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夢日記165 ~ 雪山の旅館

 3名の知人とともに、雪山にある旅館に行った。雪で埋め尽くされた道を車でおそるおそる進んで、その先にあった旅館の駐車場に車を停めると、何人かの従業員が出迎えにきた。

 従業員は、我々に年齢を聞いてきた。私は、10歳ほど下にサバを読んだ。私はすぐに訂正したが、それも5歳ほどサバを読んだものであった。従業員は納得していたようだったが、私は正直に年齢を言わなかったことを少し後悔した。

 その後、我々は旅館に入った。旅館は想像以上に広く、あちこちに階段があり、多くの通路がめぐらされていた。いつの間にか2階にいた知人Aのひとりが、「ちょっとこっち来て!」と声をかけてきた。私の横にいた知人Bは、階段を使わず、壁のほんのわずかな凹凸に足の指を引っかけて、難なく壁をのぼっていった。

 私は知人Bのような器用なことはできないので、階段で2階に上がった。しかし、先に2階へ上がった知人らの姿が見えない。彼らを探して2階の通路を進んでいくと、宿泊客に出す食事を提供するためのものと思われるお膳が、床にたくさん並べられていた。私は、そのお膳の上を飛び渡りながら、先に進んでいった。お膳を足で踏みつけていることに心が痛んだが、私はそのまま進んだ。すると、知人らが私を探している声が聞こえてきた。そのまま、知人らと合流して起床。

                             < 完 >


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