中田敦彦のYouTube大学

なかなか面白いんで、結構見てるんですがね私は。

ですが、ここへきて最近炎上してるっぽいです。しかも、なぜか結構古い動画で。なぜいまさら?ってタイミングで。

「中田敦彦はキリスト教を極端に冒涜している」そうです。私は見ていてそうは感じなかったのですが。

これは日韓関係に関する動画への批判だが、動画を見ても「日本と朝鮮半島が戦争をした」と誤解させるような部分はなかった。

そして「戦時労働者」のことを「徴用工」と繰り返すことが、些細なことではないらしい。いや、それだったらマスコミを批判するのが先でしょ。

ニュアンスて(笑)。

私は宮脇さんの動画も見てる視聴者の1人なのですが、彼の尊大な態度には正直がっかりしました。「あ、こいつは人の話を聞かない人間だ」と思って議論を諦めました。

中田さんとて人間です。決してPerfect Humanではありません(笑)。細かい間違いや勘違いは沢山あるでしょう。飯山さんや宮脇さんのような専門家から見れば「これは違う!」と言いたくなることも沢山あるでしょう。

でも、それに対していちいち目くじらを立てていたら、こういうことをする人、誰もいなくなりますよ。何も知らない人に分かりやすく教えようって人いなくなりますよ。現に今、中田さんみたいな教え方をする人がとても少ないから、朝鮮史やイスラムに関して無知な日本人が物凄く大勢いるわけじゃないですか。

それとね、正直、中田さんを攻撃するのは、知名度のある中田さんを攻撃することで自身の知名度を上げて収益増加につなげようとしているのではないかと疑っているのですけどね。ビジネス保守としてはそれで正しいのでしょうが、真正保守なら絶対にやっちゃダメだと思う。だって敵を増やすだけだもん。

1.中田敦彦のファンを敵に回す。
2.大多数の中立的な人達がドン引きする。
3.なにより中田敦彦本人が右翼の攻撃から身を守るために左翼を頼りかねない。

要は、純化することによって信者の結束は固くなるが、同時にカルト化していくわけです。

また、微視的に言うと、間違ったことを言ってる人を批判することは正しいですが、巨視的に言うと、それが敵を増やすことになるのであれば、間違ってるわけです。これを、合成の誤謬と言います。

せっかく左翼がつるの剛士さんや野口健さん等を攻撃してカルト性を高めてくれているのに、右翼も似たようなことをしていたらもったいないですよ。

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