うさこ先生

一男一女2児の母。金融企業から小学校教員へ転職。 長男は都内私立中高一貫校から現役東京…

うさこ先生

一男一女2児の母。金融企業から小学校教員へ転職。 長男は都内私立中高一貫校から現役東京大学へ。長女は国立附属小学校・中学校から都内私立高へ。 小学校受験(お受験)から始まり、中学受験、高校受験、大学受験をサポートしてきた経験から、子育てについて思うことなどを書いていきたいです。

最近の記事

塾の算数の授業に向けての家庭での学び

東大生息子が某大手中学受験塾のアルバイトを始めました!先日まで、高校生の塾でアルバイトをしていたので、可愛らしい小学生の勉強のサポートは新鮮なようです😊 久しぶりに小学生の塾の授業に参加した息子の率直な感想は、、、 「授業のスピードが早すぎる」 でした💦 自分が小学生だった頃は、自分は少々勉強が出来たので、そのスピードの異常さに気がつかずにいたけれど、立場が変わり、授業を客観的に見るようになると、教室内の半分くらいの子どもは、全く授業の進度についていけてないことに気がつ

    • 子どもに合わせた学習の取り組み

      息子は、幼い頃から数字や図形への関心と執着が強く、算数的な思考力がとても高い子どもでした。息子の算数の力を伸ばしたいと思い、私もいろいろな遊びや学習を工夫しました。 しかし、同じような手立てをすれば誰でも同じ能力が身につくという訳ではありません。 それぞれの子どもの持つ能力や特性に合わせて、サポートの仕方も変えていく必要があります。 我が家でも、息子と娘は能力も性格も特性も違っていましたので、同じ学習をするにも様子を見ながらいろいろとやり方を工夫しました。 大事なのは、勉

      • 塾を選ぶということ(中学受験)

        暖かい春の陽気になり、新しい学年に向けて意欲も高まる時期ですね🌸 新しい習い事や塾をスタートしようと考える時期でもあるかと思います。 やる気に満ちた新しいスタートの参考になればと思い、受験のカギとなる「塾」を選ぶことについてアドバイスします♡ 塾選びの注意点①実績だけを見て塾の優劣を決めない どうしても塾の実績情報などを見て、塾を比較し選んでしまいそうになるのですが、パンフレットや広告に書かれていることだけでなく、それぞれの塾の先生の雰囲気や子どもへの接し方、保護者への接

        • 子どものやる気を維持する工夫

          先日、東京大学の合格発表がありました🌸 “東大生は親に勉強しろと言われたことがない”という話をよく聞きますが、私も子どもたちに露骨に「勉強しなさい!」というような言葉は言ってきませんでした。子どもたちは、自分で必要だと感じれば言われなくても勉強をします。勉強して、知識を得て、成果を感じれば嬉しくなり、放っておいてもまた勉強します。 誰かに言われてやる勉強は、目標がなく楽しくないのであまり身に付かず意味のないものになりがちです。 自ら学ぶ子どもを育てるということは、小さい頃から

        塾の算数の授業に向けての家庭での学び

          算数が好きな子を育てる①

          算数や数学が好きだと、受験の際に得をすることが多いと思います。 特に中学受験では“算数”が苦手だといっそう勉強の負担が増し、苦しい戦いになります💦 中学受験における算数は才能やセンスが問われる面もあるため、誰でも得意になれるわけではないかもしれませんが、得意にはなれなくても嫌いにならず好きだと思って取り組めたらとても気持ちが楽です。 息子は算数がとても好きでジュニア数学オリンピックのファイナル✨に毎年出場していました。小学4年生で塾に通い始めるまでは、家庭学習でいろいろな算

          算数が好きな子を育てる①

          中学受験に備える幼少期の取り組み

          子育てを通して、小学校受験、中学受験、高校受験、大学受験を全て経験しましたが、、、 振り返るとやはり“中学受験”が1番険しい戦いでした💦 中学受験は、膨大な量の課題を毎日どうやってこなすか、という 時間 体力 気力 をコントロールしながらの長期戦です。小学生の子どもがこれらを自分の力だけで管理することは難しく、親の手厚いサポートが求められます。 一方で、かかる費用も半端なものではないため、仕事をしながら子どものサポートもしなければならず、親にかかる負担も並大抵ではありません

          中学受験に備える幼少期の取り組み

          子どもの力を伸ばす幼少期の遊び

          子育ての常識やツールも、どんどん進化していますが、我が家の子どもたちが幼かった頃はまだスマホで動画を見せたりゲームをしたりする育児は一般的ではありませんでした。 子育てにスマホが使えたら、便利だっただろうなと今どきの子育てを羨ましくも思いますが、 一方で、アナログな子育てができてよかったなと思うことも多いです。 以前に、親子の信頼関係を築くコミュニケーションの手段として“遊び”がとても大切だったと書いたことがありますが、特にアナログな遊びは学びの多いものだったと思います。

          子どもの力を伸ばす幼少期の遊び

          子どもを伸ばす幼少期の習い事

          子育てにおいて、習い事への取り組み方は悩みどころかと思います。 先々を見据えて、学力が身につくような習い事をさせたいと思ったり、 子どものやりたいことを重視して習い事を選んだりすることと思います。 我が家では、幼稚園~小学校低学年くらいの時期は ①体操教室(息子) ②ダンス教室(娘) ③ピアノ ④スイミング ⑤囲碁教室(息子) ⑥アトリエ教室(娘) などをやっていました。 習い事の難しさは、 取り組むモチベーションを維持すること、 辞め時を持つこと。かなと思います。 どれも

          子どもを伸ばす幼少期の習い事

          子どもを伸ばす幼少期の親子の関わり

          幼少期に子どもの能力を伸ばすために大切なのは、親子の信頼関係であると考えています。信頼関係を築くために重要なのは、子どもと同じ時間や気持ちを共有することです。それらの積み重ねが、親子の絶対的な信頼関係を築く基礎になると思います。【自己肯定感】の育成にも通じることとなります。 幼い子どもと時間や気持ちを共有するために、どんなことをすればいいか。 私は、 ①子どもと全力で遊ぶ。 ②食事の時間を楽しむ。 ③睡眠を大切にする。 ということをいつも心がけていました。 ①子どもと

          子どもを伸ばす幼少期の親子の関わり

          子どもの能力を伸ばすために

          2月に入り、中学受験では東京神奈川入試が解禁となりました。 我が家の中学受験は、もうずいぶん前のことですが、今でも2月1日を迎えると、息子の中学入試の光景がよみがえります。 緊張した表情で試験に向かう息子の姿を見送りながら、それまでのたくさんの努力の日々が胸をよぎり、どんな結果になっても悔いはない、と強く確信したのを覚えています。 息子はもう大学生です。東京大学に現役合格し、大学生活を送っています。 中学受験をしなかったら、その後の進路は大きく違っていたのだろうか、、、??

          子どもの能力を伸ばすために