見出し画像

SIer業界とWeb業界の違いについて

どうもこんにちは。今日は、僕がWebエンジニアを目指すにあたって、現職であるSIer業界と、転職希望しているWeb業界について、その違いをまとめておきたいと思います。
今回参考にした本のリンクを載せておきます。Webエンジニアを目指すにあたってどんな仕事内容なのか、特徴は何かをわかりやすくまとめているため、Web業界への転職を目指している人にはおすすめです。

IT業界の全体像

まずは、SIer業界、Web業界を含むIT業界の全体的なイメージを記載します。IT業界っていってもすごく範囲が広く掴みづらいものです。僕が読んだ本では、以下の内容でまとめてありました。

IT業界の主な構成

企業によっては、1つの業界だけに属している場合もあれば、複数の業界にまたがって事業をしている場合もあります。人手不足が深刻なIT業界と言われており、転職を考える上で有望な業界になっておりますが、業界によってやっている仕事内容も全然違うものになるので、転職を目指す場合は、しっかりとした下調べが大事になってきます。

SIer業界の特徴

SIer(エスアイヤー)は、和製英語で、System Integratorの略語です。IT業界の中で最もエンジニアの人数が多い業界であり、SE(システムエンジニア)はこの業界独特の呼称となっております。
代表的な企業では、NTTデータ、アクセンチュアなどがあります。
僕の現職は、ざっくりいうと松下幸之助が創業した企業のSIer部門です。
SIer業界は、Web業界とは技術やカルチャーが全然異なり、その辺りを理解しないまま、SIer業界に転職し、後悔する人も多いそうなので、詳しく説明したいと思います。

特徴①:大規模なプロジェクトを経験できる

SIer業界のなかで大きな企業に属していると、みんなが知っているようなシステムの構築に携わることができます。僕の場合だと、東京オリンピックの会場のあるシステムの構築に携わることができました(新入社員だったので大したことはしてないですが)。ただ、僕の知る限りそういったプロジェクトはかなりハードであり、主担当をしていた先輩方は皆憔悴していくのが常です笑。それがいいか悪いかは、個人の考えですが、私の周りで大規模プロジェクトを好んで担当する人はいません。そんな姿を見ているので、やりたいなぁとは正直思えないのが本音です。。。

特徴②:おっさん多い

入社して驚いたのはおっさんの多さです笑。50代が多く、30代が少ない構造となっております。同じ職場で、上の人は40代っていう同期も少なくありません。一つの会社で長く働いている人がほとんどなので、長く働きたいという人にはおすすめなのかもしれません。

特徴③:プログラミングできるエンジニアの価値は低い

SIerにおいては、「予め決められた要件や仕様通りにプログラムを書けばいい」というカルチャーがあり、プログラミングを書く人は「IT土方」と揶揄されたりすることもあります。上流を担当するITコンサルやPMが花形で開発担当の立場はあまり強くないというのが現状です。
ただ、最近ではそうした文化も見直されつつあり、キャリアパスにおいてプログラムを極めている人はそのプロフェッショナルとして評価する制度も出来つつあります。この辺りは、今後10年20年で変わってくる可能性はありそうです。

特徴④:活気がない??(個人的意見)

これは、完全に個人的な意見になります。僕の職場では活気を感じることがありません。皆自分の仕事を粛々とこなしている感じです。職場環境を良くするには?売上を伸ばすためには?組織の課題は何?そういったことを議論することはありません。そういうのは別の部隊が担当しています。
与えらた仕事をこなし、それ以外は関係なし。そんな姿勢が、僕には感じられるのです。
そんな環境で長く勤務するとどんな人間になるのでしょうか?

Web業界の特徴

僕は本を読んで知っただけなので、体感としてはありませんので簡単に記載しておきます。詳しくは本を読んでください笑。

  • 最新テクノロジーが主流

  • エンジニアの立場が強い

  • アジャイル型の開発が主流

  • 年齢層が若い

  • エンジニア同士の横のつながりが強い

  • 情報発信に積極的

両者のメリット・デメリット

SIer業界とWeb業界のメリットデメリットを表をまとめてみました。

両者のメリット・デメリット

Web業界への転職を希望しているので、もちろん贔屓してます笑。
ただ、これだけは言えるのが、今いる会社で、出世して大きな仕事をできるようになっても幸せに働くことは難しいということです。なぜなら、先輩方を見たとき、幸せそうな顔をしている人がいないからです。皆どこかで、「これが仕事だから、、、」と折り合いをつけて、会社のために、与えられた職務を全うしています。そこに自分の幸せを考えている人は少ないように思えます。
自分の感情を押し殺して働くことに幸せはあるのでしょうか?もちろん必要な仕事であることは間違いないのですが、自分の長い人生を考えたとき、そうやって働くのはしんどいなと感じました。そして、幸せを感じながら働くことも可能なんじゃないかなと思うのです。
なので、今向かっている方向が正解じゃないのなら、進む方向を変えるしかありません。それが正解とは分かりませんが、動かない理由にはなりません。

僕の目指す姿

社会を変えるために本気で頑張っている人がWeb業界には多いと信じています。仕事に対して受け身ではなく、社会のためには何ができるかを本気で考え、能動的に挑んでいく。そんな姿勢である人がWeb業界で活躍していると信じています。
僕はそんな人間になりたいと思い、1歩を踏み出しました。
正解かどうかなんて誰にも分からない。でも、僕にはそれを正解にする力があると信じています。

自分を信じて、なりたい自分になるために、今を懸命に生きていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?