コナン満喫!大阪鳥取の旅~鳥取編~

大阪編からどうぞ。



2日目夜11時頃、鳥取駅に到着。早朝から大移動してきたのでクタクタでホテルへ。
ホテルは駅から徒歩2分くらいの「ホテルレッシュ」を予約。
友人と同部屋ですが、私たちはケチなオタクなので毎回セミダブルです。仲良しだね

今回の旅のメイン、名探偵コナンの作者、青山剛昌先生のふるさと、北栄町に向かいます。
コナンの名所巡りレポになりますが、私にとって2回目の訪問になるので、名所すべてを網羅している訳ではないです。そこはご了承ください。

3日目、いざ北栄町へ

バスで鳥取県に入りましたが、帰りは鳥取コナン空港から帰るため、空港でレンタカーを手配しました。早速青山剛昌ふるさと館に向かいます。
前編でもお話したとおり、財布を忘れているため、免許証がありません。運転は友人にお願いします。情けないね。

鳥取空港から車では1時間かからないくらい。
走る道の8割は自動車道(無料)なので、楽しくドライブ。
青山剛昌ふるさと館に続く道はほとんど道なりなので、かなり走りやすいと思います。

北栄町最初の地、JR由良駅へ!

常に視界にコナンがいる

北栄町由良宿には「コナン通り」という、JR由良駅と青山剛昌ふるさと館を結ぶ約1.4㎞の道があります。
歩道には、キャラクターのブロンズ像やコミック表紙イラストのモニュメント、カラーオブジェなど、三歩進めば新しいコナンが目に入る状態。
この通りではスタンプラリーがあったり、専用アプリをダウンロードすればさらに楽しめる企画もあったりするので、まとめて案内が置いてあるJR由良駅に最初に行くのがオススメ。

JR由良駅横には北栄町観光案内所があり、コナングッズの販売があったり、声優さん、剛昌先生のサインなどが展示されたりしています。

コナン通りには、図書館で待ち合わせしている工藤新一とか、遊園地ではなく役場で取引をするジンとウォッカ、バイクで観光する平次と和葉とかがいて、かなり写真撮影が楽しいです。キャラクター単体で撮るのも良いし、ツーショットもいいし、ポージング大喜利しても良い。
今回は人が少なそうな午前を狙って巡りました。
像に触れるのは禁止ですが、人目が気にならないなら一緒に自撮りするのもアリ。私はしました。

青山剛昌ふるさと館

9時半オープンですが、9時に着きました。
外構もフォトスポットまみれだし、建て替えも決まっているので、見納めかもしれないとかなり写真を撮りました。
(調べてみたら新施設の供用開始は2027年でした。現施設にまた行きます。)
背中合わせのキッドとコナンの像や、少年探偵団のブロンズ像のほか、建物正面には車で来た阿笠博士もいます。とってもキュートな笑顔です。

オープン前にはコナンくんの音声案内が聞けます。
毎回律儀に「真実はいつもひとつ!」って言ってくれます。

ふるさと館内は、剛昌先生の生い立ちや、コナンで出てきたトリックの再現、原画展示などがあります。
隙間がないほどにぎっしりと展示されていて迫力がすごい。
剛昌先生、やっぱり絵が上手すぎる。一定期間で原画は入れ替わります。

ふるさと館には「マイスター認定証」があり、初級からプレミアムまで4段階のクイズに挑戦できます。全問正解すると認定証ゲットです。
クイズは館内をよく見れば答えられるもの。
初級から1日1回の挑戦で、マイスター認定証を提示すると、入館料が100円引きになります。私たちは2段階目の中級をクリアしました。

ふるさと館にはコナン探偵社というグッズショップが併設されています。
コナン探偵社はふるさと館店と鳥取空港店の2カ所。インターネットショップもあります。

GW開けに行ったので、グッズは結構刈り尽くされていました。
剛昌先生の絵柄のグッズが買えます。筆者はグッズ収集は積極的にはしませんが、ここのグッズはセンスも良くて財布のひもが緩みます。私はハンカチ収集マニアでもあるので、欲を言うなら、普段使いできそうなシンプルでかわいいハンカチを作ってほしいです。
コナン探偵社オリジナルのあぶらとり紙がお気に入りで、3個買いだめました。柄がかわいい。

巨大迷路

ふるさと館からすこし駅側へ移動すると、赤い壁の巨大迷路が出現します。
屋外なので、涼しい時間帯で人がすくない時を狙うのがオススメです。地面は砂なので、雨の日の次の日とかは気をつけた方がいいかも。


入場料を払い、折り紙をもらっていざ挑戦。4つのチェックポイントで謎を解くと、折り紙の折り方が分かります。
ちょっとしたストーリーもあるので楽しいです。
迷路外側の壁にはキャラクターのイラストもあって良いです。立ち絵ではなく、マンガ内から引用したイラストがキャラクター一人ずつ貼ってあります。赤井さんがいないので、同行者は残念がっていました。

去年も挑戦しましたが、迷路の謎やクリア記念にもらえる缶バッジの絵柄がか変わっていました。
缶バッジでもらっても使いどころなくて結構困るんですが、課題をクリアして「おめでとう」と声を掛けてもらえる経験って年齢を重ねるごとに減ってるんですよね。だから、たとえ迷路でもめっちゃうれしい。
あと受け付けのスタッフさんがなまっていて、”地域”を感じました。受付のおばちゃんかわいかったな~

青山剛昌ふるさと館の移転先が巨大迷路付近になっていたので、この辺も再開発の手が加わるのかな?


コナンの家 米花商店街

巨大迷路はこの米花商店街エリアの裏にあります。

工藤新一が返事をするインターホンやKonan's kitchen、喫茶ポアロのあるところ。
建物の外観は原作通りではありませんが、白いレンガのオシャレな雰囲気です。ここにもキャラクターが至る所に居ます。

Konan's kitchenがとくにお気に入り。
剛昌先生の絵柄のキャラクターがそこら中にいます。水色を基調にした店内でオシャレ。専用のカップもかわいい。
コースターがランダムなので、2人で4杯の飲み物をテイクアウトしました。
簡単にお目当てが来るほど甘い話ではないですね。ランダム文化なくなれ~~~。
ここに限った話じゃないけど、ここ周辺のお店では、お持ち帰りのときに有料の袋を購入できます。袋の柄がめっちゃ可愛いので、別に袋は必要じゃないのに買いました。

喫茶ポアロは食券制の食堂です。
メニューは、ナポリタンとか、カレーとか。喫茶店メニューあるあるって感じです。
カレーは辛いものが苦手な友人にとっては結構辛いカレーだったそう。安室さんレシピのサンドイッチもあります。食パン4枚くらいのボリュームがあります。
キャラクターカフェっていうよりも、コナンの内装の食堂ってイメージした方がいいかもしれない。
剛昌先生の直筆イラストが壁に飾られています。作品に出てくる警察全員を描いたイラストもあります。
ここまで訪れている施設全部に剛昌先生のサインやイラストがあるんですよね。マジで出し惜しみしない。サービス精神のかたまりすぎる。

改築する青山剛昌ふるさと館にカフェが併設されるそうなので、そことの差別化はどうするのか気になりますね。

レンタカーに乗って空港に行きます。もうすぐで最高旅が終わっちゃうよ~


鳥取砂丘コナン空港が最高


コナン満喫旅最後の地、空港。
”コナン”と銘打つだけあって、めちゃくちゃコナン。駐車場の目印もコナンだし、自動ドアにもロッカーにもイラスト。空きスペースがあれば、そこにはコナンがいます。冗談ではなく5歩進めばコナンです。
便数が多い空港ではないので、写真撮影は結構のびのびとできます。


空港にも沢山オブジェがあるのですが、オブジェを置く空間ごと世界感が作られているので、ほかのどこよりもキャラクターの”存在”を感じます。
お気に入りは、舞い降りるキッド様です。初めて見たときに悲鳴を出してしまいました。
眠りの小五郎や喫茶店で働く安室透さん、街の片隅にいる赤井さんも。

空港内には広い吹き抜けスペースがありまして、そこには砂丘にいるコナン君のトリックアートが書かれています。
トリックアートを書くためにこんなに広いスペースを確保したのか、広いスペースがあったからトリックアートを描いたのか謎ですが、注目すべきは吹き抜け2階にある「コナンキャラクターウォール」です。
吹き向け部分をぐるっと囲むようにキャラクターが紹介されています。
オシャレ現代人は壁を背に栄える写真を撮って承認欲求を満たすようですが、ここならオタクでも映え壁写真が撮れますね。ありがたいです。

空港内には他にもたくさん見所があるので、コナン好きならしっかり時間を取って来てください。コナン好きが決める楽しい空港ランキング第1位です。
赤井さんの撮影スポットは毎時00分にちょっとした映像演出があるので、見たいよ!という方は計画的にどうぞ。

空港にもコナン探偵社がありますので、グッズの買い忘れなどありましたらこちらで。空港限定グッズもあります。
空港の屋上階ににあるポストに投函された郵便物には、ここだけの消印が押されるサービスもあります。友人と探偵社でポストカードとペンを買って、メッセージを書いてお互いに送り合う遊びをしました。エッモ~~!



旅の終わり

ということで飛行機に乗り込みコナン満喫旅は終了です。1日目からハードな移動スケジュールで帰り道はほとんど寝ていました。
ちなみに帰りは、鳥取→羽田経由→新千歳→(実家のある札幌で一泊)→高速バスで自宅、というルートです。
住んでいる街から鳥取まで直線距離で1200km離れているので帰り道も結構ハード。北海道がでかすぎるし日本の端っこすぎる。

今回の旅を振り返って思うのは、好きなものがその土地で経済を動かしていることの素晴らしさです。
朝9時頃にコナン通りに着いたのですが、地元の人たちが沿道に花を植えていました。
コナンの施設には地元住民と思われる人たちが働いていました。
駐車場に並ぶ車は、多様な都道府県のナンバーやレンタカーばかり。年齢層も豊かな観光客がコナンのパンフレットを持って歩いています。

人気マンガの作者が生まれた街は、激レアにせよ日本全国には何カ所かあるものです。それでも、地元の人が観光客を受け入れ、街を盛り上げようとする姿を見て、熱くなるものがありました。
生きるためには働かなきゃいけないし、仕事がなきゃいけないし、街が活気づいていないと、仕事は生まれません。
推しコンテンツが雇用を生み出していることに喜びを強く覚えました。
私が街作りにちょっと携わる仕事をしているからかもしれないですが。

USJでは、コナンが大好きな人から、ユニバに来てみたらコナンコラボがやってたから参加する人まで、広い層がコナンの世界を楽しんでいました。
ユニバーサルスタジオジャパンは人気アトラクションの終了が発表されて悲しい側面もありますが、日本が誇るゲームやアニメ・マンガの聖地として独自路線を開拓し続けてほしいです。
来年も期待してます。多分秋にも来ます。

自分の好きなものが、まわりから愛されてることに幸せを感じるタイプなので、大変心が満たされました。ありがと~!

同行者にも感謝です。財布を忘れる大ポカをしても優しいし、率先して予約や手配、謎解きを先導してくれる頼もしい友人です。

秋にはJR西日本が主催する名探偵コナンミステリーツアーがあることでしょう。去年はミステリーツアーに参加し、北九州と下関を巡りました。
もしコナンのオタクをしてなかったら、北九州にも下関にも、鳥取にも行くことは無かったと思います。

名探偵コナンのおかげで沢山素敵な経験が出来ています。
名探偵コナンありがとう!青山剛昌先生ありがとう!関わってるすべての皆さんありがとう!

これから初めて鳥取県コナン聖地巡りするよ、という方にはあまり参考にならなかったかも知れませんが、北栄町に行ったオタクがこんなに幸せになったよ、ということが伝われば嬉しいです。
是非行ってみてね!




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