見出し画像

農園うしお(7月下旬号②(ピーマン))

こんにちは!

  毎度、家庭菜園ネタの方が熱量が上がる牛尾です!

 毎年ですがこの時期は、週末の休みはほぼ草刈り&畑作業、ときどき地域の出事(自治会・お寺・お宮…etc)、そこから空いた時間で子どもの相手…と、なかなかハードな時期です。バテてぶっ倒れないようにしないといけません。

 米の方は、やはり今年はカメムシ害が多く出そうな感じがしています。うちの米は減農薬米なので、限られた範囲内(種類や回数)では農薬で対処ができますので、先日はさっそく対処してきました。

 本当ならば無農薬に越したことはないのですが、なかなかそうもいかないのが泣き所…せめてもの、というところで、減農薬の範囲で頑張っています(^^;)

 対して、農園うしおの野菜たちは完全無農薬で頑張っています!はっきり言って商業ベースには乗りませんが、完全自家消費&おすそ分け用の、ザ・趣味だからこそできています(笑)


 ちなみに、販売する時に「無農薬」ってのは、今では簡単に名乗れないようになっています。

 また農園うしおの野菜は、無農薬ではありますが、有機肥料を主体にしつつも、化学肥料も少し使っていますので、「有機」だとか「オーガニック」ではありません。

 しかも、これを正式に表示して売ろうとすると、有機JASの認証やらなんやらをちゃんと取得しないといけなかったりで、今はイロイロ難しいです(><)

 さて、今回はそんな農園うしおの、ピーマンのお話をお送りします(^^)

ピーマン

 まずは我が家のピーマンちゃんの状況はこんな感じです。まさに収穫真っ最中です!私が横に立った時に胸当たりの高さがあるので、大方1m~1m20cm程度の高さまで育っています。

我が家のピーマン3株、株間は60cm。8月にはもう一回り大きくなります。
他の野菜の植え付けの関係で株間を60cmにしましたが、
やっぱり70cm(何なら80cm)にしておいた方が良かったなぁと反省…
ツヤツヤ✨
中にはいっぱいピーマンがいます。

 よく、子どもに敬遠されるというピーマンですが…幸いなことに、我が家の子たちはフツーに食べてくれます。また、近所に住む、長男の同級生のサッカー少年がピーマン大好きなようなので、我が家の消費が追いつかない時はよくお裾分けをしています。

 やっぱりこういうのは、食べてくれる人がいるってのが嬉しいですよね(笑)

 取れたてのピーマンは、やっぱりツヤ感・ハリ感があります。見た目にもいいですし、何より食べておいしいです!

 野菜はどれもそうですが、ピーマンやトウモロコシなどは、割と鮮度と味が直結する気がします。普段の献立を考えるのは骨が折れますが、野菜を作っている身としては、やっぱり新鮮なうちに調理してほしいなぁ…なんて思ったりします。野菜室の奥底に眠らせずに…パパッと消費していきましょう!(^^)

ピーマンの栄養

 どんな野菜にも、それぞれの良さというものがありますが、中でもピーマンは、割と分かりやすい栄養(なんやそれ笑)をたっぷり持っています。

 今が旬真っ只中の野菜です。ぜひとも普段の食卓に、ちょっと多めに登場させてみてはいかがでしょうか?

 挙げればキリがないですが、ここではピーマンに多く含まれる栄養素を3つご紹介します!

①ビタミンC

 もうこれは、言わずと知れた栄養素ですね!

 水溶性のビタミンで、お肌のハリや、シミ・ソバカスなどの対処に効果的というのは、よく聞く効果ではないでしょうか?

 美容以外にも(というか、こっちの方が大事かも)様々な効果があります。皮膚や粘膜、骨の健康を維持するためにはコラーゲンが必要になりますが、ビタミンCはコラーゲンの生成に必須の栄養素となっています。また強い抗酸化作用は、ガンなどの病気の予防にも効果的だと言われています。

 現代人の場合、極端な欠乏症になることは稀ですが、意識してしっかり摂取することで、健康増進に一役買う栄養素です(^^)サプリメントなどで補充している人を除けば、通常の食生活をしている限り、過剰摂取となることもまずありません。

 ビタミンCと言えばレモンや、そのほか果物類を想像される方もい多いと思いますが、実は100g当たりで比較すれば、ピーマンもレモンの7割程度あり、結構多かったりします。特に、野菜類の中で、普段使いしやすい野菜の中ではトップクラスの部類に入ります。

 もちろん、フルーツはフルーツで定期的に摂取したいものではあります。でも意外と、ピーマンなどの野菜を食べることで、ある程度はカバーできていたりもするんですよ!(^^)


 ビタミンCと言うと、切ったり加熱したりする調理の中で、非常に壊れやすいビタミンというイメージを持っていらっしゃる方が多いと思います。

 私は、この「非常に壊れやすい」というイメージが曲者のように思えます。

 実験によれば、結構加熱したとしても、まぁまぁの量が残っています。沸騰状態で2時ほど加熱すれば4割程度に減少はするみたいですが、実際にはそういった調理はほぼしないかと思います。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shuko/43/1/43_23/_pdf/-char/en)

 もちろん水溶性のビタミンなので、煮ることによる流出はそれなりにあるようです。逆に言えば、切ることや、短時間の加熱(炒めたり揚げたり)においては、そこまで変化することは無い(9~8割程度はちゃんと残る)ようです。

②βカロテン(ビタミンA)

 こっちも有名な栄養素ですね!

 ビタミンAにもビタミンCと同様に、抗酸化作用があり、粘膜や皮膚の健康を保つのに役立ちます。また、目の視細胞が光を捉えるために重要な役割をし、不足すると夜目が利きにくくなる(夜盲症)になりやすくなると言われています。

 さて、「βカロテンとビタミンAって、同じなん?違うものなん?」と思われている方も多いでしょう。

 これは、体の中で作用するのは、あくまでビタミンAとなります。ビタミンAを吸収すれば、体の中ではそのままビタミンAとして作用します。

 これに対しβカロテンは、体の中に吸収された後、その一部がビタミンAに変化するものです。


 こういった物質を「プロビタミンA」だとか「ビタミンA前駆体」といいます。実はβカロテン以外にも約50種類ぐらいあったりはしますが、その中でも一番変換効率がいいのがβカロテンになります。

 βカロテンからビタミンAへの変換効率はさほど高くなく、おおよそ1/12程度になると言われています。

 食品の中では、動物性食品には最初からビタミンAの形態で含まれているものが多いです。対して、植物性食品にはβカロテンの形態として含まれていることが多いです。

 …こう言われると「じゃぁビタミンAは、動物性食品から取った方が効率いいじゃん!」「βカロテンって、たった1/12しかビタミンAにならないんじゃ、めっちゃ効率悪いじゃん!」と思いますよね。

 このこと自体は正しいのですが、注意すべき点もあります。

 それは過剰摂取です。動物のレバー(肝)や乳製品は、ダイレクトにビタミンAを摂取できる一方で、過剰に摂取しすぎた際には、体の方での吸収の調整ができません。(基本的に、全部吸収しようとしてしまう)

 これに対し、βカロテンによる摂取の場合だと、体内に不足したビタミンAを補充する分のみ、βカロテン⇒ビタミンAへと変化しようとするため、過剰摂取が起きにくい仕組みになっています。

 こういった事を見ても、やはり極端に偏った食生活というのは、よろしくないのでしょう。動物性食品と植物性食品、バランスよく食べたいものです。


 さて突然ですが、緑黄色野菜の定義ってみなさんご存じでしょうか?

 緑黄色野菜とは、このβカロテンを基準とした指標です。

 厚生労働省が『緑黄色野菜とは、原則として可食部100g当たりβカロテン当量が600μg以上のものとし、ただし、βカロテン当量が600μg未満であっても、トマト、ピーマンなど一部の野菜については、摂取量及び摂取頻度等を勘案の上設定しているものである』と定めているものです。

 なお、ピーマンに関しては、βカロテン当量は400μgなのですが、摂取量及び摂取頻度等が考慮された結果、緑黄色野菜ということで扱われています。

③食物繊維

 ピーマンには、食物繊維も多く含まれています。

 便通の改善はよく聞きますが、他にも糖や脂質、ナトリウムなどを吸着し排出することで、血糖値や血中コレステロールの抑制効果があるとも言われています。

 食物繊維と聞くと、レタスやキャベツのようなものを想像される方も多いかと思いますが…残念ながら、100g当たりの量で見ると、これらにはそんなに多くは入っていません。

 野菜類の中ではらっきょう(20.7g)がダントツで多く、次いでごぼう(5.7g)、ブロッコリー(5.1g)と続いていきますが…単品でなかなか量を食べようとしても、なかなか摂取しにくいものだったりします。

 この点、ピーマン(2.3g)は、極端に多くはないものの、普段使いの野菜としてはそれなりの量を含んでいます。これ単品で補おうと考えず、普段のベースアップを行うものとして考えていただいた方が良いでしょう。

 同様に普段使いしやすい野菜の食物繊維量としては、かぼちゃ(2.8g)、にんじん(2.8g)、ほうれんそう(2.8g)、もやし(2.3g)、なす(2.3g)…といった感じなので、このあたりの野菜を適度にローテーションしていけば、それなりに食物繊維の摂取をベースアップすることができるかと思います。

 少し含有量は減りますが、普段使いの野菜で言えば、こまつな(1.9g)、たまねぎ(1.5g)、だいこん(1.4g)辺りも有力候補です。普段から組み込めばきちんとベースアップをしてくれます(^^)

 ちなみにレタスは1.1g、キャベツは1.8gとなります。これらは、食物繊維だけに限って見てみると、極端に多いわけではないのです。イメージと現実は、結構違っていたりしますね(^^;)

 これ単品で賄おうとするのではなく、あくまで他の物とバランスを取りながら…が大事だと思います!

ピーマンの育て方

 あくまで私の場合ですが、簡単にご紹介します。

種から育てるか、苗から育てるか…

 まずそもそものスタートとして、種から育てるか、苗を買ってくるかの問題が生じるかと思いますが…家庭菜園では「苗の購入」を強く強くお勧めします!

 理由は簡単で、発芽管理に非常に手間がかかることが挙げられます。

 ピーマンの種の発芽は、夜の温度でも25℃程度はないと発芽しにくいという特徴があります。これは、ヒーターなどでの加温管理をしなければ、真夏でもない限り達成しにくい数字です。


 20℃ぐらいあれば発芽するとも言われますが、その場合だと恐らく、苗同士の発芽はかなり揃いにくくなると思います。

 九州北部では、苗の定植にはだいたい4月下旬~5月上旬を選びます。ここから逆算で、発芽してから定植できる苗までの生育日数が大体45日~60日程度なので…

 そう、だいたい3月上旬ごろに、この温度管理で発芽させる必要が出てきます。マジか…この時期にこれはシンドイ…って話なのです(^^;)

 このあたりは夏野菜全般に言えることです。ナス科の野菜(ピーマン、ナス、トマトなど)は総じて発芽適温が高い傾向があります。オクラやゴーヤも発芽適温が高めです。

 こういったこともあって、ピーマンをはじめとした夏野菜は全体的に、苗を買ってくる方が楽ちんだったりします。

定植~収穫序盤

 時期としては、私は5月の上旬(GW頃)に苗を定植しています。


 ホームセンターなどではもっと早い時期から苗が出回りますが、ある程度気温が上がった後の方が、失敗が少なく安心です。自分の地域以外の気候は良く分かりませんが…少なくとも、九州北部ぐらいの気候であれば、あまり急がず、4月下旬~5月上旬ごろがイイと思います!

 そこから苗を育ててゆき、おおよそ6月中旬~下旬ぐらいになれば、収穫を始められるかな…という感覚です。だいたい、植えてから1か月半ぐらいしたら収穫開始、って感じです(^^)

 序盤の管理のポイントは、株間を広めにとること、ちゃんと支柱を立てておくことと、株をしっかり育てるということだと思います。

タキイネット通販HPより。ここでは株間は50~60cmで紹介されている。
トーホクHPより。これで株間は50cmほど。個人的にはもう少しあけてもいいかなと感じます。

 株間については、一般的な家庭菜園の本だとだいたい45cm~60cmぐらいで紹介されていることが多いです。スペースが狭い方だと仕方がないですが、もし余裕があればもうちょこっと、60cm~70cm程度空ける方がおススメです。植え付け直後は、スペースがものすごく無駄に感じられてしまいますが、収穫中盤~後半になってくると、この空間のおかげで風通りも良くなり、また収穫作業も捗ります。

 支柱は、可能な限り植え付けと同時に立ててしまった方が良いです。後でやろうと思っていたら、急に突風が吹いて…というのは良くあることです。早め早めが肝心です(^^;)

 株を育てるという点では、1番花(最初に咲く花)をわざと摘み、実にいくはずだった栄養を、株の充実のために使えるようにすることが重要です。

 また同時に、1番花の所で分岐する芽(枝)は残す芽として、それよりも下の脇芽は全部摘むことも重要です。これをしておかないと、全体的にひょろっとした感じになったり、枝が込みすぎて通気が悪くなったりと、弊害が大きくなってきます。

トーホクHPより。この絵では少しわかりづらいが、1番花自体は、中央部のY時の分岐の所から生えている。1番花が生えている分岐の芽は残し、それより下の脇芽を取り除くようにする。株が小さいうちは脇芽だけを取り除き、葉っぱは残しておいたほうがよい。株が充実してきたあとで、葉を落とした方がよい。

 なお花を摘むのは、成長が順調な場合は1番花のみでよいですが、株の育ちが「なんかイマイチ…」と感じる時は、2番花や3番花まで摘んでしまってもOKです。序盤の摘果なんて、中盤~後半の収穫量に比べれば大したことありませんから、思い切ってやりましょう。

 支柱を立てる作業はともかく、花や枝を摘む作業(摘果作業・整枝作業と言ったりします)は、慣れないうちは「なんかもったいない…」と感じるものです。ただ、これをやるのとやらないのとでは、収量や管理の楽さがガラリと変わります。ぜひ積極的にチャレンジしてほしいです!(^^)

収穫中盤~収穫後半

 段々と株も充実し、実も鈴なりになってくる頃です。

 野菜全般に言える事ですが、株に果実がたくさんついた状態というのは、株にとっては結構負荷が大きい状態だと思ってください。言い換えれば、ロングランで長く収穫しようと思うのであれば、適度に株を休ませる必要があるということです。

トーホクHPより。追肥をしっかりできる環境であればよいが、一般的な家庭菜園では追肥が追いつかない場合も多い。このぐらいの株の大きさであれば、まだここまで大きい果実は残さずに、早め早めに、小さいものを若どりをした方がよいように感じる。

 これは収穫序盤から後半にかけて全期間において言えますが、家庭菜園において、全ての実をスーパーで売っているサイズのピーマンまで大きくしてから収穫しようとすると、後半にかけて失速しがちになります(^^;)

 お勧めなのは2~3日おきにちょくちょく観察し、「これぐらいなら、ちょっと小さいけど、料理には十分使えるな」と感じるぐらいで、さっさと収穫していくことです。

 大きくしたいものもあるでしょうが、それ用に残す実は、ひと株に同時に残すのはせいぜい5~6個までにして、他はバンバン若どりするのがおススメです。

 さて、家庭菜園の本やネット情報などをみると、中盤から後半にかけて、枝を整枝する方法が色々(3本、4本とか、ひも誘引、ぶらさげ…など)と紹介されています。

自然暮らしHPより。2本と3本の例。
タキイネットHPより。4本整枝(紐誘引)の例。
タキイネットHPより。整枝せず、枝の重みのみを支える方法の例。
農園うしおの場合。株の両サイドに紐を横渡ししたのみ。
なお株の本体は、垂直の杖1本、斜めの杖1本の、計2本で支えている。

 どのやり方も一長一短がありますので、気になる人は色々調べてみるのがいいと思います。

 ただ、ピーマンの中盤~後半の整枝に関しては、私の持論として「几帳面な人はしっかりとやればいい。そうでない人は、中央の杖さえ倒れずに幹を支えれられていれば、そんなに心配しなくていい」と考えています。私は後者ですが、十分楽しめています(笑)

 序盤の所で紹介した整枝(1番花の所の脇芽の分岐を基準に、それよりも下の脇芽を摘んでおくこと)をしていれば、その後は放任気味でも良く育ちます。ただ、あんまりにも中央部が脇芽で混みだすようなら、込んだ部分の脇芽をザクザクっと摘んでもいいかもしれません。


 冒頭の、私の畑のピーマンの株の写真だと、私の感覚ではちょっと中心部合混んできたな…というぐらいです。「上から見て地面が見えるぐらいに鋤く」という人もいらっしゃるようですが、私はそこまで鋤かなくてもいいかな…と思っています。

 もちろん、その方法だと日照も入り風も通るので、1つ1つのピーマンは健全なものができると思います。対して、収量は少し落ちるかな…と感じます。このあたりを突き詰めだすと、もはや感覚論になってきます(苦笑)


 このあたりの段階になってくると、結構横方向にも広がってきます。このとき、植え付け時の株間の狭い広いが影響してくるようになってきます。ピーマンの場合、上から吊り上げでもしない限りは、だいたい背丈の長さの8割~同程度ほど、横方向にも広がります。背丈が1m20cmであれば、幅は右左に50cm~60cmは広がります。

 端の方は、多少は隣の株とラップしてもいいのですが、あまりにも重なり過ぎると、風通りが悪くなったり、収穫の際の手返しが悪くなります。

 こういった事があるので、(ピーマンに限らず)基本的に植え付けの際の株間は、本や種袋の裏にある推奨通りか、もしくはやや広めにすることをお勧めします。

 ピーマンは、一度採れだすとどんどん採れるので、消費が追いつかなくなってきます。自分で保存するなら、半割にして中身を出して冷凍しておけば、いくらかは保存がききます。


 ただ、それを使おうとする前に、次のフレッシュピーマンが取れてしまうのがタマにキズですが…(笑)私はバンバン、職場の女性陣に配りまくっています。

ピーマンは家庭菜園にピッタリの野菜! 

 個人的には、家庭菜園に向く野菜のNo1はピーマンだと思っています。

 理由はいくつかありますが、まずは病気に罹りにくいことが大きいです。もちろん絶対に罹らないということは無いですが、同じナス科のナスやトマトと比べれば、基本的に掛かりにくいように感じます。

 次に、栽培期間中はやや放任気味でよい点も挙げられます。例えばトマトなどは、比較的しょっちゅう脇芽の管理をしてあげないといけなかったりします。キュウリなんかはネット張りに加え、古い葉の処理もこまめにしないと病気になりやすかったりします。

 この点ピーマンは序盤の支柱立てと脇芽処理さえしておけば、その後はよほど混まない限り、枝に関しては放任でOKです。(※几帳面な人は、整枝しましょう(笑))

 収穫期間も長いです。一度収穫が始まってしまえば、病気をしたり、風でなぎ倒されたれたりしない限り、そのまま霜が降りる手前の時期まで収穫可能です。6月中旬から採れ始めたとして、あまり手をかけずとも10月中旬ぐらいまで、しっかり手をかければ11月に入るぐらいまで、約4~5か月間の収穫が可能です。


 トマトやナスも長めではありますが、ここまで長くはありません。キュウリに至っては、収穫が始まればせいぜい1か月~1か月半ぐらいしか持ちません。

 収量も多いです。慣れてくれば、栽培期間トータルで1株当たり50個~100個ぐらいは十分狙えますが、この個数はいわゆる「普通サイズ」のピーマンの話です。家庭菜園ではこのほかに「間引きサイズ」のものが収穫できますので、実際にはもっと収穫できると思います。

 こういったこともあって、1株だけでもそれなりに採れるピーマンは、家庭菜園にぴったりだと思います。

 畑での露地栽培でなくとも、プランターでも鉢植えでも育ちますよ!ぜひお試しあれ✨

タキイ種苗HPより。この写真の大きさだと、まだまだ中盤の印象です。鉢植えでもここからもう一回り、まだまだ大きく育てられますよ!


さいごに

 今回は、ピーマンについてお送りしました!

 相変わらず、ちょっと濃いというか、ニッチな情報が多い感じですが、そこはご愛敬と言う事で(^^;)

 また次回も、ニッチな情報盛りだくさんでお送りする予定です。それでは!

・・・おわり

#ピーマン
#米
#稲作
#野菜
#家庭菜園
#家庭菜園好きな人と繋がりたい
#人生は夢だらけ

①コラム『子どもとの暮らし』や、防災や安全、応急手当などの記事はココをご覧ください♪

②コラム『子どもとの暮らし』のインスタ版はコチラで♪

③趣味の家庭菜園や、兼業農家のアレコレについてはコチラで♪

・・・ お知らせ おわり ・・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?