夢日記807 ～ 松尾はどうなった ～

　芸人「チョコレートプラネット」の松尾が、長距離走の世界大会のようなものに出場した。その長距離走は、初めは普通に走っていくのだが、途中からクジ引きで決まったモノに乗ってゴールをめざすルールであった。ある競技者は馬車のようなものに乗ってゴールをめざし、ある競技者は禍々しい怨霊のようなものにとり憑かれた状態でゴールをめざしていた。
　そんな中、松尾はスクーターのようなものをクジで引き当てて、悠々とゴールをめざしていた。しかも、競技中に何をしてもよいらしく、松尾はスマホのGoogle Mapを見ながらゴールをめざしていた。松尾は順調に進んでいるように思われたが、夕方になって急に日が落ちて真っ暗になり、視界が不良になった。この状況で、松尾は暗闇の中でスクーターに乗ったまま、木に衝突したようであった。なぜか、路上に投げ出されていたのは脱水状態になったアラブ人のような男で、彼は、「水を飲ませてくれ！」などと叫んで口を開けていた。たまたま、このタイミングで雨が降ってきたので、彼は口を開いて雨を受け止めた。同時に、彼の近くにいた人が、水を彼の口に注ぎ入れてあげた。彼は、雨と水を同時に口で受け止めて渇きがようやく癒されたのか、非常に満足そうな表情をしていた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ 完 ＞

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