受けられるスタートアップは数少ないと思いますし、そもそも挑戦しなければ刺激を得ることはできません。
まるでお手本のようなスタートアップからの急成長を遂げているように感じます。
この刺激を共感できる仲間たちとビジネスへ挑戦できることが大変嬉しいことだと感じています。
秀逸なビジネスマンの仕事を見れる
尊敬できるメンバーが会社の舵取りを上手に行っています。
Acompany はプライバシーテック、パーソナルデータの安全な利用という全く新しい市場にビジネスで挑戦しようとしている会社です。
パーソナルデータの安全な利用でさえ困難ですが、より困難な BHAG を本気で達成しようとしている会社です。
そんな会社をアップデートし続けるメンバーがどんな人達なのかを共有したいです。
全員分を掲載するととんでもない量になってしまうので、なぜ Acompany が上手に立ち回れるのかが感じれそうな記事をピックアップします。
転職したけど微妙に感じるところ
よいところだけではなくあえて厳しく評価してみます。
実際に一年働いて微妙に感じるところを書き出してみました。
受託開発企業は開発慣れしていることがわかった
やはり受託開発企業というだけであって、受託開発企業のメンバーを見ていると開発慣れしている印象が出てきました。
単純に開発をこなす回数が全然違います。
受託開発であれば年がら年中、開発とリリースを繰り返す日々を送ることもあると思うのでその差を余計に大きく感じてしまいます。
私の場合は前職で大手のホビーメーカーの公式アプリの機能開発を2年ほど担当していたこともあったので結構差が出ている印象が強いです。
開発人数はそこまで多くなく二ヶ月ごとにアプリリリースがやってきて、三回に一回くらい強制アップデートが入るサイクルでした。
会員規模に応じて負荷試験等々ある感じです。
さらにいえば一次対応はしませんが 24 / 365 でした。緊急対応はあります。
このペースで開発しているとリリースサイクルもそれなりにあるので、よく言えば後天的に発生した様々な問題に対処するところまで体験できます。
もしこういった開発ペースを体験されている方からすると、まだ Acompany は正式にリリースできたばかりのプロダクトも多いので拙く感じるものがあるかもしれません。
技術レベルの高い低いという意味ではなく、開発をこなしてきた安定感が弱いというくらいの温度感です。
Acompany guardrail に従い「批判ではなく、提案する」を意識して総括すると、いくらでもベストを尽くせる環境です!
ありとあらゆる部分でまだまだできていないことが多いです。
普段の開発は慣れているけど挑戦がないから物足りない、もっと色々開発したい!というような、有り余る力で全力投球してみたい方には大変おすすめできます!
まとめ
あっという間の一年でしたが色々なメンバーと協力して働けたのは非常によい体験でした。
改めて振り返ると微妙に感じるところは少なかったです。
一年間楽しく働けた理由なのかもしれません。
スタートアップ自社開発会社ってどんな感じなの?という疑問をずっと持っていましたが、いい意味で Acompany は違和感のない会社でした。
来年は Acompany がどこまで辿り着いているか、そして「2035年までに世界No.1の偉大なプライバシーテックカンパニーになる」ことが一層楽しみになりますね!
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