シェア
醍醐兎乙 @140字小説
2024年6月12日 05:52
男は昔から危険な目に合う直前、悪臭を感じていた食べ物が腐ったような気分の悪くなる悪臭嗅覚を頼りに悪臭を避けると対人トラブルも乗り越えることができたしかし今、男は恋人に追い詰められている正面に座る恋人は微笑みを浮かべているが恋人の手料理からは憎悪を煮詰めたような悪臭が漂ってきていた