逆境のじぶんにかける呪文
突然ですが。
ぼくはけっこうテンパる。
己をふんだんに甘やかし、テンパるような場面を極力避けるような生き方に変えていっているので、あんまりじぶんが望んでいない負の激情に襲われる機会は減ってはいるんだけど。
感情はビーストなので、とにかく振り回されて疲弊しがちだ。それがしんどいので、なるべく感情のことを理解しようとして日々研究して、ある程度技能でなんとかなる部分もあるんだなー、ということも学んできた。
その一環で、「アンガーマネジメント」っていう、激情の炎に駆られそうになったとき、うまくそれを納めていく技術を集中的に学ぶ機会があってね。
その中の技で、「あ、これ、もともと同じようなことをやってたわ」っていうのがあった。
それは、「陵南の仙道を、じぶんの脳内に飼う」っていう方法ね(脳内仙道法)。
なんか予定外のことが起こったりしてすげーテンパったときに、自動的に脳内に仙道を召喚させて、こう言う。
「落ち着け。まだ慌てるような時間じゃない。」
これ、アンガーマネジメントの言い方だと、「コーピングマントラ」っていうんだけど、けっこう便利で。
これもなかなかよくて、こないだインストールしたやつ。
もうひとつ気に入ってるのが、たしか水野敬也さんだったとおもうんだけど、ありえない!っておもうような深刻な事態が起こったときに、こう呟く。
「逆に、面白い」
これは、もうほんとに何回もお世話になってるやつ。
絶望的な状況に無理やりポジティブな面を見出さんとするマジックワード。ぼくが今までこれをつぶやいたときは、けっこうな確率で謎に笑ってたとおもう。
深刻にやべーときは、まず笑う(笑)
感情の波に頭が占拠された状態で、反射的に行動をとってしまうのがいちばんよくないんだよね。本当にろくなことにならないから。
ぼくらは、おもっている以上にじぶんたちで使っていることばに影響を受けているから、こういう「とりあえず言ってみるだけ」のことばであっても、反射的な言動で人間関係に深刻なダメージを負うことを防ぐことができたりする。
こういう「呪文」を頭にプリインストールして、被ダメージ時にカウンター発動させるのが、ちょっとRPGっぽくていいんだよね。
もし、おすすめの「呪文」があったら教えてほしいね。
じゃ、またね!
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