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YOASOBIを求めて北の大地へ②

↑前回の続き。

2日目。
私は目覚めが良い。『コクリコ坂から』の朝ごはんの歌を聴きながら起きる。起きてからすぐに準備をして、7時頃ホテルを出る。朝風呂は諦めた。
電車に乗ったときに、昨日zeppで買ったドリンク×2を部屋の冷蔵庫に忘れたことに気がつく。部屋内を何周もして忘れ物チェックをしたけれど、冷蔵庫の中は見忘れた。まだ引き返せる距離にいたが、ドリンクを持ち歩くのは重いかも、と諦めることにした。

今日は小樽に向かう。
本当は函館も行きたかったが、遠いので諦めて、小樽一本にしぼった。
早めに出たので、札幌を少し観光する。
出社するサラリーマン達についていくと、市役所についた。時計台はマップを頼りに辿りついた。
相変わらず雪道(整備済み)を歩くのは難しく、イヤホンなんてとてもできない。早朝の北海道は空気が綺麗で、たくさん深呼吸した。

雪まつり前なので、少しだけみれた杉本↓

真正面は撮れず


さて、満足したのでいよいよ小樽へ。
しかし雪により電車が遅延する。アナウンスに従いホームを行き来するが、最終的に諦めて、ホームをひとつに絞って座り込む。
荷物が……。
荷物が重い。肩に食い込む。スーツケースにすれば良かった。
鞄はオリーブデオリーブのキャリーオントート。キャリーオンなのにキャリーがない。
白いキルティングに一目ぼれをして購入した。画像はない。

待っていると電車がやってきたので、乗ることができ、小樽に着いた。
さっそく三角市場へ。
目星をつけていたお店で朝食をいただく。このためにホテルの朝食ビュッフェを無しにしていた。本当はトリトンという寿司屋に行きたかったが、とても混むらしいので諦めた。それに交通的に厳しかった。

海鮮丼は美味しかった。
だが、食べている最中に私は生魚がそれほど得意ではないと気づく。エビやサーモンは好きだ。マグロも食べられる……と思っていたがマグロはアボカドの助けがあったから今まで食べられたらしい。
ホタテも好きだ。でも生より焼いたほうが好き。初めて食べた貝紐は無理だった。
北海道の新鮮な魚介をこれでもかと乗っけた丼。分厚く切ってあり、魚好きには堪らないだろう。
私は新たな発見をしながら、醤油とワサビで誤魔化しながら食べた。

入口までの坂が辛い
贅沢…

さて、このあとはクルーズだ。事前に予約をしていたのだ。
わくわくしながら、小樽の街を歩く。
川に着き、クルーズ船に近づくと「本日運休」の文字が。まさかと思いメールを確認すると「雪の影響で休むよ」と連絡がきていた。私が海鮮と格闘しているときに。お金はまだ払っていなかったので、なにか他のものでも買うか~とトボトボ方向転換した。

良い天気
ちょっと凍っている


雪はやんでいたが積もっていた。
私のほかに、アジア系の観光客がたくさんいる。私は観光客に混ざりながら川沿いを歩いた。お昼はルタオでチーズケーキを食べる予定だった。まだ時間があるので、オルゴールの店を片っ端から覗いていく。
最初に入った店で、YOASOBIの夜に駆けるのオルゴールを発見する。昨日生で聴いたなぁと懐かしむ。
オルゴールのほかにストーンの店があって見応えがあった。

みんな撮っていた時計


六花亭でバターサンドを買い、ルタオの店へ。1階で売られている商品をみたあと、2階のカフェへ向かう。しばらく待つだろうと覚悟していたが、あっさりと通された。
念願のチーズケーキを食す。チーズケーキ好きなので美味しかった。紅茶も美味しかった。茶葉が売っていたので買えばよかったと後悔する。

右上のドリンクが美味しい


本当はニシン蕎麦も食べる予定だったが、お店が激混み&空港でラーメンを食べる予定だったので諦めた。思ったより時間に余裕があるので、来た道を戻る。せっかくなので最初の店でYOASOBIのオルゴールを買おうと思い、行ってみると閉まっていた。いや、昼休憩だ。14時に再開予定だったので、のんびり待とうとしたら吹雪いてきた。
薬局や他の店をはしごし、14時ちょうどにまた行くと開いていた。無事にオルゴールを買い、電車で空港へ向かう。
1人だと予定がどんどん進む。ちなみに、暇なのでよく家族にラインしていた。

千歳空港に着き、これも前もって調べてあったラーメン屋へ向かう。
えびそば一幻である。混むようなので、早めに向かう。はたしてどれくらい並んでいるのだろうか。
そっと店内を覗くと、店員と目が合う。店内(というよりスペース)は賑わっていた。なんて聞かれたか忘れたが、「ひとりです」と言って入った記憶がある。空いている席に通された。
待ち時間はなかった。
席は狭く、鞄を置くことしかできなかったので上着は腰に巻いた。
オススメを聞くと「えびしお」だと教えてもらった。注文してから、より濃厚なえびを楽しむには「えびみそ」のほうが良かったのではないかと思い始めた。注文をし直す勇気はなく、えびしおを食べた。
美味しかった。こんなにえびのラーメンって美味しいのか。普段はラーメンの汁をほとんど残すが、半分以上飲んでしまった。

いつかえびみそも食べたい


大変満足し、土産を買いに行くことにした。
旅行会社から貰った5%offの紙を握りしめ、とうきびチョコ(プレミアム)と北海道ラーメンセット、ルタオのチョコ×4、金カムコラボの饅頭を購入。小樽で買ったバターサンドは家族分×2、兄夫婦分、友達分、友達のお母さん分だ。
お土産代がすごい。しかし普段引きこもっているので、お土産はたくさん買ってしまう。次いつ来れるかわからないので。

ちなみにディズニーに行ったときは家族へ1人1缶ずつクランチチョコを買った。(引かれた)

さて、搭乗時間までしばらくある。もっと混むと思って早め早めの行動をしていた。
私は空港内をさまよった。
フードコート的なところに出た。ジンギスカンがある。空港内には北海道の有名店が集まっているので、空港だけでグルメ系を制覇できることに気がついた。
それから千歳空港の歴史の展示をみる。資料館みたいな雰囲気が好きだ。
ソファに座ってぼんやりしていると、やっと搭乗時間になった。
鞄の重さをはかると2キロほどオーバーしていた。重そうなものを上着のポケットに入れても変わらない。諦めて、鞄を預けた。
スーツケースに紛れてごく普通の鞄が去っていく。

私は北海道とお別れした。
最初、雪の上を歩けなくて、生きていけないと絶望した。しかし2日目にはスマホで動画を撮りながら歩けるようになった。
(歩きスマホは駄目。周囲に車も人もいない状態で数歩だけ)
小樽以外もまわれたな、とかニシンそば食べたかったな、とか改善の余地はあった。本当は、北海道事態に行くか迷った。未知すぎて。

しかし1人で飛行機に乗れたことで、なんとかなることを知った。
YOASOBIのライブに行こうと思わなかったら絶対に体験できなかった。

なぜ今2月の旅行記を書いているのか。それは、今も引きずっているからだ。このままだといつまでも忘れられない、とnoteに書いて昇華することにした。

帰りは東京から地元まで新幹線だ。(東京駅内を爆走した)
最寄りに着き、車で迎えてもらって家に着いた。
猫を抱きしめ、布団に入ったところでやっと家に帰った実感が湧いた。

ちなみに私は仕事に行くときも遊びに行くときも文庫本を必ず持っていく。今回の旅も、待ち時間や電車の中で本を読んだ。
十二国記シリーズを2冊持っていった。現在、シリーズを読破している。おすすめのシリーズだ。記憶を消して最初から読みたい。

『風の万里 黎明の空』の上下巻を持って行った。にも拘わらず、空港内の本屋をチェックした。


明後日の2月4日(日)はking gnuを求めて福岡へ行く。
ハードスケジュールだ。









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