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私が新しく従業員を雇用した際に全員に直接伝える事。

こんにちは。

コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、今月も私の会社に1人入社してくれることになりました。

私の雇用条件はかなり厳しいので、人が揃わない限り事業を拡大するつもりはないのですが、今回雇用した人が定着期を迎えたタイミングで、事業拡大を計画しても良いかな?と考え始めています。

そんな私が入社してくれる人に直接伝えることがあります。それは、「甘え上手になってね。」です。

甘え上手と言うのは、「楽な仕事のやり方を見つけてね」とか「チームワークを大切に!」とか全部ひっくるめた意味で、私が一番しっくりくる言い方です。

一つに、私が起業するまでに様々な企業で働いた経験から、与えられた役割と焦点の合っていない頑張りをしていて、本来こなさなければならない業務をおざなりにしてしまう人を多く見てきました。

そんな人たちを見るたびに「やりたくないことから逃げやがって!」とか「自分がやりたいことだけやりやがって!」とか「楽することしか考えないなら役職を降りろ!」とか、いちいちわざわざイライラしていましたww

自分自身が起業するにあたって、人を雇わなければならなくなった時に、そう言った経験に該当するような人を雇いたくないと強く考えました。

たぶんこれは、どんな企業の経営者も同じ意見だと思います。

そこから、いろんな人が就職してくれて、いろんな人が辞めていきました。

それは私にとって成功と反省の繰り返しでした。

中には、「あなたの求めることは給料に見合わない!」だとか、「私はそこまでの仕事はやりたくない!」とかの人が辞める際特有のパンチをお見舞いされてきましたww

そんなときに「甘え上手になってね」と言う言葉を思いついたのでした。

それは従業員全員に言いたかった事を端的に伝えることのできる言葉でした。

「自分自身が甘えて良い仕事と頑張らなければならない仕事を考えて」

「自分のスキルじゃ出来ない仕事をフォローして貰えるコミュニケーションを欠かさずに!」

「言いたいことがあるなら、我慢して感情論を上乗せして言うな!」

こんなことを読み取って貰える従業員が多かったことも会社の財産となっています。

毎日毎日、張り詰め続ける仕事は楽しくないし、何よりも家庭や後輩に厳しく、優しくなくなると考えています。

実際、私もそうでした。

仕事はプライベートの為にやることだし、仕事は人生最高の暇つぶしだとも思っています。

そんなこと程度の事に心を痛める必要なんてこれっぽちもないと思います。

だけども、そう考えない人も多くいます。

どちらが正しいとも思いませんし、白黒はっきりさせる事でもない、多様性の話なんだとも考えています。

そんな時、仕事でもプライベートでも「甘え上手」な人ほど、人を惹きつけ人生を有意義に過ごすことが出来るのだと確信しているからこそ、せめて私の会社の従業員には、仕事上で上手に甘えられる人が多くあって欲しいと思うのです。

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