【ヒトサラ：アプリ予約特典】「＋２倍」キャンペーンのウラガワ（デザイナー編）

ヒトサラのデザイナー志津です。

ヒトサラnote部アカウントでも日々の食事体験を「リアルめし」と呼び、筆を走らせております。このUM-noteでは仕事の話をいたします。

ヒトサラnote部｜note

概要：
ヒトサラのアプリでお店を予約するとポイントが+2倍もらえます。

仮にWebブラウザで予約すると100ptもらえるところが、アプリ経由の予約だと300ptになる特典です。この施策は、ヒトサラアプリのプロジェクトメンバーが企画し、iOSの実装まで自社で完結しました。なので、我々制作側のメンバーがnoteにその裏側を記します。

皆さまが読んでて参考になるか自信ありませんが、少なくとも僕らは「こんな工夫をした」ということをお伝えできればと思います。

この記事はデザイナー視点ですが、他にもディレクターやエンジニア視点もあります。

狙い：
アプリの利用を促進することで、ヒトサラをより身近な存在にする。

なぜアプリへ促すかを話します。

数年前に、お店探しをグルメサイトよりもGoogleで検索するユーザーが増えてから、ヒトサラは「いかにSEOに最適化するか」ということに集中して開発されてきました。つまり「WEBページをどのように設計するか」をデザインしていました。

しかし最近のユーザーは、というか私個人は検索する行為そのものが面倒に感じたのです。「エリアを選択して、キーワードを入れて、、、」みたいな作業を省きたくなってきたのです。何もしなくてもお店を紹介してもらいたいという気持ちが強くなりました。

欲しい機能としては、パーソナライズされた通知やタイムラインによるお店サジェストです。

これはWEBブラウザだと、通知もメールになってしまうし、そもそもユーザーがログイン状態でないといけないし、なかなかハードルが高いです。

アプリなら、毎日150回くらい見るスマホ画面にアイコンがあれば、より自然にセッションしてくれるかもしれません。PUSH通知で、思わずタップするかもしれません。すでにアプリにログイン済みであれば、最適化されたコンテンツがすぐに表示されやすくなります。

理想：
プロダクトがユーザーの生活に入り込んでいる状態。

したがって、ヒトサラはアプリで利用してもらいたいのです。

「朝起きて、洗顔して、ヒトサラアプリを開く」
「お腹が空いたタイミングに、アプリからお店が紹介される」
「なんとなくヒトサラアプリを開くという手癖がつく」

この+2倍ポイント特典はそんな状態になるきっかけをデザインしています。アプリの利用者を増やして、多くのユーザーにアプリの機能を体験していただきたいのです。

現状のアプリでは、通知・サジェスト機能は開発中です。

想い：
一方で「お店探し」の楽しさも伝えたい。

通知やサジェスト機能はめちゃくちゃ便利ですが、ユーザーがアプリに依存してしまう懸念もあります。

検索作業を省きたいのですが、行為そのものを撲滅させたいわけではありません。

お店を探す行為に「価値」を与えたいのです。

幹事を担ったことで株が上がることがありますし。大切な人へのオモテナシはお店選びからスタートしますし。いろんなお店を眺めて「あれ食べたい」「ここ行きたい」と妄想するのも楽しいですよね。

なので、検索機能自体もアップデートしたいと考えています。
ユニークなライティング、シズル感のある写真、新しいお店の使い方の提案など、いろんな工夫を駆使してお店を探す体験をより良いものにしていきたいと思っています。

ゲームアプリみたいに。

ゲームには複雑な操作の積み重ねによってレベルアップできる楽しさがある。ワンタップで全クリできるゲームなんか楽しくない。

ヒトサラアプリでは、私は勝手にそんな構想を抱いています。
この予約特典によって、アプリの利用者が増えればいいなと。

なので、、、、、、

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