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靴をデザイン!(後編)|小学5年 図工の時間

靴づくりの授業も後半戦!

前半はこちら!

制作がすすむと、子供たちは自分で(家庭で)用意したアイテムをもってきて、自分の靴に取り入れてくれます。

学校から帰っても、家庭でこの授業の話をしてくれていて、お家の人に「○○が欲しいんだよ!必要なんだよ!」と一生懸命に説明しているのでしょう。はたまた色々な人の靴の観察をして、その感想を伝えてくれる子もいます。

この授業は、授業を超えて、子供たちの日常に入っているようで、僕はそのことがとても嬉しいのです。

例えば、こんな感じ。「もこもこペンでロゴをつくる!」

家から靴紐を持ってきて、「これをつける!」

となると、靴紐を通す穴が必要だ!と、いうことで”ハトメパンチ”の登場!

本物の靴がどんなつくりになっているのか、もう一度よーく観察して。

靴紐の結び方も研究、研究!

「おお!本物みたいーー!!」

「こんな感じもいいでしょう!?」

「かわいいでしょう!?」

もちろんリアル志向な靴だけではなく、

側面にストローが装着されている??なんとここからジェット噴射で空を飛べるのだとか!

電池を入れる場所まで!

履いて、試して。

うんうん、OKOK!

縫い目の再現。ペンでも結構いい感じになるよ!

羽が生えた靴も誕生!!「この靴も飛べるよ!」

こうして、5年生の靴が続々完成しました!!

5年生の図画工作では、子供たちの身近なものと繋げて、新しい視点を得れるような授業を模索しています。

今回改めて”靴”に注目することで、日常の様々な場面で、ふと気になったり、観察してみたり、今度自分の靴を選ぶ時に、今まで気にしなかったソールのことや、例えば靴紐の結び方に着目してみたり。。。そんな日常を面白がれる、ちょっとしたきっかけになってくれればと願っています。