見出し画像

ロンドン塔のカラスはマスコット?

突然ですが、カラスは好きですか?

私は嫌いです。

カラスが好きな方には申し訳ないけど、かなり苦手です。

後ろからすごい勢いで低空飛行でやって来て追い抜かれたり、フン落とされたり💢

先日 スーパーマーケットから出てきた時のこと。

抱えていた買い物袋に、何か落下してきたようなものすごい重み。

思わず荷物落としそうになった瞬間、カラスが私を後ろから抜かしていきました。

くちに油揚げの袋をくわえて!

トンビならぬ、カラスに油揚げさらわれたー💢💢💨

たくさんある荷物のなかで、好物であるだろう油揚げだけピンポイントで盗む。

その技と頭の良さに、また腹が立ってしまう。

画像1

そのカラスがロンドン塔では、大切にされている。

カラスがロンドン塔に住むようなったのは、ロンドン塔の暗い歴史と密接に関係。

ロンドン塔では中世から近世にかけ、塔の片隅でかなりの人数の処刑が行われ、その遺体はさらしものに。

その遺体をついばみにきたカラスが、そのまま塔に住みつくことに。怖すぎる(>_<)

そんな不気味な存在が、現在は塔の守護神として大切にされるように。

何故だー⁉️

1666年 ロンドン大火事が発生。市街には焼死した遺体の山。

カラスが遺体に群がり、ロンドンはカラスが大量発生。

当然、ロンドン塔にも大量のカラス。

チャールズ2世がカラス駆除を考えた時、何故か奇妙な噂が。

「ロンドン塔からカラスがいなくなると、塔も壊されてイギリスは滅びる」

こんな嘘か誠かわからない話が、まことしやかに流れることに。

誰が言い始めた噂か出所がわからないけど、そんな事になったら大変!

そこで駆除から一転、カラスの保護策がとられるように変更。

カラスが飛び去らないように羽を切り、ロンドン塔に幽閉。

ロンドン塔では一定数のカラスを飼うことが風習に。

カラスは、害鳥→守護神へと大出世。

現在もロンドン塔では一定数のワタリガラスを飼育。

しかも「レイヴンマスター」とか呼ばれて、専任の王国衛士として飼育されてるんですって(°Д°)

迷信だよと思ってたら、今年に入ってロンドン塔のカラスが一羽不明になり、ちょっとした騒ぎに。

イギリスが崩壊するって、怖がってる人がいたそう。

本当かなー?

カラスに運命を握られるなんてなんかイヤだ~

なんて文句ばっかり言ってると、カラスに復讐されそうで怖いので、この辺でやめておきますm(_ _)m





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?