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子どもに合わせた学習の取り組み

息子は、幼い頃から数字や図形への関心と執着が強く、算数的な思考力がとても高い子どもでした。息子の算数の力を伸ばしたいと思い、私もいろいろな遊びや学習を工夫しました。

しかし、同じような手立てをすれば誰でも同じ能力が身につくという訳ではありません。
それぞれの子どもの持つ能力や特性に合わせて、サポートの仕方も変えていく必要があります。
我が家でも、息子と娘は能力も性格も特性も違っていましたので、同じ学習をするにも様子を見ながらいろいろとやり方を工夫しました。

大事なのは、勉強が好きで得意な子のやり方に合わせるのではなく、勉強が苦手であまり好きではない子の意欲を引き出しやる気を継続するサポートかと思います!

息子は算数が得意だったので、塾に通うまで自宅で「最レベ」シリーズの問題集をやっていました。(小1~小3)

ひとつの単元で標準レベル→ハイレベル→最高レベルとレベルが上がっていき、“最高レベル”のページはだいぶ難しい問題が揃えられています。勉強が好きで得意な子には、挑戦しがいのある良い問題集だと思います😊

上段が息子 下段が娘 
それぞれ小学2年生の時期に取り組んだもの

厚みもあり少し上級者向けの問題集なので、勉強があまり好きではない子には向かないかもしれません💦
我が家では、息子は次々と難しい問題が出てくるのが楽しくて、自力でどんどん取り組んでいましたが、娘は、“最高レベル”になると自力で取り組むには難しい問題が多く負担になっていました。低学年くらいまでの子どもにとって、自力で解くことが難しい問題に向き合うのはとても辛くストレスになります。勉強は楽しくなくなり、やりたくないものになります。
なので、息子ができたから娘にも同じようにやらせる、ということはせずに、娘には“ハイレベル”のページまで解けたら最大級に誉めて自信を持たせて(↑娘には二重丸をつけています(笑))、“最高レベル”のページはやらないようにしました。(“ハイレベル”の問題も十分に難しいのです)

上段が息子 下段が娘
娘は、最高レベルのページはやらないことに

出来る子のレベルに達することを目指すのではなく、目の前にいる子の力を最大限に伸ばす!ことが学習の目標です。我が家の場合、息子は最高レベルの問題まで自力で解けるようになることが目標で、娘はハイレベルの問題まで自力で解けるようにすることを目標にしました。
同じ問題集を使っても、それぞれの子どもに合わせた取り組み方で学習することが大切です!(ちなみ娘もずっと数学が好きで得意科目です)
楽しんで前向きな学習をすること。それを長く続けること。これが家庭学習での大切なことかと思います。
難しい問題にイヤイヤ取り組んでも良い学習にはならないので、すらすらできる問題からちょと頑張れば解けるくらいの範囲内の問題をたくさんこなして、ミスを減らしスピードを上げる!!という学習を家庭で積んでおくと、中学受験に向けて基礎固めになると思います(^▽^)/
自分の子どものレベルに合わせて、やりやすく長く続けられる家庭学習の方法を工夫してみてくださいね。


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