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外国籍児童が集まる民間学童保育の現場から見た、美濃加茂の今——子どもたちが国籍を超えてまっすぐ育ち、輝けるまちへ|地域のイノベーター見聞録〈美濃加茂版〉Vol. 5 細野和子/KIDS DEVELOPMENT CENTER
はじめに 地域想合研究室.note編集部の小野寺です。美濃加茂市に住み始めて1年が経過しました。春雨が降った後の美濃加茂に特有だと思われるあの土っぽい春の匂いを嗅ぎとった時、美濃加茂で過ごした時間が確かに自分の中に刻まれているのだなと感じました。夜に木曽川沿いを散歩をするととても気持ち良い4月と5月時期が去り、虫とじめじめと暑さの6月です。 この連載を始めた時から取り上げたいと思っていたテーマが、美濃加茂市で暮らす外国人についてでした。美濃加茂市はもともと製造業の工場が多く
現役&元市役所職員のActions——まちを変えるきっかけづくり|地域のイノベーター見聞録〈美濃加茂版〉Vol. 4 渡邉峻哉/美濃加茂市役所経営企画部 秘書広報課 + 酒向一旭/やまのはたへ(元・美濃加茂市役所職員)
はじめに 冬も終わり春がやってきましたが、まだまだ肌寒い日が続きますね。美濃加茂の冬は明け方にひどく冷えた日でも、日中の気温は10℃弱と、厚手のコートとマフラーを装備すれば十分なくらいでした。引きこもりがちになることもなく、まちを歩いたり、新しい飲食店にトライしてみたり、そこで人と知り合ったりと、春夏秋と変わらず楽しく生活することができました。 美濃加茂に来てからの1年弱で、noteで取材した方に限らず、自身のお店を営まれている方からまちへの想いをお話いただく機会に恵まれま
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手間をかけることに価値を見出す——シモキタ園藝部の「緑を通じてみんなでつくっていくまちづくり」|地域のイノベーター見聞録 vol.6
取材・文:齊藤達郎/今中啓太(地域想合研究室) 小田急線の東北沢駅~下北沢駅~世田谷代田駅間の地下化によって生まれたおよそ1.7kmのエリアが「下北線路街」として整備されているとのことなので現地に行ってみた。緑があって心地の良い空間であることは間違いないのだが、多くの人がイメージするであろう都市部の公園とは異なった印象を受ける。今回は、なぜこういった印象を受けるのかを探るため、シモキタ園藝部共同代表の一人であるランドスケープデザイナーの三島由樹さん(株式会社フォルク)にお話
人口が増え続けるまち美濃加茂——住みやすさの理由を住民目線で考える|地域のイノベーター見聞録〈美濃加茂版〉Vol. 3 藤原涼太郎/ミュージックバー「dominant」
はじめに 4月より美濃加茂に住み始めて半年以上が経過しました。毎日を楽しく過ごしていたら、あっという間に紅葉のシーズンが訪れていました。というのも、美濃加茂市では週末になると、そこかしこでイベントが開催されているのです。「今週は/来週は、あそこへ行ってみよう」と予定を立て始めるとキリがないくらいに。美濃加茂は忙しくない週末がない……これは、私が見つけた美濃加茂らしさのひとつです。 例えば木曽川沿いにある「リバーポートパーク美濃加茂」。市が設置する都市公園で、川遊びやBBQを
中山道太田宿で約15年、コーヒー店とアート活動を続けてきたふたりが見据える、まちのこの先|地域のイノベーター見聞録〈美濃加茂版〉Vol. 2 篠田康雄・小川友美/コクウ珈琲・NPO法人 きそがわ日和
はじめに 2023年8月5日(土)木曽川緑地ライン公園で夏の花火大会「おん祭」が開催されました。例年3万人超の見物客が訪れる、美濃加茂最大のお祭りです。 「おん祭」開催地の河川敷から一本北側の道へ入ると、旧中山道太田宿があります。私が4月に美濃加茂に越してきた日は、太田宿周辺に店を構える9店舗の合同展示「MARGINALIA」(下記フライヤー参照)が開催中でした。どんなイベントなのだろう? と歩いてみると、目を引くアートギャラリーがあり、物販店舗でも作品の展示が行われてい
片手袋に路上園芸、顔ハメ看板……まちには「面白がれる」ものがいくらでも存在している——合同会社 別視点・松澤茂信さんに聞く、〈別視点〉と〈まち〉
片手袋に路上園芸、顔ハメ看板……よく目をこらしてみるとまち中には様々なものを見つけることができます。 そして、それを何年、何十年も収集し続けるマニアの方々も存在します。今回、お話を聞いた合同会社 別視点はそんなマニアの方々の視点を活かした事業を行っています。 代表の松澤さんが「珍スポット」マニアであったことから始まった別視点。松澤さんは、まちの人たちが「自分たちのまちには何もない」と言うような場所であっても、必ず面白がる要素を見つけることができると言います。 「街づくり」と