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板タブ派が液タブで絵を描いてみた話。|Huion Kamvas Pro16(2.5K)レビュー

国内メーカーWacomのいわゆる板タブを使っていた宇佐兎三が、いわゆる中華メーカーHuionの液タブで絵を描いて見たら?

前回の、絵を描かなくても液タブがおすすめな話はこちらから。

その昔、主人公が過去や未来へ行くハリウッド映画で、
 「日本製?粗悪品じゃないか」
 「いいものはみんな日本製だよ」
という、やりとりがあった。

宇佐兎三自体、実はいっとき秋葉原の裏通りのPCパーツ屋さんでアルバイトをしていたことがあって、そのころの聞いたことのない中華製品といえば安いけれどあやしげなバッタモノばかりだった。

そのころは有名なメーカー風にしていてもどこか梱包も安っぽかったり、微妙さがあったわけだけれども。

もちろん国内メーカーであっても生産は中国なんてことは最近はものすごく多くなってきているわけだけれども、生産国はともかくチェックも含めて国内メーカーの方が良いに決まっているという感覚が未だにちょっとあって、話があったときにもっとチャチなものがくるのかと思っていたわけだけれども、箱からいって国産品と遜色ないではないか!と。

まぁ、今回ご提供いただいたものってお値段もそれなりだけれども。

先に惜しいなって思う部分を書いてしまおうかなと思う。

Huion Kamvas Pro16のオシイところ

1 ペンを傾けすぎると描けない

この感想って、実はWacomを使っていた人のうちほとんどが思うことなのでは?と、別の方のレビューを見ながら思ったんだけれども。
私自身板タブしか使ってこなかったもののWacomユーザーなのだけれども、何人かのレビューをみていて、他の方も書いていらっしゃったのできっとWacomの液タブでももっとペンを傾けられるんだろうなと。
ただ、これ自体慣れの問題もあって、それこそiPad+Apple Pencilの場合はそもそも手を浮かせながら描かなきゃいけなかったりするけどそれも慣れちゃったりするから、案外慣れてしまえばなんてことないのかもしれない。

2 ペンが片面だけでお尻に消しゴムツールがない

Wacomの場合は、ニブが交換できるメインのペン先の逆側の先端(お尻)も使えて、こちら側はデフォルトでは消しゴムツールが選択されていて。ただここ自体おそらくすり減っても交換できない気がするからできるだけ使わない方がいいのかもと思いつつも長年Wacomを使っているとうっかり裏返して消そうとしちゃうはあったりして。

3 ケーブルの位置があと1cm内側だったら…

宇佐兎三は左利きでボタンを右に置きたいからこそ思う感想だと思うんだけれども、この配線が2つ端子がついてて、逆にすると動かないんだけれども、おそらくボタンを左置きにする分にはこの位置でもいいけど、右置きにするには下に来すぎるんだよね。

もう1cm写真に向かって上方向にずれてたらなぁってあたりがオシイなと。ボタンやタブレット自体は右配置に対応しているだけに。

気になったのは以上の3点だけ!

ものすごく気になったのはこの3点で、欲をいえばあと2つくらいボタン欲しいとかあるけれどおそらく、それはワコムの上位機種でもそんないっぱいボタンないので(笑)

逆に言えば、それ以外にほぼ国内メーカーと遜色ないくらいになってきてるなと。ディスプレイとかも綺麗な2.5kだし、筆圧感知とかもWacomを基準にして「普通」だと感じたので。それがどういうことかというと、同じ価格帯の廉価版Wacomにボタンがなくて不便だと感じたり、スタンドとか替えのペン先とか色々ついている方がいい!って場合はHuionも選択肢に十分入ってくるわけで。

というわけでツラツラと色々かいてきたけれど実際に描いた動画を見てみてね。

引越しとかで色々間に合ってないけれど、一応ねYoutubeの方にももうちょっと編集したものを上げるつもりでいて、今後動画を差し替えるかもだけれども。

実際にHuionKamvas16で描いてみた

引越しが思った以上に時間かかって季節が変わってしまったけれども。

HuionKambas16proを使って見た感想

筆圧などは全く問題無し、自分で割り当てられるボタンが便利

数年落ちの板タブとの比較になっていまうけれども、筆圧などは特に問題ないなと思ったよね。私自身、もともと線自体にはそこまでの強弱をつけない派はので、そのあたりは誤解の内容に…。
設定に関しては、若干初めて使うものだったのであれってどうなってるの?みたいのはあったけれどもちゃんと設定さえすれば絵を描いていて不便がないなと思っていて。
動画を観ていただけるとわかるのだけれども、拡大・縮小やUndo、Redoをサイドボタンに割り当てていて、物理ボタンだからこそ、手元を見ずにそれを押しながら結構便利に描けるなぁというのが感想でした。
そのあたりはざっと商品説明を見る限りWacomより便利そう。

板タブと比べた液タブ

色ぬりなどではそこまで差が出ないけれども、線を引くときはやっぱり液タブの方が紙に近い感覚で線がひけるのかなと思っていて。
急いでいる時とかは、紙に鉛筆でザザザっと描いてスキャンしてそのまま塗るなんてことがあったのだけれども、これならばそのまま直にデジタルで描いて行くっていう選択肢が広がりそうだななんて思って見たり。
背景の部分で白抜きにした部分に直接書き込んでいる部分が動画でもあるのだけれども、ああいった部分も液タブの方が楽に描けるだろうななんて思ったのでした。

そんなわけで、なかなかオススメだと思ったので気になる方はチェックしてみてね!

液タブの絵以外の活用法はこちらの記事も見てね▼


【ご提供】HUIONオンライン公式:


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