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20代オタク、注文住宅で家を建てる。

こんにちは、破壊光線です。
恋活の記事でチョロっと話したように、最近家を買いました。ちなみにこのタイトル画像はマジの我が家のLDKです。ビタミンカラーというインスタの流行りをアンチテーゼなのかというレベルでガン無視したテイストの家ですがオシャレにまとまりました。今度もっとWeb内覧会みたいな感じでちゃんと自慢紹介します。

そもそもこんなタイミングで家を買い、「結婚直後に家かよお前」とほぼ全員がツッコミを入れているかと思いますが、まぁタイミング的にはまじで良かったと思います。というのも、ハウスメーカーと契約した数日後にウッドショックの影響で100~200万円ほどの値上がりが発生し、翌年には住宅ローン減税が改悪され、家電が数十万円ほど好きに買えてしまうグリーン住宅ポイントも消滅と一気に向かい風が吹いてきたからです。下の二つはともかく、たった数日の差で数百万円変わるとかやはり高い買い物は振れ幅がデカすぎる……

そんな我が家ですが、今回はざっくりと家を建てた経緯やハウスメーカー、家のお金とかなにやら書いてこうかなと思います。

家を買う決意をした経緯

様々な理由がありますが6割くらいノリと勢いです。
ノリと勢いだけで数千万の買い物をするな
と思うかもしれませんが、ぶっちゃけここまで凄まじい値段になってくると覚悟と決意、計算はもちろんのことノリと勢いがないと踏ん切りつきません。家の購入はまじでノリと勢いも大事にすべきだと思います。

とはいえノリと勢いだけでは無理なので、友達に相談したらガチ説教を喰らいました。当然だよ。ただし俺はマイホームハイだったので内心しばらく素直に聞けなかったのは内緒です。今思うとこの説教をしてくれた友達には感謝してもしきれないです。この説教をきっかけに自身の家賃やら何やらから計算して行ける額をスーモカウンターやら何やらで相談してようやくマイホームに本腰を入れたわけですが……

残りの4割の理由は親が賃貸暮らしであることや、結婚式のお金を貯金してたのにコロナウイルスの影響でロクに結婚式が開けないこととかが理由になります。親が賃貸暮らしというのは2世帯住宅にしたという意味ではなく、最悪離婚した場合親を呼べるというリスクヘッジの問題です。一応1馬力でなんとかなるレベルの返済額にはなっているのですが、やはりここら辺も考えないとですね。結婚式の貯金は純粋に頭金にまわしました。この頭金の無さで友達からガチ説教を食らったのですが、結婚資金をちゃんと出したので安心して貰えました。頭金なかったら確実に野垂れ死んでましたね。頭金なしでローンは組めますが、引っ越しなり家電買うなり手付金なり、その他もろもろのお金で貯金ゼロ円でローン組むのは無理です。まじで無計画すぎました。数千万円の買い物なのに。

そもそも家が買えるのか

しかしながら頭金はあれど当然そんなお金は一括で用意は不可能なのでローンを組むことになると思いますが、この時試算する段階で家にかけられる上限とかが見えてくる事になると思います。そして計算して見えてきた我が家の予算は最大4000万前後でしたが、そんなギリギリのローンを組んだら他の事は何も出来ないしハイリスクすぎるので、3500万までを限度とし、3000万を理想に家を選ぼうと思いました。ちなみに3000万円の場合、現在の変動金利だと8万円を下回り、マジで家賃以下の金額となります。

ですが上限3000万で建売を調べてもあんまピンとくるものもなく、3000万程度で家なんぞが買えるのかと半信半疑でしたが、スーモカウンターに行くとなんと建売はそんなヒットしなかったのに注文住宅は可能であるという衝撃の事実が明らかになります。注文住宅なんてものは夢のまた夢だと思っていたので本当に驚きでした。それを聞き確かに土地とハウスメーカーを調べてみると確かに安い。んで安いからオンボロの家ができるのかと思ったらそうでも無い。どこのハウスメーカーも耐震性などの安全性は問題なさそうで、一気にここで俺のモチベーションは上がりました。

土地とハウスメーカー選び

で、ここから建売やマンションも探しつつ本腰入れて土地やハウスメーカー選びをするわけですが、ハウスメーカー探しはかなり深い沼です。そして土地についてはもう言うまでもない次元の沼です。ハウスメーカーひとつにしても、価格や住宅性能、特色、独自の設備やシステム等々、ありとあらゆる要素で各ハウスメーカーが個性を出してきているので、各社のHPだけでおそらく1週間くらいは見てられます。そんでもって気になるハウスメーカーを絞り込んで、その展示場に行くわけですが…まぁ疲れる。やる気のある俺ですらそこそこ疲れました。隣にいる嫁はやる気もそこまで無いものに付き合わされているので不機嫌すぎて本当に怖かったです。ハウスメーカー行くたびに色々なギフトや粗品をくれるんですが、あれ多分こういう時に片方の機嫌を直してもらうために配ってるのもあるんだろうなと思います。実際アマギフで釣らないと行ってくれないんだもん。

そんな中、我が家が発見したのは富士住建と呼ばれるハウスメーカーです。
このハウスメーカーは「完全フル装備の家」を売り文句&商品名としていて、オプションで追加料金を払わなければならない設備がことごとくデフォルトで付いているというとにかく設備に全振りした異色のハウスメーカーです。

ショールームに行きそのフル装備の数々を見せられ、俺も嫁も大歓喜でした。家の予算上完全に諦めていた物の数々が現実的な値段でついてくるということに驚きを隠せませんでしたし、さすがの嫁も設備の凄さに興奮していました。嫁が大喜びで色々見てくれたのはここだけです。その他のハウスメーカーも見ましたが、富士住建以上の良さを感じられる所はなく、やはりここがいいなと最終的にここにしました。家づくりのために動きだし、土地とハウスメーカー選びの時点で既に半年。めちゃくちゃ悩みまくりました。が、半年というのは実はかなり素早く決めてる類に入ります。どちらも決めあぐねてると数年経過しているとかザラにあります。沼が深すぎる。

契約、打ち合わせ

無事ハウスメーカーも決まり、契約を結んだ我らですが、安息も束の間で、家の間取りや仕様を決めたり、家の建築スケジュールの確認やローンの締結、さらには土地の売買契約等々、打ち合わせのラッシュに追われることになります。

これがマジで疲れます。住宅展示場の比では無いほど疲れます。2ヶ月くらいろくな休みがなかったです。設備仕様については言うまでもなくとんでもないレベルの沼で疲れましたが、ここら辺の沼というのは深淵の闇でありながら家づくりの醍醐味ですから楽しかったです。ですがローン云々土地云々の手続きがもう本当にしんどいです。なんにも面白いことないですからね。以前の土地の所有者と立ち会い、何枚も何枚も名前を描き捺印をし、クソほどつまらんけどちゃんと聞いて理解しなくてはならない約款を読み合わせたり、これを休憩なしで4、5時間ほどやらされるのでマジで大変です。しかも我が家は売主さんがちゃんと前向きな理由で土地を手放した方だったので大丈夫でしたが、これがもしも何か悲惨な理由で土地を手放すことになっていたらどんな顔すりゃいいんだという感じですよね。土地を手放すということは必ずしも前向きな理由とは限りませんからね。絶望の顔の売主に対してこっちはそっちの都合など知らない新婚夫婦。地獄かよ。想像するだけで胃が痛いわ。

建築トラブル、そして引渡しへ

そんなこんなで各種手続きをようやく終えるとついに家がたち始めるのですが、ここからは基本的に超ザックリ言えば建ててんの見るだけなんで楽です。近隣へのご挨拶など本当になんもしなくていい訳では無いですが、打ち合わせラッシュと比べたら遥かに楽です。

と思っていたんですが、なんとコロナウイルスの影響により設備が間に合わず、納期が1ヶ月遅れるというトラブルが発生しました。

これによるトラブルは深刻で、我が家は賃貸で遅延を言い渡される前からとっくに賃貸に退去の申し込みをしていたため、賃貸を出ていっても家が完成しておらずホームレスになるというとんでもない事態が発生します。
誰が悪いという事態でもないので賃貸側にもハウスメーカーにも必死にお願いして何とかホームレスは回避しましたが、それでも引渡し当日に引越し、その翌日に退去立会という超絶過密スケジュールとなりました。

この強烈なトラブルの代償?なのか、家に関するトラブルはこれ以外ありませんでした。注文住宅は各々のオンリーワンを作る以上、ほぼ確実に建築段階で細かいミスが出てくるものなのですが、我が家は殆どありませんでした。施工が雑とかもなく、我ながら普通だけどオシャレな家ができたと自負してます。身バレ怖いんで外観は上げられませんが…ちなみに最終的な総額は限度の範囲内にしっかり収まりました。

そんなこんなで去年の終わりくらいに引渡しされたわけですが、ここまでなんと家を見始めてから約1年半、ハウスメーカーと契約して約10ヶ月のことでした。めっちゃ長かったけど、家ができるにしては早いような気もするそんな時間でした。
今後は家づくりの経験談とかがメインになりそうです。特に注文住宅という殆どの方が一生に一度しか行わないコンテンツのブッチギリの沼と闇の深さは本当に凄まじい。家建ての経験談や、そこから基づくおすすめしたい所、超絶沼ポイントなんかも書きたいですが。何か書いて欲しいとか聞きたいこととかあったらコメントください。もちろん恋活のことも何かあれば募集してます。

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