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育児日記:感覚と感情の「ものさし」をつくる

#熟成下書き をぼくも1つ投下したいと思います。これは2018年7月31日に生まれた娘をめぐる考察の記録です。プライベートなことにも踏み込むので、100円の有料部分を設定します。

本当は11月初旬に投稿しようと思っていた記事のようですね!

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8月1日から9月21日の育児休業[season1]を終えて1ヶ月半職場に復帰。11月1日から育児休業[season2]に入りました。

復帰してバタバタしていた期間にも娘は日々変化を続けていて、その記録を書かねば!というのが今日の日記です。

8月、ぼくが書いた「意外と知らない赤ちゃんのきもち」という本が出版されました。赤ちゃん向けのワークショップをしながら文献を読みまくり、パパ・ママたちから話を聞きまくり、そしてなにより赤ちゃんを観察しまくって書いた本です。

この本は赤ちゃんの「探索行動」にフォーカスしたもので、睡眠、授乳、沐浴といった生活に関わることは書かれていません。なぜなら、複数の家庭におじゃまして朝起きてから夜寝るまでの生活に密着取材しないかぎり、いわゆる「育児」のことは書くべきじゃないだろうな、と思っていたからです。

そんなぼくも8月から育児をしはじめ、妻と議論しながら娘との暮らしを続けています。育児に関していろんな人の話を聞きたいという思いを持ちつつ、自分自身の育児が格好の取材対象だろうということで、「育児日記」というタイトルで時々更新しています。娘の様子を観察しながら気がついた変化についての記録です。

目次
・手を舐めはじめた
・手を舐めるまでに何をしていたか
・ハンドリガードとは
・クーイングとは
・泣くという行為は内臓から他者へ
・感情と感覚の「ものさし」とは

手を舐めはじめた

さて、最近娘が手を口に運び、ちゃぷちゃぷと舐めるようになりました。生後すぐからもにょもにょ動いた結果偶然口に当たった手を、ペロリと舐めることはありました。しかし近頃ははっきりと、手を口に入れまーす!バク!という感じで入れているのです。

それまでは、こんなふうに手を舐めようとしてなんども失敗していました。


無事、拳を舐められるようになると、舐めながら手を開いたり閉じたりする「阿波踊り」のような動きをすることで、人差し指や親指をくわえることがある。

人差し指をしゃぶるのがたのしすぎて、ときどき「おえぇ!」といって吐きそうになっている。酒飲みすぎて吐きたい人じゃないんだから。

こんな調子の最近です。

しかし、これは突然観察されるようになったわけではありません。以前からこれらの動きをする兆候がありました。


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