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【札幌Day2】いかにして投了させるか【カビゴンLO】

割引あり

炎上しそうなタイトルに吸い寄せられた皆さん、こんにちは。本記事の要旨は以下の通りです。

■CL札幌にてカビゴンLOを使用し、7-2 3-2 トータル10-4の成績を残した
■カビゴンLOでもっと良い成績の人が複数人いるので、構築や対面ごとの立ち回り等はあまり詳しく解説しないし、あまり価値はないと思われる
■両負けを回避する事には自信があるので、そこをメインに解説したい。これはLO以外を使う上でも役立つ部分があると考えている
■Day1で鬼のように遅延されたけど最終的に投了をもらった

目次を見て面白そうだな~と思った部分だけで是非みていってください!
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以下、
・敬体常体入り混じります。
・一般的に「カビゴンLO」と呼ばれるデッキタイプを、「ゴンLO」と略して表記します。

【①はじめに】

改めまして、本noteをご覧いただきありがとうございます!東京でポケカをしているうしろ(@U4roo)と申します。数年前までは毎月のように交流会や自主大会を主催していましたが、仕事の都合などもあり最近は年に1,2回ほどの開催となり、ポケカをプレイする時間自体もセーブしています。

先日行われたCL札幌にてDay1 7-2、Day2 3-2のトータル10-4の成績を残すことができ、初のDay2進出となりましたので備忘の意味を込めてnoteを書くことにしました。

2024シーズンは下記の通りボロボロ、ポケカ人生を通じても突き抜けた成績はありません。

<2024シーズン>
S1:ロストギラティナ 1-2 圏外
S2:ミライドン 1-2 圏外
S3:ゴンLO 4-1 9位
S4:ピジョットコントロール 4-2 圏外
※4-2でオポ落ちって書く人マジでダサいんでやめた方がいいです

CL札幌:ゴンLO 10-4

<過去シーズン>
2021シーズン:JCS 6-3 グレイシアVMAX
2022シーズン:CL京都 6-3 グレイシアVMAX※配信卓2敗
2022シーズン:JCS 6-3 アルセウスギャラドス
2022シーズン:シティ優勝 ハピナスミルタンク

見てわかる通り、明らかにTier外のデッキを使った方が成績を残せています。「Tier外のデッキを使って勝てている!」と言えば聞こえはいいですが、要はTier1を握ると相手との練度の差が出てしまい勝てないというだけですね。ポケカ下手なのでわからん殺しでなんとか勝てないか模索しているだけです。

構築についてや立ち回り等も書いてはいますが、自分のための備忘的な要素が強いです。他にもゴンLOで成績を残した人は複数いるはずなので、ゴンLOを深く理解したい人はそれらのnoteを探してみてください。
ただ、ゴンLOなどの著しく時間がかかるデッキを使用する際に、相手に投了をもらいやすい立ち回りについては他のプレイヤーに負けていない自信があります。本記事はその立ち回りについての紹介がメイン部分となりますので、ぜひ「いかにして投了させるか」を読んでいただければと思います。

<過去記事>
以下は過去に書いたnoteです!「RTするか/購入するか」の判断材料にしてください!!!!!

【京都CL完走】ぶっつけパチラブホ寝坊グレイシア【配信卓2回】https://note.com/ushiro_glaceon/n/n2e8bd60c361c

京都CLに向かう新幹線で慌ててホテル予約したらラブホ、前日にパチンコ打って酒飲んでら寝坊し、受付終了間際で何とか滑りこむ。前日と同じ服を着て髪の毛爆発した状態で配信卓に2回も呼ばれてしまった話です。

【シティS6優勝】~雑魚プレイヤーがいかにして勝つか~ハピナスミルタンク【投げ銭方式】https://note.com/ushiro_glaceon/n/na3f8a927e9c9

ポケカ下手で調整時間も多く取れないプレイヤーが結果を残すための考え方について書いた記事です。


【②:デッキについて】

DAY1、DAY2でデッキ変更はしていません。本当はまけんきチョッキをゴージャスマントに変えたかったのですが、一緒に参加していたメンバーが誰も持っていなかったので変えられませんでした。DAY1終わりに買いに行くことも出来たのですが、翌日DAY2が控えているとは思えないほど遊んでいたので買えませんでした。DAY1は26時にホテル着、27時就寝でした。

<採用カード>

特筆すべきカードのみ取り上げます。

■ロトムV 2枚
長い間1枚で回していたが、1度2枚にした後は1枚に戻せなかった。スタートして嬉しい(他のデッキに偽装ができるため)カードであるし、竿を1枚にしている都合上1度倒されると復活するまで時間がかかってしまうので、2枚がアツい。展開札が本当になにも引けないのに無駄にロトムが2枚あった試合では、魂のロトムボタンループをキメて体制を整えたこともある。

■ピジョットV 1枚
山が切れなくなるのでリソース管理を楽にしてくれる。てちょうシマボシエール団ループでも山札を切らさない事ができるが、シマボシでちんたらやってると時間が切れる。DAY2でもルギア相手にきえさるつばさを30回ほど宣言して勝った。ロトムには初手のペパーで雑におまもりを貼ることが多いので、封印石要因としても無くてはならない存在。

■ミミッキュ 1枚
抜いてる構築も見かけるが必要。おはやし笛登場前まではV、ex主体のデッキに時間をもらう為のポケモンだったが、おはやし笛やエリカ、マンタインと組み合わせることで盤面をV、exで埋めて完全な詰み盤面を作りに行くことも出来る。CLではミミッキュの突破手段に乏しいミライドンが多かったので活躍した。

■マンタイン 1枚
こちらも不採用構築を見かけるが個人的には抜けないカード。1ターンでも早く縛れるポケモンをベンチに出して楽に戦いたかったので採用した。ルギアデッキ相手にアーケオス無しでベンチを埋めたときは脳汁出た。このカードを採用することで相手のたねポケモンの安全地帯はロストゾーンだけになる。

■ともだちてちょう 2枚
リソース管理が下手なので本当は3枚入れたかった。サイド落ち確認で真っ先に確認するカード。サイドに落ちてなければ1枚目は雑に使う。2枚目はエール団シマボシを使ってから。

■おはやし笛 3枚
大会通じてとことんヒットしないバカカード。ただヒットした数少ない場面がルギア対面の未来デブだったりするので減らせない。ルギア対面では時間が無いのでさっさとデブや魚を引き抜きたいが、プライマルターボをたくさん使われた後でないとヒットしにくいというジレンマ。前日まで4枚入れたかったが、3枚で十分。苦手対面だろうがうまいプレイヤーだろうが笛でピーヒャラしとけばだいたい勝つ。

■いれかえカート 1枚
回復用で使うことはあまりない。前で突っ立ってるロトムを逃がしたり、マンタインや締めのイーユイを前に出すのに使う。グッズ故ペパーでサーチできる上、サポ権を使わないのが優秀。手札にボタンが無いが前を逃がしたい、という場面はかなりある。一時期2枚採用していた。

■すごいつりざお 1枚
エール団がある上、場持ちがいいポケモンばかりで盤面を維持することにはあまり苦労しないデッキなのでポケモンの回収効果はおまけと言っても過言。サイドに落ちると炎エネを戻すのが非常に面倒なので落ちないでほしい。

■まけんきチョッキ 1枚
100%ゴージャスマントでいい。今ゴンにゴージャスマント入れてない人、全員バカです。ウッウのおとぼけ、イキリンコのきあいをいれるより耐えるべきものがあるだろバカ。ドラパルトexってカード知らず??飲みに行く前にバトロコに買いに行けバカ。

■ボタン 3枚
本当は4枚いれたいが枠の都合上3枚。

■ビワ 3枚
使う時々で野盗と枚数が入れ替わる。どちらかというと野盗3枚目のほうが好き。ロスト系統にこのカードを使うときが一番生を感じる。

■野盗三姉妹 2枚
札幌では2枚。制限時間がある都合上、相手の山を削りながら逃げ材を削れるこのカードのほうが好き。(ナンジャモなどを使われることを考慮すればビワも実質的な山札削りカードではある)ロスト系統にこのカードを使うときが一番生を感じる。

■ボスの指令 2枚
ウンキャ4枚じゃ呼び出し札が足りない。
当然だけど他にサポートがなく、手札にウンキャとボスがあるときはボスから使うこと。

■エリカの招待 2枚
絶対に2枚。下手なのでさっさと縛れるポケモンを呼んでイージーウィンしたい。1枚サイド落ちしているだけでも苦しくなるのに、1枚採用でサイド落ちした時のことなどとても考えられない。6-2で迎えたDay1最終戦魂のミラーでは相手がエリカ1枚採用だったことが勝負の決め手となった。ビワの次のターンで使うことが多いが、たねポケモンが手札に居続ける保証は無いので、相手の手札があまり多くなくてもヤンキーエリカをプレイすることもある。笛と一緒で意識外からひっぱり出すのがいっちゃん強いて。

■ピーニャ 2枚
ルギアを強く意識しての2枚採用。どっちかというとルギア対面は神殿で動きを止めることの方が重要だと思っているが、ただ止めているだけだと不意のスタジアム、スイーパー等で全てが終わるのでエネを割る。ゴン対面わかり手ルギアはエネを散らさないので複数枚トラッシュはあまりできない。実質改ハン。ほな改ハンでええか~~~再利用しやすいしやっぱピーニャで。

■シマボシ 1枚
リソース管理下手なので2枚入れていた時期もある。枠があるなら2枚欲しい。

■シンオウ神殿3枚
本当は4枚入れたい。でも4枚入れてもルギアに負けるときは負ける。ミライドン対面のダブルターボなど、ルギア以外でも刺さる場面は多かった。

<採用検討カード>

■ゴージャスマント
このドラパ環境でおまもり込み200意味ないって(笑)
2パンされてサイド2枚とられたとしてもマントついてないカビゴン2ターンで2枚とられたのと同じだろバカ というかむしろカビゴン1体で済んでる分得だろバカ

■ガチグマex
殴ること考えるならピジョコンでボタンループしたほうが強くねえ?

■クチート
浅すぎてサナ対面以外で入れる理由がわからなかったので入れなかった。ピジョットコントロールに入ってるクチートは理解できる(というか入れてた)。クチートであまいわなを使うことで、ボスで他のポケモン呼ばれても逃げられない状態が解除されない。なのでロトムが守られやすい~ってことだと思うけど、あまいわなを使ったターンはそくせきじゅうでんできない。ということはあまいわなを使うターンにロトムがベンチに出ている必要はない。ということはロトム置く意味もない。ということはカビゴンでよくないすか?最序盤のロトムまだ置きたいっていうときに使うのかな?でも序盤だと縛れるポケモンいないしクチートで技を使う要求も高くないですか??CL札幌11-3以上のクチート入れてるゴンLO使い、レクチャー願います。

■ハンディサーキュレーター
テキストが好きで別のデッキでは使いまくっていた。とくにおまつりデッキのミラーにおいてはカミッチュに貼ると相手が2エネ貼らない限り1回しか攻撃できなくなる最強カードの認識。HPを増やす方が重要だと思っていたが、他のレシピには採用されており、ルギアのエネを1匹に集約させるプレイに対してエネを動かすことでピーニャのパフォーマンスを上げる使い方は有意義だと思った。

<各対面での立ち回り>

エアプの意見です。ご指摘は優しくDMまで(@U4roo)までお願いします。
有利不利は相手のゴンLO対面の練度及びお互いのスタートポケモンによって大きく変化します。

■ドラパルトex 6.5:3.5 有利
逃げ材が少ないのでマナフィかロトム縛って終わり。
回収サイクロン1回ぐらいは余裕で対応できる。手札にそのまま残るならエリカ、ハイボで切るならマンタインできるよう準備。スイーパーがそれほど採用されていないのでカモポケモンがロストに行きにくいのが嬉しい。当日は入れ替え採用ドラパや、回収サイクロン+シマボシ構築に2回も当たった。

■ルギアex 2.5:7.5 不利
相手の練度にかなり左右される。徹底してエネをつけるポケモンを1匹に絞られると厳しい。ロトムを取られるまでにカビゴンを複数体置き、神殿下で置物になるポケモンを呼び、ロトムを倒される前に回収できれば勝利が見えてくる。いやできるかぁ!

■ロストバレット 8:2 有利
ビワ野盗ビワ野盗おわり。キュワワーが1匹でも出た瞬間負けない。
ロストバレット側の正解の立ち回りはトドロクツキexでくるいえぐるを4回使ってサイドを4枚取らせ、ツツジでバグらせること。ちなみにピジョコン相手にこれやると余裕でサイド取りきられて負ける。あくまでゴンLO対面の話。

■ロストギラティナ 6.5:3.5 有利
ビワ野盗ビワ野盗おわり。ギラティナ単で来られるとしんどいがたねポケモンがいっぱい入ってるので何とかなる。先攻でロトムスタートしたときは1ターン目に他のポケモンを出さない。事故ったと勘違いしてウキウキでキュワワーが出てくる。

■パオジアンex 6.5:3.5 有利
ビーダルを呼ぶとプラキャとコロンしか解決札が無いので勝つ。その2枚もビワ野盗で消えていくこともしばしば。ビーダルが呼べなくてもセグレイブを呼べば時間ができる。パオジで非エクの200を殴り続けるとリソースがキツイ。ビワスーエネあざした。

■ハピナスex 7:3 有利
ミミッキュで詰ませてもマシマシラをキャッチしても。超エネ入ってたら負けでいいです。

■サーナイトex 2.5:7.5 不利
マナフィを呼ぶゲーム。クチート入ってないので勝てない。頑張ってマナフィを呼んでもフトゥーで消される。マナフィ呼んだ後もエリカを抱え続けていつでも呼び出せるようにしておこう。なおうまいプレイヤーは別のポケモンを置けるorスイーパーでマナフィを消せる状況になってからフトゥーで回収してくる。負けで。

■ミラー 5:5 対等
一刻も早く炎エネイーユイを完成させる。相手の山を掘る速度が速いときは2エネ貼って殴る。倒す前にボタンで回収されるが、その後前に出てくる要求が高い。てちょうシマボシエール団先にトラッシュした人勝ちゲーム。

【③:当日のマッチアップ】

Day1 7-2
✖サーナイト
〇ツキツキ LO
〇ルギア LO
〇ドラパルト LO
✖ミライドン
〇ギラティナ LO
〇ミライドン 投了
〇ドラパルト 投了
〇ミラー LO

Day2 3-2
✖ルギア
〇ミライドン 投了
〇ルギア 投了
✖ドラパルト
〇未来バレット LO

<Day1>

R1:✖サーナイト 山残り4枚ぐらい
ラルトススタート、笛でマシマシラキャッチ。呼び出すも60点が痛く削られていく。盤面を殴れるor逃げられるポケモンで埋められて負け。

R2:〇ツキツキ LO
小ツキスタート。CL初挑戦でLOとの対戦経験がなかったようで、ゲッコウガが出てきて縛れたがプライムキャッチャーといれかえカートを使われた後にダークライVが出てきて横転。しかしポケストップでダークライVSTARが落ちてそのままLO勝ち。サイド的にグッズ回収されても勝ってはいたがさすがに冷や汗。札幌のおいしいお店沢山教えていただいてありがとうございました。

R3:〇ルギア LO
未来デブスタート。シンオウ神殿が割られた返しにシンオウ神殿を貼りなおすなど盤石なプレイができる。しかも笛で2ヒット。LO勝ち。2枚目のスタジアムがほぼデッキボトムに沈んでいて終盤まで何もできていなかった。運だけの勝利。

R4:〇ドラパルト LO
ドラメシヤスタート。各種旧裏時代のサプライを揃える大先輩プレイヤー。
中盤釣り出したポケモンが回収サイクロンで手札に。返しのターンでエリカで呼び出し、その後シマボシ裏裏で勝ち。ナンジャモが2枚手札に残っていましたが、勝ち筋が無いとのことでLOに付き合っていただけました。ありがとうございました。

R5:✖ミライドン
シャリタツスタート。こちらはミミッキュスタート。なぜかドラパルトと決め打ちしてしまい、手札のイーユイを出さず番を返す。サンダーに3枚エネがついて負け。イーユイを置いてもプラキャイーユイまでは見えていたからどの道負けていたとは思うが普通に浅浅。この試合で3-2となりましたが、対戦相手の方とはDay2で再会できました。

R6:〇ギラティナ LO
ギラティナスタート。こちらはロトムスタート。先1内心ウッキウキで何もせずそくせきじゅうでん。キュワワーが出てきてキャッチ。そのまま釣り続けて勝ち。

R7:〇ミライドン 投了
イキリンコスタート。一生きあいをいれられる。流石に負けず。
野盗でいれかえカートが1枚落ちたのも大きかった。フトゥーが入っていないデッキに対しては相当楽ができる。投了後に初のサンダープロモ獲得に対してお祝いの言葉をもらいました。ありがとうございました。

R8:〇ドラパルト 投了
問題の試合。
着席した瞬間握手を求められ、試合前の会話も進み和やかなムードだった。いい人だと確信していたので詰み盤面を作れれば早めに投了をもらえると思っていた。

しかし対戦開始してカビゴンを見た瞬間表情が一変。恐らく逃げられないポケモンを縛られてカビゴンのみの盤面にされると勝ち筋が無い構築だった(60枚見てないので確証はありません)と思われる。まるで最初から両負けを狙っているのように1ターン目からプレイが遅い。ボールやペパーでサーチ対象を選ぶのにも物凄く時間をかけ、シャッフルもかなり入念に行う。対戦前のコミュニケーションが嘘のように笑顔が消え、こちらの宣言に対しても非常に不愛想に対応される。

試合中盤、そのままの状況だと両負けになる確率が非常に高く焦っており、相手のデッキをカットしている際にデッキトップが1枚めくれ、ドラパルトexが見えてしまう。サイドペナルティも覚悟しつつジャッジを呼び状況を説明。すると対戦相手、ぶっきらぼうに

「カード見えたって言ってますけど、多分見えてないです。延長3分とかもいらないです」

とジャッジに伝える。この言葉から「延長3分をもらう為に意図的にプレイエラーを起こしただろコイツ」という言外の主張を感じ取った。カードは券面全体が見えるほどはっきりと表になっていたし、このプレイエラーよるサイドペナルティの影響で負けになるなら悔しいがそれもまた仕方なし、と考えていたのだが。

早々に詰み盤面を作っていたが、最終的に残り3分ほどで山約30枚を残して投了をもらう。プレイングにかけた時間は主観になってしまうが、1:3、対戦相手が自分の3倍ほどの時間を使っていたように思える。
※相手の遅延で試合が長引き、投了をもらわなければ絶対に試合が終わらない、そんな状況の中で投了をもらうべくどのように動いたかは後述してます!ぜひ有料部分をご覧ください!!!

投了後に握手を求められ、なんだコイツと思いながらも応じる。
「すいません、遅延みたいなことしちゃって・・・悔しくて・・・」
※原文ママ

遅延みたいなことではなく、遅延そのものですよ。

R9:〇ミラー LO
激アツマッチ。スタートポケモンは失念したが、対戦スタートの時点でミラーマッチだと判明しお互い頭を抱える。序盤からねたみこがすの打ち合いになり、キーカードの落ち方は五分五分。てちょうが落とされた返しにてちょうを落とし、シマボシを落とされた返しにシマボシを落とす。終盤残りの山がお互い10枚以下の時点でお相手が「これ裏呼ばないとダメか~」と発言。実はこの時点でこちらのボタンは全てトラッシュにあり、サポートを戻すカード、山札を回復させるカードはすべてトラッシュにあった。そのため手札のカビゴンを呼びだされた時点でねたみこがすが宣言できなくなり負けとなる状況であった為絶望。しかしエリカは使われず、山を回復するカードも使われることなく最終的にお相手は山札2枚の状態でねたみこがすを宣言。返しにねたみこがすでLOして勝利。お相手はエリカ1枚採用でサイド落ちだったとのこと。

対戦相手の方に、「お兄さん多分1回戦ったことありますよ」と言われる。よくよく聞くと3月の大学対抗戦で対戦した相手だった。ちなみにその時はイダイナキバLO対ゴンLO。仲良しかて。ツイッター聞けばよかったです。note読んでたら連絡ください!

大学対抗戦はゴンLOのコスプレで出場してました
ボタン @Haku_Minato 掲載許可済み

<Day2>

R1:✖ルギア
後1でイーユイが逃がせずおまもりをつけてそくせきじゅうでん。
先2アッセンブルジャミングタワーストームダイブでイーユイ気絶。
ロトム単騎になり、ポケモンが出せないためボタンで回収してたね切れ負け。

R2:〇ミライドン 投了
ロトムVを早々に倒される苦しい展開。ベンチをV、exで埋めてミミッキュで詰める方針で行くが、笛がヒットせずミュウを置かれる。おまもりミミッキュに対しスイーパー+ゲノムハックを宣言されほぼ負けたと思いきや、シンオウ神殿が出ており技宣言が無効化される。そのまま番が帰り、手札にあったヒーローマントをつけたところで投了をいただく。対戦前から最後まで終始さわやかなナイスガイでした。
シンオウ神殿が出ていてゲノムハックが使えないことに両者気づいておらず、たまたまそばで見ていたジャッジの方に指摘していただきました。ゴリゴリのタメ口だったのが気に障りましたがありがとう。

R3:〇ルギア 投了
お相手の手札が芳しくなく、ゆっくりとした試合展開。アッセンブルされずにベンチ4匹の状況でマンタインでベンチを埋めアーケオス登場せず。手貼りだけで何度か攻撃されるが、ピーニャてちょうシマボシエール団ループでエネを割り続け投了をいただく。この試合はきえさるつばさを30回以上宣言した。宣言忘れた瞬間負けるので緊張していた。
初手の手札状況を見てすぐに負けると思っていたらしく、終わったらタバコいきません?と言われました。対戦前にタバコ誘われるのは初めての経験でした。タバコ吸う時間作れないデッキですいません・・・。

R4:✖ドラパルト
詰み盤面作るがシマボシ1表回収サイクロンデッキトップていさつしれいで負け。終始クールな方でしたが、シマボシの時だけテンション爆上げでかわいかったです。裏裏なら詰みだったとのこと。

R5:〇未来バレット LO
スタートカビゴンとテツノカシラ。相手に動きがあるまでロトムは出さない方針でカビゴンを複数体並べる。お相手に解決できそうなカードは見えず、デッキが切れそうなタイミングでナンジャモを宣言される。150ターンほどプレイした後LOし勝ち。超エネが入っておらず、最初の時点で詰みだったらしい。詰んではいたが、こちらがロトム等負け筋になるカードを出すことに期待して最後までプレイと続けたとのこと。

あのさあ・・・




番返す速度鬼早だったので全然苦じゃなかったです!対戦ありがとうございました!!!


トータル10-4 10x位でフィニッシュ

【④:いかにして投了させるか】

本題です。なお以下は時間切れで両者敗北となるスイスドローに限定しての話になります。
(サイド差決着するトーナメントの場合、その行為の是非を無視するならばサイドをとるデッキにとってはスロープレイが最適解となるため)

<前提>

ゴンLOは決して相手の投了によって勝つデッキではありません。試合を終わらせられることが大前提です。ロングゲームになりやすいゴンLOを使うプレイヤーにはプレイスピードを極限まで早めることが求められますし、1試合で12分30秒以上プレイしてしまったことが原因で両負けしそうな場合はゴンLO側が投了すべきです。そもそもそれができないのであればゴンLOを使うべきではありません。

その一方で、両負けするかどうかが相手によって大きく左右されることもまた事実です。ゴンLOは環境に一定数いるもののその数は多くなく、デッキを回すことのできるプレイヤーも少ないことから、公式大会で初めて対戦する、という方も少なくないはずです。また、行動を阻害されながら戦うという、殴り合ってサイドの取り合いをする通常の試合とは全く違った戦い方が必要になります。その都合上、どうしても対戦相手が長考してしまって対戦が終わらない、という状況はありえます。

プレイスピードを極限まで早め、制限時間内に勝利条件を満たす/満たされるのが前提で、対戦相手側の要因によってどうしても試合が終わらない時、初めて投了を促す行動をとるべきです。

なお、投了を直接的に促すことには厳しいペナルティが課せられる可能性がありますのでご注意ください。

<序論>

制限時間内に試合が終わらない状況下では、「投了してあげたい、投了しなければ申し訳ない」と思わせることが必要になります。

Day1に関してはルールの都合上、両負けのデメリットが一切ありません。
Day2についてはオポネントが順位に関わりますが、3敗してしまうとトーナメント進出はもちろんJCS権利も得られないため、2敗同士の場合はDay1同様両負けするデメリットがほぼなくなります。

「投了しないことで、逆に相手が投了してくれるかもしれない」というインセンティブ(動機)を、それ以上の「投了してあげたい、しなければ申し訳ない」という感情で上回らせる必要があります。

<最も大事なこと>

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