1ヶ月が過ぎていた(6月)(滝汗)
いや、早かった。
前回の投稿までは順調だったのに、
あっという間に7月になってしまいました。
あーよくない。ほんと、よくない。
いろんな人に会って、大事な話をして、引っかかることだらけだったのに
わて、何してたんだろ、的な気分に陥っています。
(いや、結構長いこと色々なことで落ち込んでドツボにハマった6月だったので、しょうがないと言えばしょうがない。そしてまた答えは出ていないというね。)
前回の投稿の後、2週間ほど日本に戻り
仕事やら、メンテナンスやらで2週間を鬼のようなスケジュールで過ごし、
台湾に6月4日に戻ってきた時にはまあ、正直ヘトヘトでした。
でも、この日台湾の家についてから、スーツケースの中身を片付け、
ちゃんと中正紀念堂で行われていた64のメモリアルイベントに行きました。
今年35周年ですからねー。
これだけみてると、
「ああ、台湾の人って香港や天安門を自分ごとのように考えてるんだなー」って
思うわけですが、実際行ってみると違う印象を持ちました。
また、台湾在住の友人でこのイベントを10年(?!)見続けている方がいて
今年の感想等、お話しを伺ってみた所、
見続けている人だけがわかる細かい変化を教えていただきました。
ちなみにこの2000人が参加って多いと思います?少ないと思います?
私が今回何に驚いたって、司会、なぜか台湾華語と広東語だったのですよ。
広東語・・・台語でもなくて。
もちろん、もう香港ではこういう集まりはできないので
わからなくはないのですが。
広東語が司会に入っていたのは今年が初めてなのだそうで、
つまりこのイベントに関していうと、
そういうニーズが確実にあるということだと思います。
台湾と香港の連帯
これって、案外難しいと最初から思っていて、
私が台湾に住んでいた頃(2004年から2014年あたり)
台湾人、多分香港に興味なかったし、香港人も多分台湾に興味なかったと思う。
私がカナダで大学生してた頃だって、香港人と台湾人がつるんでるとこなんて
見たことなかったもんなあ。
なんでそう思うかというと・・
研究者としての発言ではないですが、(エビデンスは自分の感覚だし。)
台湾の広東料理とか飲茶、美味しくないんですもん!!!(爆)
それと同じく、韓国料理もちっとも美味しくない!
(ちなみに2024年にもあんまり味に進歩がない気がした・・ごめん。)
つまりそれは台湾の人たちのその国や地域への関心の低さを
如実に表していると思っていました。(食ってわかりやすいよ。)
2024年の台湾:香港との距離
長く住んでいる友人たちに話をすると、「そう??」って言われるけど
明らかに香港のお店、増えました。
茶餐廳とか、焼物屋さんとか。(私的には大歓迎)
大学教員にも香港の方がちらほらいらっしゃる。(以前は見かけなかった)
香港関連のメディア発信やイベントもあるし
(単純に私が気にしてみているから、気がつくだけかもしれないが)
ただ、下の記事(途中までしか見れませんが)を見てもらうとわかるように
香港の人たちはとてつもなく不安定な身分で台湾にいます。
この辺の政治的な複雑さや法律上のルールを説明しだすと
論文書くレベルになっちゃいそうなのでここでは書かないけれども、
思った以上に早急に手を打つべき問題なのかもしれないなと思いました。
台湾華語だって、香港の人たちにしたら難しいですよ。
だって広東語は全然違うもの。
日本人からすると
「台湾の方が中国語だし、文化も(香港との物理的)距離も近いし楽なのでは」
と思うかもしれませんが、たぶん違うはず。
多分、イギリスやカナダに行った方がいいよねって思う。
台湾は意外とですね「よそものセンサー」が厳しいんですよ。
(これは責められない事情がありますが。)
日本以外はあるあるなんだと思うんですが、
やはりどこか移住した場合、1番最初に頼るのは「宗教団体」だったりします。
そこで友達見つけて、先輩方にいろいろ教えてもらって、
なんとかその土地に慣れていく。
香港人も台湾に来て、同じ宗教、宗派の人を頼っていたのに、
最近は同じ宗教なのに香港人が行く教会、台湾人が行く教会と
分裂していたりするそうです。(友人の研究者曰く)
ほんと、難しいですなあ・・・。
そしてまた、わて、もうすぐ日本です。(爆)
その前にこっちでの地方出張お仕事頑張らねば・・。
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