ブログを始めようと思ったけど辞めた話

近年にわかに、自由に生きよう！　という叫びが裾野を広げつつあります。

私はずっと本を読んで生きてきたので、この考えには10年前から触れていました。しかし、youtubeなどの個人発信メディアが台頭するにつれて、巷でにわかに取り立てられるようになった、多くの人々の目に触れるようになったのはここ最近のことかと思います。

その中の手段の一つとして、ブログが進められており、いっちょやってみるかという安易さで、3年ぶりに手を出してみました。（そう、3年前にも始めたことがあったのです）

結果……今回も、やはりこれは辞めようと思いました。以下自分の考えを取り留めなく書いてみます。

まず、私は現状に割と満足しています。仕事はエンジニアで、現在は育休中です。（育休中だからこそ、もう一回ブログでもやってみるかとなったわけですが）

ブログをちょっと書いて、自由に生きるため＝金銭報酬を得るために文字を書くより、エンジニアとしてプログラミング書いている方が楽しいと気がついてしまったんですね。

私は、文章を書くのが好きです。なんなら、それを生業にしたいと思っています。

しかし、描きたいものはフィクションなんです。心の底から楽しいと思える物語を見ること、生み出すこと、それに途方もない価値を感じます。それと、ブログを書くと言う行為は文章を書くと言う広い括では同一ですが、自分にとって、明らかに質が違うものなんです。

ブログを書く行為を否定するつもりはなくて、これは個人の大切にしたいもの、価値観の違いかと思います。自分の上質世界に、金銭を目的としたブログ活動はいらないなーって感じです。

とういか、エンジニアとしてかなり未熟なので勉強もしたいし、小説も描きたいし、ブログに真剣に取り組んでいる時間はどう考えても足りないし、自分にとってはしっくりこない時間なので、省くしかないって感じです。

今みたいに好き勝手駄文を書いて、思考を整理するのは楽しいので、サーバーも契約してしまったし、この期間はこの適当なドメインでブログを続けていこうと思います。（同時に消えるのが確定なので、noteに転載）

時間は有限です。未来によりよく生きるため、ブログをやると決めるのも自由ですが、それが本当に自分がやりたいことなのか？　振り返って整理してみるのもオススメですよ。

自由になった後の自分を想像して、ブログを書いている自分にワクワクするかどうか？　もポイントだと思います。（自分は同じ自由に働くという括りでも、エンジニアとして仕事している自分の方がワクワクしました）