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僕が未経験からWebエンジニアを志す理由(まだなってないです)

27歳にして、ようやくスタート地点に立てた気がします。
大学時代の僕は、朝までゲームができるこのひと時を楽しんでいましたが、だんだんと社会人に近づいていく感じに虚しさを感じていました。もっとこの時間が続けばいいのにと、一生何も考えずゲームばっかできればいいのにと、そんなことをずっと考えていました。未来に希望を持っていなかった僕にとって、嫌な仕事を続けるためのモチベーションは、結婚して、子供が産まれて、幸せな家庭を築くことにあると思っていました。
結婚できるかなんて全くわかりませんが、その時は一般的な幸せな家庭を築くために、毎日働くことこそ、幸せな人生なのだと、本気で思っていました。

働きたくない、でも働く、という毎日が苦しかった

社会人になって仕事をするようになると、辛さ、苦しさを感じるようになりました。会社では、当然ですが価値を生み出さないといけません。売上を上げるために自分の頭で考えて行動しないといけません。好きでもない人のために、懸命に努力しなければなりません。
しかし、そのために必要な思考・行動は、僕の心との間に大きなギャップを生み出しました。考えたくないのに考えなければならない、したくないのにしなければならない、そんな日々が続くことで憂鬱な気分を抱える日が増えていきます。
そして、ふと思うようになるのです。こんな日常がこの先30年40年続くなんて、考えられない。幸せな家庭を築けたとしても、この心のギャップを抱えた状態では、とても充実した人生は送れそうにない、と。

状況を変えるためには何が必要なのか

だから、僕は自分の心と向き合い、どうすればこの状況を改善できるのかを考え続けました。考え続けた結果、そもそもの原因は、働きたくないという感情にあると思いました。これを、ああ働きたい!っていう感情に変えることができたなら、万事解決。仕事をする上での必要な思考・行動は、自分が心の底から望んでいる思考・行動と一致するので、会社への貢献も最大化でき、自分の人生への満足度も向上する。これこそが、働く上での充実した人生を送るための鍵となると考えました。

しかし、働くのなんてめんどくさい、ずっとゲームしてたい、なんて思っていた人間が、ああ働きたい!ってなるには、今まで持っていた常識や価値観を大変革する必要があると思います。そのために僕がやったことは、自分を知ること、外を知ること、この2つです。

自分を知る

どうやって自分を知るか、それは、とにかく毎日自分について考えること。就活の際に、誰しも自己分析をしたと思いますが、僕は、あんな短時間ではできるはずがないと思っています。自分を知るためには、忙しい時間の中から自分について考える時間の確保が必要です。今までテレビを見ていた時間を、日記を書く時間に充てる。今までゲームをしていた時間を、自分の将来について考える時間にする。今までSNSを見ていた時間を、自分の過去を振り返る時間にする。
そして、終いには息をするように自分のことを考えてしまう状態になることが理想だと思っています。日々の出来事から自分は何を感じるのか、そこにある自分の価値観は何なのか。人と対話し、この人のような人生を歩みたいのか、自分はどんな人間になりたいのか。自分の思考は、どんな過去が影響して作り出したものなのか。そうやって、自分という人間を客観的に捉えて、輪郭を形作っていく。その作業を延々と繰り返すことで、自分を知ることができると思います。自分のやりたい事、なりたい姿を明確にできたら、あとはそれを実現するためには何が必要かを考えればいいのです。

ちなみに、僕のなりたい姿は、僕という人間が誰かの記憶にいい意味で残るような人間です。「あの人のおかげで今の自分があるんだ」「あの人のおかげで楽しい時間を送れた」っていう時の「あの人」になりたいんですね。
そのために必要なことを、もっと具体的な行動まで落とし込んだ時、働く必要性ってのが、ちょっと見えた気がします。
そんな感じで自分のことを考え続けると、今まで持っていた常識や価値観が変わり、働くことに対しての見方が変わってくるかもしれません。

外を知る

常識や価値観の大変革のために必要である外を知ること、このために必要なことは、3つあると思っています。

  1. 新聞、記事、番組、いろんな媒体から情報を浴びること

  2. 凄そうな人と話すこと

  3. それらにオープンな姿勢でいること

25歳でGAFAというワードすら知らなかった僕に必要だったのは、情報を浴びることでした。歴史、経済、自己啓発、テクノロジー、哲学、ビジネス、目に付く情報をひたすらインプットし続けました。砂漠だった僕の思考領域(深いこと考えられない)に、知識という水を与え続けることで、気づきという緑が少しずつ芽生えてきました。今まで見ても何も感じなかったことが、知識があることで、感じ方に変化が生まれてきたのです。これを実感すると、学ぶことが楽しくなり、本に目を通すことも苦ではなくなってきました。(まだ月2冊くらいしか読めませんが、、、)

2つ目の凄そうな人と話すことは、自分で考えても生まれてこないような思考や価値観を与えてくれる非常に有効な手段です。ただし、僕の場合は高くつきました笑。(セミナーとか行っているうちに、気づくとお金払ってました。それでも破産しなかったのでまぁいいかと思っています笑)

3つ目が最も重要だと思うのですが、どれだけ価値あるチャンスがきても、それを無視してしまう人間がいます。いわゆる鎖国状態の人間です。このタイプは、今ある常識や価値観の中でしか生きられないので、なかなか自分を変えることができません。しかし僕は、働きたくないという感情を変えるために自分を変えることが必須だったので、開国しました。気づけばお金を払っていましたが、それでもそこから得られたものは非常に価値あるものだと思っています。開国しなければ、今の自分はありませんからね。

Webエンジニアを志す理由

長々とWebエンジニアとは程遠いことを書いておりました。すみません。
僕はずっと、ああ働きたい!っていう感情になるためにはどうすればいいのかを考え続けてきました。今の所の答えは、働くことでなりたい自分を実現できるのだということを、心の底から認識することです。海賊王になりたいんだったら、強すぎる相手にも挑戦したくなります。ポケモンマスターになりたいんだったら、未知の世界にも、進んで足を踏み入れたくなります。誰かの記憶に残りたいんだったら、誰もが困っていることを解決したくなります。そして、それを可能にする力を手に入れたくなります。

誰かが困っていることを解決するためには、いろんな方法があると思いますが、Webエンジニアになることは、僕にとって有効な方法なのかなと思いました。これからの時代を考えた時、働く人口が減少するのは確実で、テクノロジーで解決することが必須になります。また、ブロックチェーン、Web3、DAOといったテクノロジーの進歩による新しい概念も出てきています。要するに、これからの時代におけるテクノロジーの立ち位置はめちゃくちゃ重要で、それらを扱える人材もたくさん必要になるということです。

Webエンジニアの仕事の内容はまだそんなに知らないですが(そこはめちゃくちゃ重要だけど、、)少なくとも、プログラミングに精通し、自走できる人間は、新しいテクノロジーにオープンで、ガンガン使っていく力も備わっていると思います。そんな人間は、誰かが困っていることもガンガン解決できる人間だと思います。なので、僕はそんな人間になりたいと思い、Webエンジニアになることを志しました。
ただ、どんな課題を解決したいのかというところは、これからどんなところで働くかと一緒に考える必要があると思っています。

ということでRUNTEQに入学します。

Webエンジニアになるといっても、未経験からはそう簡単になれるものではないと思います。最初は独学でやろうと思いましたが、明確な目標や成果物を作れる自信がなかったので、スクールに入学することにしました。RUNTEQは、自走できるレベルまでスキルを向上させる仕組みがあるそうなので、それをうまく活用して最短距離でWebエンジニアになりたいと思います。使える仕組みは使い倒して、なりたい自分のために最短距離で挑む!これから僕がどう変わっていくのか、楽しみでございます。

RUNTEQの入学式は6月30日。今日は6月4日。まだスタート地点にも立てていなかったですが、ようやく目指すべきものが見えた感じがして、希望に溢れている今日この頃でした。

また、経過報告します。お読みいただき、ありがとうございました。

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