Nori Ushi

新潟県の山里集落にIターン移住し、コメ農家と農家民宿を営んでおります。

Nori Ushi

新潟県の山里集落にIターン移住し、コメ農家と農家民宿を営んでおります。

    最近の記事

    【住居光熱費込み・年収200万円】一棟貸し古民家宿の管理人(1名)を募集します!

     こんにちは!ご無沙汰しておりました。あるいは、初めまして。新潟県でコメ農家+農家民宿うしだ屋を営んでいる牛田です。  2023年が明け、各集落で行われる小正月の行事「才の神」も、私たちが暮らすここ田麦集落では第3日曜日の15日に(生憎の雨天ではありましたが)無事執り行うことができました。  才の神は、各家から昨年の稲わらや正月飾りなどを持ち寄り、竹や木を芯に高さ6mほどまで積み上げて火を点けるというイベントで、新しい一年の “五穀豊穣” や “無病息災” を祈ります。毎年

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        うしだ屋フォト・アルバム

        • これから限界を迎える集落で、コメ農家のぼくが目指すこと。

           前回の記事、さいごにちょこっと宣伝をさせてもらったクラウドファンディングが、無事に成功して終了した。  2月の最終日28日が締め切りで、その後なんだか宿のほうのご予約が立て込んでしまい、今週になってようやく返礼のための準備作業に入ることができた。一刻もはやく支援をいただいた方々のリストを確認して、お礼の気持ちを伝えたい……。  今回の挑戦は、ぼくたちが2017年にこの土地で「コメ農家+農家民宿うしだ屋」を開業して以来、公私をつうじて出会い、親交を深めてきた多くの友人知人た

          • 「雪が好きだから」という訳が、ぼくを思いがけない世界に導いた。『新潟やまざと就農記①』

             ぼくらがこの古民家を買って越してきたとき、近所のおじちゃんがぼくに言った。  「東京の大学をでて、こんな田舎に来るなんて、よほど都会は仕事が無いんだな」  就職氷河期の頃の話ではない。いまから6年前の2016年。いや、ちがう。とぼくは思ったけれど、このおじちゃんに上手く手短に説明できる気もせずに、ただ  「いや、好きで来たんスよ。笑」 とだけ返事をした。  東京の名の知れた大学をでて、こういういわゆる限界集落に来て、田んぼを借りて、農家になる。  もちろん、その間にはその