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ミモザとエックスジャパンを国際女性デーに添えて

何がきっかけなのか全く分からないのだが、
小学生時代、

女子が自分のことを

さらには、クラスに一人くらいいる上級者

と呼ぶのが流行る現象があった。

おそらく私の学校だけの局所的現象ではない
はず?だと思うので、
30代女性で共感してくださる方がいたら
ぜひ教えて欲しい。

私は空気読まず独自路線を突き進むタイプだったので、気にせず引き続き『私』と言っていたが、

この現象が、
ステレオタイプを打ち砕く意味で発生していたのであれば相当先進的だったなと思う。

ということで本日は、
わたくしの体感的に今年から急に日本国内でも
バーンと来てる3月8日の国際女性デーについて、
急に来たなー記念にちょっと触れておこうか、
という記事になります。(今更感

ミモザの花〜ローカライズの兆しか〜

去年ってこんな感じだっけ?
と思うくらい、今年はとにかく花屋
国際女性デー(1975年国連制定)=ミモザ、
押しがすごかった日本

ミモザってこういう花

どの国もそうなのかなと、
会社のイギリス・US ・インドピーポー
聞いたら、

え?ミモザってこれしか知らない』↓

たしかに。これもミモザ。
出典: https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A2%E3%82%B6_(%E3%82%AB%E3%82%AF%E3%83%86%E3%83%AB)

もしくは、

そんな花はうちの国には存在しない

だそうで。

いやいや、日本が独自に国際女性デーのために
そんな気をきかせて花を制定するわけがない
と調べたところ、

元々イタリアの風習を輸入したと発覚。

こう、
花から入っちゃうのが日本っぽい。
ハロウィンが輸入された時のデジャブ
(ミモザかわいいけど)

エックスジャパンポーズ

一方、主に海外のSNSで溢れかえっていたのは、
ミモザではなくエックスジャパンポーズ

これはけして、突然エックスジャパンが
世界中でフィーバーしたということではなく、
(既にファンは世界中にいらっしゃると思いますが)

2022年の国際女性デー #BreakTheBias運動
とのことで、

私はバイアス/偏見をなくします!
の表明とのこと。

Whether deliberate or unconscious, bias makes it difficult for women to move ahead. Knowing that bias exists isn’t enough, action is needed to level the playing field.
IWD 2022

これをすべきだとは特に思わないが、
こういうアクティビティはやはり、
日本ではさほど盛り上がりを見せておらず、
なかなか浸透しにくい気がしている。

とにもかくにも、
今後日本の国際女性デーが
『とりあえずミモザ買う日』
にならなきゃいいなと思って見ていた。

平等と不平等と偏見

さて、ミモザとエックスジャパンポーズな
2022年国際女性デーに私が思うこと。

『女性だからって、
はひふえほなにぬねのされた!!』

みたいな事態は幸い今までないのだが、

やっぱり日本の組織は外資でも女性リーダー
めちゃくちゃ少ないなーと感じるし、

仕事だけ考えるんだだったら生まれ変わったら
のがいいなーと思ったりはするし、

自分に子供がいて男の子だったら、
まぁそのまま頑張れって感じだが、
女の子だったら、
どうやって現代の激ムズ複雑女性ライフを切り抜けるための強さを身につけさせようかと結構真剣に考える。

でも、
かと言って全部もっと男女平等にって言うのは
なんか違って

そもそも、
男性が子供を産めて母乳だせるような
世界線でない限り
完全に男性と女性全く一緒っていうのも
無理がありますからね。正直、どうしても。

それに男友達らが昔言ってて、
確かになって思ったのが、
ばっちり稼いでいる女性だって
とはいえデート代男性多く出して欲しいーみたいな風潮もあってそれってやや矛盾している。


だから結構今回の
BreakTheBias (バイアスを無くす)
ってテーマはすごく秀逸だと思うのです。


令和現代は、とりあえずなんか分かんないけど、男女平等!って言われていた時代から
一歩先に行って
「きっと女性だからこうだよね」とか、
「男性だからこうだよね」とか、
「ゆとり世代ってこうだよね」みたいな、
そゆの自分自身に対しても周りに対しても辞めて
個人としてケースバイケースで見ようよ
ってことなんでしょうね。

男性メインの会社組織で同じように扱ってほしい女性がいてもいいし、
一歩後ろに下がって男性についてきます的な女性がいたっていい。

そして、周りが自分の価値観を押しつけず
最大限理解する努力をすれば良い。

その個人で見ることを徹底すれば、
女性管理職積極採用!なんて言わなくても、
よっぽど男女(+LGBTQも)で
何らか能力の差がない限り、例えば、
管理職にも自然と色んな人たちがなるのではないだろうか。

と、2022年の私はそんな風に思うのですが、
理想論でしょうか?

来年の国際女性デーは
どんな社会になっているか楽しみですね。

(ちなみに、結局バッチリ私はミモザ飾りました)

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