友情と恋愛の境界線
『きみの鳥はうたえる』を観た。
なんだかすっごくリアルだった。若者のリアル。お酒と煙草とセックスに溺れる、飲まれるあの感じ。面白いストーリー展開があるとかではないけど、釘付けになる。映像の雰囲気が好きだったな。朝までクラブで踊るところとか特に。
すごく思ったのは、大人になると友情と恋愛の境界線が曖昧になるのかもしれないなぁということ。「好き」とか「付き合おう」とかは言わなくって、なんとなく一緒にいたり、なんとなくセックスしたり、いつの間にか半同棲みたいになったり。そんな関係。それもいいのかもしれない。それぐらいが楽で、自由で、心地良いのかもしれない。でもかっこつけて大事なことを言わないより、大事なことはちゃんと言葉にして伝える男の方が何倍も、何百倍もかっこいいよ、とも思ってしまう。
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