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状況が整うから成功する?

状況や環境など、物質的ものは整っていない方が実はよかったりする。

特に覚悟というものを決めていく時、
物質的なものが整っていると自然の守りに入ってしまう。
それは、「失いたくない」という執着や恐れとなる。

もちろん「守る!」という意識が原動力となる人もいる。

ただ、失うものがない方が思い切った判断、行動ができるのは確か。

わたしの場合、窮地に陥ってからの方が決断できることが多い。
独立した時も、状況としては最悪だった。
何も整っていない。
金銭的にもマイナスだった。人脈もない。何かアテがあったわけでもない。

だけど、そうやって極限に追い込まれたからこそ、本当に自分が何を選択したいのかが湧き出てくることもある。

事象や、物質面だけで判断すれば自信も確証もない。
むしろそんなことしている場合ではないのでは?と頭の片隅ではそう囁く。

できない・やらない理由はゴマンとある。

だけど、本当は「どう生きたいか」

そこに意識を合わせ続けた時、出てくる何かしらのビジョンがある。

「もう○○はいやだ!!!!」
これも本当はこう生きたい!という本音に気づくためのフェーズだったりする。

その魂の叫びみたいなもの。
そこに感情が存在している。

感情を認識すると、イメージが出てくる。
体感やインスピレーションもやってくる。

そういう意味では未来へのビジョンに確証はある。
すでに感情があり、体感があるのだから。

でもそれは「やること」に対してではない。
やりたいことが”成功するか失敗するか”の話ではない。

大切なことは

未来に想いを馳せたとき、どんな状態になっているのか

ただそれだけ。

これから体験する細かいストーリーまで決まってなくていい。
全部ネタが分かってるストーリーを読み進めて楽しいだろうか?

そこまでネタバレしていたら、面白みがない。
感動は生まれにくいし、それはただの確認作業になる。

だから、先行きが明確になっていなかったとしても
その先に確かに存在する感情がウェルカムなものだったなら

それを信じて進むのみ。

覚悟とは、決めるものではなく、

”決まる”ものなのだ。

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