何十年振りかのDJをした夜の選曲を振り返る。
15、6年細々とやり続けたDJも紆余曲折あって7年くらい疎遠になっていたのだけど、久しぶりに先日やりました。
巷ではDJ論を語る愚業が流行ってるようですが、やはりDJは楽しい。それで良いじゃん。
というわけで、あの夜にカマした音楽をここに記す事にする。
JURASSIC5/THE INFLUENCE
耳障りの良さと誰もが秒で歌えるフック。解散してしまったがJ5は常に最高。どの曲もキャッチーでヒップホップの楽しさが詰まっている。DJのカットケミストはソロでも優秀。パない。
The White Stripes/My Doorbell
ドラム&ピアノというシンプルイズベストな構成とジャックホワイトのハイトーンボイス。ファンキーでロック。最高。ホワイトストライプと言えばSeven Nation Armyが代表曲に相応しいが、個人的にはコレなのです。
Chilly Gonzales/NEVER STOP
クラシックピアニストとは思えないジャンルレスなセンス溢れる楽曲が素晴らしいゴンザレス。スキルフルなラップも格好良いが、終盤に畳み掛けるストリングスの嵐に悶絶不可避。
Lil' Romeo/My Baby
マスターPの息子、リルロメオ。最近何してるのかは知らないが、ジャクソン5の大ネタサンプリングでラップをカマす生意気な少年の姿は、今も輝いている。数あるI WANT YOU BACKネタの中でもズバ抜けて好き。
LIMP BIZKIT/Faith
ジョージマイケルの大ネタを下品なバンドことリンプビズキットが大胆カバーするという意外性が面白い。序盤で油断させて、どんどんメタルに転調していく様子が最高。毎回pollutionとfaithのどちらを掛けるかで悩む。う〜ん。
Black Sheep/The Choice Is Yours
この曲はロックと相性が良い。例えるならば、それはBEGINとハンチングくらい相性が良い。タイトなドラムにブッ太いベースを耳にしたらヘドバンは不可避。ちなみに元ネタのマッコイタイナーのImpressionsも素晴らしい。是非。
KT Tunstall/Black Horse And The Cherry Tree
超絶技巧なギタースキルとループペダルを駆使した多重録音プレイがヤバい。パフォーマンスも曲も完成度が高い。Suddenly I Seeという素晴らしい代表曲がある事も忘れてはダメ。
The Pharcyde/Oh Shit!
数ある90sヒップホップクラシックの一曲である事の説得力。変に気取らないスタイルが逆にクール。その場にいる人達がOh Shit!と叫ばずにはいられないフックのキャッチーさは必ずフロアを盛り上げてくれます。
M.I.A./Born Free
ファーサイドのOh shit!からM.I.A.のBorn Freeのミックスは自分の中では定番。時と場合に寄っては元ネタのスーサイドを掛ける時もある程に、どちらも別々の格好良さがある。ちなみにMVはかなり危ないので覚悟しましょう。
RAGE AGAINST THE MACHINE/Guerrilla Radio
もはや説明不要。Born Freeからのコチラでフロアはクラブからライブハウスに〜、というくらい毎回ブッ壊れます。みんなRATMが好きだった!空耳アワーでお馴染みの"ナゲット割って父ちゃん"のKILLING THE NAMEも最高。
BECK/Loser
この洗礼されたローファイサウンドから捻り出される気怠いサビを酔っ払いながらフロアにいる人達で大合唱するカタルシス。最高〜。格好付けない格好良さ、ここに極まるっ!
DENIMS/ゆるりゆらり
タイトル通りに"ゆるりゆらり"とした音楽に身を任せる事が出来るグルーヴは心地良く、どの時間帯に鳴らしてもハマってくれる。眠い。
the beatles/Ob-La-Di, Ob-La-Da
パーティーの〆に、後半に、オブラディオブラダを掛ければ、それまで散々だった事は帳消しになり、楽しい事は更に楽しくなる。絶対に裏切らない魔法の一曲だと勝手に断言しとく。
全部書き出していたらキリがないので、今日の所はこの辺で。いやぁ〜、しかし音楽って本当に素晴らしいですねぇ。
さよならさよならさよなら👋