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サーて、今週のヒサコさんは?その薬、すぐ止めた方がいい

                         11日目



母が突然、失神した!!


という急な知らせを聞いたのは、2022年の秋、私は会社で会議中でした

なぜ?なぜ?


東京から関西へ駆けつけると、別人のような衰弱ぶり、、

目つきが悪く、妄想や幻聴を聞き、大声で叫んだり、夜中もずっと見えない相手に「何をー!!殺すぞー」と穏やかで静かな母親には似つかわしくない暴言を夜中じゅう、すっと叫んでいました

相変わらず、施設は、「私どものは何もできませんので、娘さんが泊まり込みで暴言や暴行を抑えてください」と、施設の母の部屋に簡易ベットで寝泊まりせよという・・・


施設のかかりつけ医によると、「統合失調症」というつまりは
精神の病ではないかと


外部の大きな病院でCTを取ってもらうが診断ははっきりしない

さらに、もう1軒、インターネットで調べて、「脳神経外科」へ連れていく

再び、CTをとったりしていた時、ベテランのおじいさんのお医者さんが、


「最近、薬を変えましたかー?」


施設に戻り、医務室で処方を調べて(その施設は高級有料老人ホームなので

看護師が常駐)、そのおじいさん医師に伝えると、


「その薬、すぐ止めた方がいい」


診療室で、かかりつけ医に向けて薬を止めることを勧める手紙を書いてくれたので、施設に戻り、手紙を渡し、無事薬を止めて、母は事なきを得ました


その止めた薬は、

「アリセプト」


認知症で、コロナ期間中、怒り気味で興奮状態だった母に、処方された薬

認知症には、4つの薬があり、怒りや興奮を抑える薬が1種類、元気のない患者を興奮させたり、気持ちをUPさせる薬が3種類


興奮気味の母に、

興奮させる薬をご処方とは!


そりゃー、母も失神するわなー、しかも、かかりつけ医からは、2週間後には、倍の量の薬に増量する処方まで出ている・・・気づいてなかったら増量されていた・・・

一番、ショックだったのは、施設に常駐の看護師さんが、目の前で失神している人の原因を考えず、かかりつけ医にいわれるままに、増量しようと準備していたことでした

その薬を飲ませた日に失神したことを見れば、気づくこともあったんじゃ?看護師さんにそういうと、「医師の処方ですから」と。でしたら、あなたの常駐は形だけ、箔をつけるためだけですか


教訓として残ったのは、施設や、お医者さんのいうことを全て信じていてはいけない、


おかしいと感じたことは自分で調べないと

いけない。これは、必ずです!


急に失神したなら、その前になにか新しく変えたことを探すといいです

私は、それまで、施設やお医者さんを信頼していましたし、入居者のお年を召した家族の皆さんは、ありがたがっていましたが、多分、自分でインターネットで検索などができない高齢者(たとえの話です)だったらその処方を疑わず、薬を飲ませ続け、2週間後に増量していたかもしれない

別人のように弱った親を、施設にいわれるがまま、精神病院に入れていたのかもしれない


あり得る話です
実際、本人がうまく説明したり、調べたりできず、認知症だったりすると
主張できず、お医者さんや施設のいう通りになることも

私と妹は、会社でリサーチの仕事をしていたので、インターネットで調べることは得意

なんだか、そこで、

「運命の分かれ道」を感じ、背筋が怖くなった

 のでした

・・

私の老後も心配・・


※あくまでも医療の専門家ではない娘という、個人の感想で、感じ方には個人差があります。

今日の教訓

・アリセプトの処方、増量規定には、医療関係者からも異を唱える発言がたくさん発表されていますので、とっかかりは、YouTubeからでもいいので検索してください

また、認知症に詳しくないお医者さん(うちの場合は、老人ホームの近所の
かかりつけ医(内科))ではなく、専門医を探して受診しましょう


#遠距離化後

#認知症

#誤診

#運命の分かれ道

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