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話を聞いてもらえない上司の特徴

あなたの会社にも、
部下は俺の言うことを聞かない!
部下が勝手なことばかりしている!
と、いつも同じ文句を言っている人はいないだろうか?

僕の会社にもいる。 

この人たちをダメな人たちと決めつけるのは、簡単だが、

言うことを聞いてもらえる上司と、
言うことを聞いてもらえない上司。

何が違うのか?

じっくり観察してみた。

僕の予想だと、たぶん言い方の差だろうなぁと
それと言葉選びかなと思っていた。


しかし、予想は外れた!

怒っているとき、誉めているときの言葉には、
多少の違いがあれど、大差はないのである。
下手をすると言い方は、
言うことを聞いてもらえる上司の方が、
キツいことがあるくらいだ。


ここで、さらに観察の幅を広げた。
普段の上司の行いだ。

言うことを聞いてもらえない上司は、

1、自分の成功例が染み付いてしまっていて、部下に自分と同じ苦労を味あわせようとしがち

2、出来る上司に多いのだが、どの社員も自分と同じように出来ると思い込んでしまっている。

3、部下とのコミュニケーションが不足している。孤立している。



言うことを聞いてもらえる上司は、

1、部下の話をよく聞き、自分の失敗談をもと、軌道修正をする。おしつけない

2、仕事は任せるが、ほったらかしにするのではなく困ったことがないかよく聞いている。

3、あいさつなど部下とのコミュニケーションが多めである。


心の繋がり、信頼の厚さを、心の土台(器)だとすると
言葉(説教や称賛)はその中に注ぐ水です。


心の土台が小さいと、説教はもちろん。
称賛ですら、聞いてもらえません。
 
例えば、今月はよくがんばったな!
と、言われても。
良いときばっかりこいつ近寄ってくるな。
悪いときは見向きもしないくせに。
と、こんな風に称賛すら土台からこぼれ落ちます。

逆に、心の土台が広いと称賛はもちろん。
説教ですら、真摯に聞いてくれます。

例えば、今月の成績はなんなんだ!
お前らしくないと言われても、
自分の事をよく分かってくれてる上で、怒ってくれているのだと感じるようになります。

この土台のことを全く理解してない人が多すぎます。
言われればそんな簡単なことと思うかもしれませんが、これが本当に難しいです。

僕も油断すると、自分の成功談を話だし、
部下に任すより、自分がやった方が早いと、
部下から仕事を取り上げてしまうことがあります。

途中から自分に向けて書いてる気になって、
今少しへこんでます。

上司の皆さん!部下に優しくして、
部下に優しくされましょう!

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