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今の私を表す2024年読みたい本たち

2023年、終わろうとしてますね。やり残したことはありますか?
私は、なんだかあるようなないような感じ。
2023年のスタートで思ってたことは全部できたのだけれど
2023年終盤にはもっといろんなことができると気づいてしまって
結果、時間が足りず、やり残したみたいなことが多数あります。

2023年、できると気づいたこと。その最たるものが「読書」です。

私は産後「本を読む」ことができなくなりました。
産後の脳のばたばたのせいもあるし、生活の変化のせいもある。
でも息子が小学校入学を控える今年、ようやくちょこちょこ読めるようになってきました。
2023年はいわば私にとって読書リハビリの年。
2024年はがんがん読める年に戻していきたいと思っています。

だがしかし!
私の最近の記憶力の衰えはあまりにもひどいのです。
「あ、この本読みたい」
と思っても次の瞬間にはもうタイトルが出てこないのです。
だから、ライターコミュニティの企画にのっかって
2024年まず最初に読む積読を決めておくことにしました。

うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真

写真が下手なんだけど、嫌いなわけじゃないんですよ。
毎日毎日、食べ物やらネコやら子どもやらスマホで撮っている。
スマホで。

……実は私、15万のミラーレス一眼を夏の終わりに買いました。
でも撮ったのは最初の練習で数枚と、10月の息子の運動会のみ。
たぶん100枚も撮っていない。たんすの肥やしとなっている。

だって家だとカメラ直しこんでるし、出かけるときは重いし
と、ぐちぐちTwitter(Xだっけ?)で言い訳してたら、
筆者の方からびしっとお叱りいただき
ずっと気になってたこの本を買うことにしたのです。

思えば私がカメラから逃げてたのって
「写真下手な奴が高いカメラ持ってんじゃねぇよ」という存在しない誰かからの声を恐れていたからなのでした。そんな人いねぇよ。
下手なりにそのときの良い写真、撮りたいって思っても、きっといいよね。

まず、ちゃんと聴く。

インタビューのとき、しゃべりすぎだと思うんですよ、うん。
普段から沈黙が怖くてしゃべりすぎちゃうタイプ。
でも、それで聞き出せてないなって思っちゃうことも多い。

子どもに対してもそう。
我が家の子供たちは、決してお話が上手なわけではない。
(私そっくりな次女を除き)
療育の現場で、6歳の息子とちゃんと「会話」している先生方を見て
本当に自分は「聴いて」いないなと反省した。

聴ける人になりたい。
でも聴くだけじゃなくその人を引き出すために「伝える」ことも重要。
この本にある「聴く」と「伝える」の黄金比を知って
仕事でもおうちでも、もっと実のある会話ができたらいいなぁ。

進歩を伸ばす言葉 実は否定している言葉

「息子くんはね、今とにかく自信がないみたい。話すにも何をするにもできないことにして、一生懸命評価から逃げようとしてる」
きこえとことばの先生に言われた言葉はぐっさり私たち夫婦に刺さった。

2人とも、実力主義な家庭で生きてきました。
できたら褒められるし、できなかったらけなされる、そんな家庭。
でも私たち2人は長子だったからまだ目新しく親が心から成長を驚いてくれる瞬間があって、何とか耐えてこれたのだと思う。

しかし息子は3人目です。そして一番成長はゆっくりめ。
夫はほとんど息子をほめなかったし、「まだ○○できないの?」と言うことが多かった。その分私は中身を問わず「すごい」「上手」「がんばってる」と手放しに誉めてしまっていました。

この本の表紙見るだけでわかる。
多分これ、どっちもだめだったよね、と。反省。

猫はふしぎ

……さて、重くなったので、空気を変えましょ。
そうです表紙買いしました。かわいくない???

猫を飼ってからというもの、猫のすべてが知りたくなっています。
本書の紹介にも
─「猫に愛される人」とは猫を知り尽くした人なのです。
とあるし、私ももっと猫に愛されたい。
そして猫を愛した人の文章を読みたい。

それにしても猫に関する本は、筆者が男性の方が高い熱を帯びている気がするが気のせいでしょうか?
「猫はすごい」もそうでしたが、一応仕事にあわせて猫を「科学的」にとらえた文章を読んでいるのに随所随所に猫大好きおじさんがちらつくの、とてもたまらん。和みます。

お金の知識があるだけであなたが見られるはずのとびきり輝く世界について

(すっごくやだけど)苦手にも目を向けておきましょう。
私と少しでも関わったことがある人は、多分気づいているはず。
そう、私は金が苦手です。

中学生まではとにかく貯め込む子で、中一で貯金残高が40万くらいありました。でもそのままじゃ紙切れなので、夏休みにぱーっと使ってオーストラリアにホームステイ。
そんな感じで、貯めては使い果たし貯めては使い果たしを考えなしに繰り返しています。うーんだめそう。

お金がないってわけじゃない。でも何となく不安。
それを払拭したい。でも投資とかは漠然と怖い。
なんかお金まわりが全部ふわーっとしてて全貌が見えてない。
本書は「貯金」「働く」「投資」の中から自分が得意なものをやればいいというスタンスらしいので結果どれを選ぶとしても、とりあえず全部の解像度高めたいな。

土井善晴さんちの名もないおかずの手帖

大好きな料理の本もいれときます。
名前は特にないんだけどよく食卓に並んでた、我が家の定番。
絶対どこのおうちにもある、そんな「名もないおかず」。
でも名もないのに生き残っているおかずというのはその家のオリジナルで、かつおいしいものだと思うのです。


そんなよその家のパンドラの箱ともいえる名もないおかずを
しかも土井先生のおうちのんを、覗き見られるなんて最高じゃない?

最近小鉢のありがたみを日々感じてるので、ちょっとしたおかずのレパートリーを増やしたくて図書館に予約中の本です。はよこい!

黄色い家

一番早く読まなきゃいけない積読なんですよ。
というのもお姑さんに借りている……
正月返すはずだったのにまだ1Pも読んでいない。うわーん。

川上未映子氏に初めて出会ったのは大学時代に図書館で
「わたくし率 イン歯ー、または世界」を見つけたとき。
わけわかんないけどリズムが美しすぎる文章にすぐに引き込まれました。
「ヘヴン」でわけわかる文章を書いたらこんな地獄を描けるのかと感嘆し、
「きみは赤ちゃん」でこんなに共感できることってある?と身近に感じ
何だかゆさぶられっぱなし。

そんな川上未映子氏の新聞連載にお姑さんがハマったと知り
母の日にすぐプレゼントしたのがこの本だったのでした。

なかなか読みだせなかったのは、ゆさぶられるのが怖いから。
入り込んでしまって、なかなか現実に戻ってこれないのがわかってるから。
でも来年早々はそんな沼にどぼーんとつかるのも悪くない気がしている。
てかごめん、お義母さん、さっさと読んで返すね!!!

その他積読はいっぱいあるよ!紹介するぜ!

さて力尽きていたので最後はがーっと3冊紹介しときましょう。

分厚すぎて読むのが筋トレ「鵺の碑」!
おもしろいけど読んでも読んでも終わらない「ていねいな文章大全」!
現実過ぎて読めてない「WEBライターのための営業の教科書」!

上半期までには全部読みたい……な……。
とりあえず帰省で新幹線に乗るのでkindle本をばりばり読み進めていこうと思います。
それではみなさまよいお年をー✨


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