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「日本学術会議」とかいう謎の聖域、謎の既得権、破壊しちゃダメなのかな?

詳しいことはよくわからないのですが、この件でパヨさんたちがTwitterで発狂してるみたいです。

 日本学術会議が推薦した新会員候補者のうち6人が任命されなかった問題で、東大の加藤陽子教授は1日、共同通信の取材に「いまだコメントできる段階ではないが、任命を拒否された1人であることは事実だ」と電子メールで回答した。

この「日本学術会議」なる団体のことを私はよく知らなかったので、少し調べてみました。

どうやら、内閣府の管轄下にある機関のようです。

 会議の会員は210人。任期は6年で3年ごとに半数が交代する。日本学術会議法によると、会員は会議が候補者を選考して首相に推薦し、推薦に基づいて首相が任命する。事務局によると、推薦した候補者が任命されなかった例は過去にないという。

3年毎に半数が交代、ですから、105人が入れ替わる、と。今回任命されなかったのは6人ですから「105人中99人は推薦どおりそのまま任命された」ということになりますね。

ていうか、「推薦した候補者が任命されなかった例は過去にない」ことのほうが問題じゃないですか?これ。

仮に、推薦すれば100%必ず任命されるということになれば、任命権は事実上、推薦者が持つことになるわけです。任命っていうくらいですから、これはもう立派な権力ですよね。

で、その、任命権を持つ「権力者」というのは、有権者による審判もなければ、第三者機関による監視もない。要するに、完全に聖域化されているわけです。これ、必ず腐敗する構造ですやん。既得権益ですやん。治外法権ですやん。

hそして、本来任命権を持つのは、推薦者である「会議」ではなく、内閣なのですから、内閣は法律に基づいて任命権を行使したに過ぎないわけです。まったく適法なのですから、これに反対するほうが民主主義や立憲主義を冒涜していることになります。

もちろん「彼のような立派な教授を任命しないのはけしからん」という批判なら全然ありだと思います。でも違いますからね。「内閣は法律で定められた合法的な任命権を行使するな」ですもん。批判にすらなってない。

共産党の大馬鹿野郎が、学問の自由に違反するとか言ってますけど学問の自由関係ないですやん。これだから共産党はダメなんだ。

かつて輿石東さんも言っておられたじゃないですか「教育の政治的中立はありえない」って。


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