未経験の「可能性」はどんどんやってみて確認していくのがいいよ。

大学生の知り合いが

「自分がどんな仕事に就きたいか全然わからない」

「企業に就職はしたくないなあ」

という。

「自分がなにがやりたいのか全然わからない」という彼女は

だから、とりあえず大学に入って答えを先延ばししてみたものの

数年たっても、やっぱりなにがやりたいのかよくわからないという。

まずね、大学生から見た「企業や会社」が本当に魅力ないものに見えてるんだと思う。

いま、一部の企業は貴重な人材を獲得するために、そして入社した後もやめられないように戦々恐々としている。
だから労働環境は今後、改善されていくのだろう思うけども。
↑企業の労働環境が実際どうなのかは置いといて

私のアドバイスは「とりあえず就職してみよう」だ。

未経験のことはやってみない限りわからない。

やらずにわかると思っていることが、まず違うんだよ。

やってみて「実際どうなのか?」を体験することは、ものすごく大事。

合わなさそう
無理そう
向いてなさそう

頭の中でグルグルしているだけのことは「体験」ではない。

一度、就職してみる。
そして仕事をしてみる。

その上で、やっぱり合わない。

となった時なにが?合わないのか。

仕事内容なのか、業種、業界なのか。

そこまでわかれば儲けもの。

仮にそこまでわからなくても「合わない」ということがわかっただけでも、それでいいんだよ。

やってみたけど、ダメだった。
合わなかった。
好きじゃなかった。

じゃあ、私はどんな世界を望んでいるのだろう。

すべての「嫌だ」は「じゃあ、どんなのがいいの?好きなの?やりたいの?」という自分の望みを理解するきっかけである。

若いころは人生の経験値が少なく自分というものがぼんやりしているから、とにかく経験の数をこなして

これ好き
これ嫌い

を繰り返して、自分の望む方にシフトしていくしかない。

それを日常レベルでやってないから「なにがやりたいのか全然わからない」ということになる。

勤めてみたら「案外好きかも」「楽しいかも」「向いてるかも」ということももちろんある。

多くの人と一緒に何かを作り上げていくことや会社のネームバリューや歴史や人脈、そういったリソースを使えること。

会社の力を利用して大きな仕事ができることが企業に勤める醍醐味だろう。

仕事に限らずだけど未経験の「可能性」はどんどんやってみて確認していくのがいいよ。

「就職せずに最初から個人事業やバイトなどをする」という道もあるのだけど、それは「はっきりとやりたいことがある人」向けだ。

就職しなかった場合、その後、壁にぶつかったときに「会社に勤めるという働き方ってどうなんだろう?」という可能性を考えてしまったりする。

会社に勤めることがよさそうに見えたりする。

そんな時に勤めた経験がなければ、常にその「可能性」が存在してしまう。

だから体験したことのない「可能性」については

もしかしたら
あのときこうしていれば
こちらを選んでいれば

などいつまでもつきまとう。

そのモヤモヤした可能性のつきまといが無駄だと思うんだよね。

だからさっさと体験してしまおう!

と知り合いの大学生には伝えました。

※特にやりたいことがない人は組織で働くことが向いていることが実際多いです。「指示されたことを丁寧に誠実にやる」ことが得意で好きだったりする。



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