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夢日記672 ~ 妙な妹 ~

 妹といっしょにマンションのエレベーターに乗ったとき、何日か前に加山雄三と結婚した、同僚のMさん(約30歳)が乗っていた。3人で上の階に向かっている途中、妹は自らのアゴを指さしながら、Mさんに対して「たぶんなんですけど、加山雄三さん、鼻クソついてますよ」と言った。どうやら、妹は、加山雄三のアゴに鼻クソがついていると思っているようである。このとき、私は「妹が鼻クソとホクロをカン違いしている」と推測したが、何も言わずに黙っていた。

 そのまま、我々は6階まで上がっていき、Mさんは601号室へ、私と妹は606号室へ入っていった。その後、夕飯の用意をしようと思った私は、米を炊こうかどうか悩んだ。なぜ悩んだのかというと、私は「夕飯に米を食べない派」なのだが、妹は米を食べたいのではないかと思ったからである。私と妹がいっしょに住むようになったのは最近のことなので、以前はこのようなことで悩んだりしなかった。そのため、私は少し煩わしく感じた。

 一方、妹はカーテンのレールに洗濯物を干していた。その妹の後ろ姿は、完全に同僚のRさんであった。とにもかくにも、私は米を炊こうかどうか悩みながら、乾燥機のところに足を運んだ。すると、乾燥機からこぼれ出たニットのセーターが床に落ちて、洗濯粉まみれになっていた。私は洗濯粉を振り払おうとしたが、どうしても一部の粉が取れなかった。私は、モヤモヤした気持ちになりながら、セーターをそっと乾燥機の中に戻した。

                            < 完 >

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