不安と恐怖
罹るよりうつすことの恐怖
コロナ 体験談
と検索しても、日本人の感染した人の体験談は出てこない。
世界でも、重症患者の話はあるが、罹っているのかどうか、不安な日々を送って震えている人の話はない。
でも、自殺をした人はいる。
「イタリアでまた看護師が新型コロナ理由に自殺」
彼女の気持ちが、今、私はすごくわかる。
1週間前は
症状が出る前に感染させたかもしれない。
症状が出てから会った人もたくさんいる。
喉の痛みを感じてから、熱が出ないことを祈った。
風邪薬を飲んで痛みが緩和したらほっとした。
でも、また痛みはぶり返す。
出歩いて感染させたらどうしようと思いながら、でも、ただの思い込みでコロナではないかもしれないという気持ちとの間で揺れ、用心しながらも普通の生活を数日送ってしまった。
数日前は
毎日、風邪薬を飲んでその場しのぎをした。
高熱でも出れば、あきらめもついたかもしれない。
でも、そこまで重症でもない。
今、もし感染していることがわかったら?
会社には迷惑をかけるし、自分も、もしかしたら名前も特定され、全ての人に迷惑をかけるのでは?
何とか、軽症のまま治って、誰にもうつさず、誰にも知られずに、終わることはできないだろうか、と。
しかし、そう考えていること自体が自分をもっと苦しめる。
誰かに早く打ち明けたい、気持ちが楽になりたい。
死にたい。
昨日は
痛みが引いている間は、「もしかしたら治ったのかも」「元々ただの風邪だったのか、思い込みだったのかも」と安心する。
でも、また夜になりのどの痛みが出て、身体がひどくだるく痛くなると
「やっぱりこのまま治ることは無いかもしれない。
もしかしたら重症化しているかもしれない。身体の痛みは肺炎なのかもしれない」
とまで思い詰めていた。
最初の違和感から1週間たったけど、全く治ってないのだ。
見たくないのに見てしまう悪い記事
検索すると、
「濃厚接触者で無症状の方、陽性反応ありCT検査すると、両肺に影があった」
「微熱しか出ないのに、胸の写真を見てビックリ。ひどい状態だった」
「1週間後に、治る人と、急激に悪くなる人がいる」
「肺の方にまでウイルスが入った人が危ない」
「しかも、数時間で急激に悪化する!」
という記事を見つけて震える。泣きたいのに泣けないくらいショック。
今日、現在進行形
喉の痛みはかなりある。
風邪薬を飲めば緩和するのはわかっているが、もうその場しのぎは精神が持たない。
自殺したくなるほど、気持ちが追い詰められていた。
…
明日は会社を休んで、誰にもうつさない、うつすことのないように用心する、と決めた。
何なら、明後日も。
そしたら、気が楽になり、身体の痛みは緩和したよう。
喉の痛みは、激しくはないがやはりある。
でも、風邪薬を飲んだからかもしれない。
熱は全くない。肺炎ではないだろう。
でも、感染しているかどうかは、わからない。
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