新年のご挨拶
こんにちは。
今回は、年越しを私の家で過ごした後、その日のうちに嫁さんの実家に移動し、その後ゆっくりと過ごしています。
本当は「新年、明けましておめでとうございます!」と書き始めたかったというのが本音です。
ただ皆さんご存じのように、今年は正月早々地震や航空機事故などと、とんでもない災害が連発してしまい…
気持ちの整理ができないまま、この記事を書き始めています。
お亡くなりになった方も多いとのことで、謹んで哀悼の意を表させていただくとともに
被災された方におかれましては、謹んでお見舞い申し上げます。
災害や事故、病気などは、本来時期など関係ないものです。
正月だろうがお盆だろうが、ゴールデンウイークだろうが誕生日だろうが、平日だろうが土日だろうが…
いつだろうが、起こるときは起こるものだと私は思っています。
ですので、「今回の災害があったからといって、それ自体は新年のめでたさとは関係ない」と、思っている自分がいるんです。
そう、思っているんですが…
でも、どこかそのまま思い切れていない、もやっとした自分もいるのです。
久しぶりに「気持ちの整理がつかない」というのを体感した、新年の幕開けでありました。
普段、防災や安全について発信している私ですが…こういった大規模な災害や事故と出会うたびに、己や人間の無力といったものを、感じないといえば嘘になります。
人間の力ではどうにもならない事態というのは確かにあると思っています。
でも、私はそれに直面した時に、全てを「運」という言葉で片付けられるほど、物わかりのいい人間でもないのです。
抗えることと抗えないこと、どっちもあると解っています。でもとりあえず、どっちとも抗いたいのです。
人の気持ちって難しいですね、考えれば考えるほど、割り切れないことだらけです。
そんなことを感じている私ですが、今年も淡々と例年通り頑張りたい思っています。
家族と過ごし、仕事に勤しみ、防災を広め、田畑を耕す…今年も淡々とやっていきます。
人の無力を感じるからこそ、人が平時にできることをしっかりやりたいと、そう思うのです。
…うん、書きながらだんだんとスッキリしてきたような気がします。
残り少ない正月休みですが、私にできることは、周りの家族としっかり団欒しながら、自分の英気を養うことだけのようです。
ですので、それに専念したいと思います。
私が偉そうに言えるとこではありませんが、いたずらに負の感情に流されないように気をつけたいものです。
私の気持ちは、「おめでとうございます」とは、まだ言えそうにありません。
ですので、違った言葉をご挨拶とさせてください。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
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