うさこ

そこらへんの女子大生。主に深夜のひとりごと。

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最近の記事

愛のないセックス

やっぱり頭のいい人が好きなんだなと思った。 自分を持ってる人が好きなんだなと思った。 自分にはないものを持っているのが羨ましくて、眩しくて、面白いから見ていたいんだろうな。 体の関係を持てばこの人が手に入ると、そんなことを思ったわけではない。 ただ自分の欲望に素直になったら、"ほしい"とそう思って、気づいたら体を重ねていた。 でもこの関係がこれ以上何か発展することはない。それだけは確実に分かる。 もし私が今の恋人と別れたとしても、この人と付き合うことはないんだろうなと思う。

    • おいでの破壊力はエグい。

      チャミスルのマスカット味はめちゃくちゃ美味しくて マルジェラのコーヒー何とかっていう香水はめちゃくちゃいい匂いで もう夜中なのに彼がギターでスピッツのチェリーを弾き出すから私が歌って。 終電までねって言ってアニメ見てたのに、「これ最後まで見たくない?始発で帰ればいいじゃん」と言われたらそりゃもう断る理由がなくなってしまって。 「もう我慢できない」はずるいよ。 そんでもって「おいで」の破壊力はエグい。

      • 1番大切にしている本を贈りたい

        『思い出が消えないうちに』を読んだ。 小学生の幸は、夢に向かって頑張ると決意して旅立ちを迎える玲司に、自分が1番大切にしている本を贈る。 幸は「夢に向かって頑張る人には、自分が1番大事にしているものを贈ってあげるといいんだって。夢に向かって頑張る人は、必ず、頑張らない時がくるから。つらくて、苦しくて、夢と現実を天秤にかけて、選択する時がくるから。その時にね、一番大事なものをもらった人はもう少しだけ頑張れるんだって。結局、1人じゃないって気づくんだって。応援されてることに勇気を

        • 友情と恋愛の境界線

          『きみの鳥はうたえる』を観た。 なんだかすっごくリアルだった。若者のリアル。お酒と煙草とセックスに溺れる、飲まれるあの感じ。面白いストーリー展開があるとかではないけど、釘付けになる。映像の雰囲気が好きだったな。朝までクラブで踊るところとか特に。 すごく思ったのは、大人になると友情と恋愛の境界線が曖昧になるのかもしれないなぁということ。「好き」とか「付き合おう」とかは言わなくって、なんとなく一緒にいたり、なんとなくセックスしたり、いつの間にか半同棲みたいになったり。そんな関係。

        愛のないセックス

          友情には終わりがないのに恋愛には終わりがある

          友情には明確な終わりがないことがほとんどなのに、恋愛関係は終わったらそこで終わりなのはなぜなんだろうか。 付き合ってる時は一番近い存在なのに、別れた途端に全く連絡を取らなくなって、まるで他人みたいになったりして。 友達から、友達以上恋人未満になって、恋人になって、別れたら友達未満?それってなんだか寂しくない? 最初から男として好きになったわけじゃなくて、「人間として好き」から始まって仲良くなったはずなのにね。 だから、恋愛に発展するのが怖いと思ってしまうことがある。もし付き合

          友情には終わりがないのに恋愛には終わりがある

          忘れるということ。

          人にはなぜ忘却機能が備わっているのか。 それはきっと辛いことがあっても前を向いて生きていくためだと思う。忘れるという機能がなければ、人間は悲しいことも辛いことも全部一生背負って生きていかなければならないことになる。 でも時々、私には「忘れる」ということが悲しいことのようにも思えてしまう。人はなぜ、あんなにも幸せだった日々のことをこうも簡単に忘れてしまうのか。あの頃大切だった人の声も、言われて嬉しかった言葉も、何の話で一緒に笑ったかも、いつの間にか忘れていく。そして思い出は、日

          忘れるということ。