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人生は儚いので「おばあ女優」と「おばあチアリーダー」になる
少し前に5年後、10年後の具体的なプランを考えるのが苦手という話をしたが、
よく考えたらそんな私にも、
2つほど具体的な人生プランがあることをお伝えし忘れていた。
還暦を過ぎたら、
おばあ女優、すなわち、
おばあさん女優
おばあチアリーダー、すなわち、
おばあさんチアリーダー
として活動すると数年前から決めている。
これはけしてふざけているのではなく、
大真面目of the大真面目。
大真面目おぶざイヤー。
そして、海より浅いが、
それなりに深い理由(水深50m程度)があるので、
今日はそんなことを書きたいと思う。
人生の終わりが怖すぎる
いきなりどうした。って感じですね。
でも、怖いのですよ。
10代のころ誰しも死が怖くなる時期があるといつぞや聞いたことがあるが、
それをとうに過ぎてもなお私は多分
人よりも死への恐怖が強くて、
急に自分がいつか死んでしまうのかと考え始めるとその瞬間を想像して何かに飲み込まれそうな恐怖に陥って夜寝れなくなる時がある。
それに、
天国や死後の世界なんて本当にあるのだろうか、
と思ってしまう。
ここ最近、
親戚に不幸があって、
葬儀で「天国で大好きなお酒飲んでね」と声をかけたり、皆で一生懸命好きだったものを棺桶に収めたりしながら、
生物的には死んでしまったら、
もう「無」なはずなのに、
灰となってしまうのに、
あぁ、それでも、その先に何かあると信じたいから人は天国っていうコンセプトを作って、
色んな宗教で死後の世界を語っているのかな、と
基本、ポジティブ王国からやってきたメルヘン姫
な私も何故かここは変に冷静になってしまい、
残された人たちの気休めかもしれない言葉を聞きながら、余計虚しくて辛かった。
私は、
「いつかそんな日が来るのは仕方ない」なんて
平然と受け入れられないから、
日常の中でふと気を抜くと、
一歩ずつ死に近づいてるようで、
歳をとるのが怖くて、誕生日が怖くて、
1ヶ月が終わるのが怖くて、
毎日進むのさえ怖くって、
負のループに陥ってしまう。
◇
そんなわけで思ったのですよ。
人生の遠い先の方に1番楽しそうでワクワクすることを置いたらどうかと。
名案その1: おばあ女優
妙齢女性となった今でも心はティーンエイジャーな私は日本のドラマや近頃は韓流ドラマに手を出して、暇さえあればそれらを見て、
イケメン俳優にニヤニヤしている。
先日、とある刑事もののドラマで、
川に溺れるおばあさんが藤原竜也にお姫様抱っこで助けられてるシーンがあって、
もう、これだなって思った。
イケメン俳優とどうやったら会えるかって10代のころなんかは真剣に考えたが、
芸能人になれる美貌やスタイル、特技があるわけがないし、人気商売に耐えられる自信も気合もないし、はずかしいし、かといって港区女子になって六本木でーなんて面倒くさいことをするほどのモチベーションはない。
それに女優になったとて、
ヒロインの友人Aや近所の噂好きの主婦とかしか役がもらえなかったらイケメン俳優との絡みなんてあるわけないし、
まじ費用対効果悪し。
でもですよ、おばあ女優(エキストラ)って
美貌スタイルとかそゆのじゃないじゃないですか多分(失礼
それにきっと私もおばあになったころには豊富な人生経験故に、恥ずかしいって何?ってなっているだろうし、
結構、
「イケメン、見ず知らずのおばあを助ける」
みたいなシーンありません?(え、あんまない?
願わくば、
藤原竜也、小池徹平、向井理、平岡裕太、新田真剣佑などなどと共演をしたいが、
よく考えるとそのころにはこの方々もなかなかのおじ(自粛)…オールドダンディ俳優かもしれないので、今後も若手のチェックは欠かさず夢を膨らませながら、
とにかく、
還暦あたりでエキストラ事務所に入る。
完全に名案。
名案その2: おばあチアリーダー
やっぱり人との交流は大事だよねということで、女優業とは別に検討しているのがこちら。
テレビで「おばさんチア」を昔見て以来彼女たちのパワフルさと輝きが忘れられず、
「おばさんチア」ならぬ、
「おばあさんチア」クラブを自ら立ち上げようと思っている。
大学の入学式でチアの勧誘はされたのに
(チアリーダーポテンシャルが滲み出てたのか?)
なんか恥ずかしくて入らなかったのだが、
ちょっとやればよかったかな、なんて後悔してるのもあり、
既に何人かの友人には勧誘活動済。
今のところ2勝1検討中くらい。悪くない成績。
どんなフリフリな衣装着ようかしらとワクワクが止まらない。めちゃくちゃエキサイティング。
そんなわけで
私はおばあチアクラブの運営費を貯蓄するために仕事頑張らねばならないし、
若手俳優を常に最新情報にアップデートするためにドラマ見漁らなければならないし、
人前に立つので、それなにりの身なりと体力を目指さなければならない。
こりゃ忙しい。
◇
こうやって、
楽しみで仕方なくて、もっと生きたくて、
最期なんて考えてる暇ない何かを見つけて、
気を紛らわして皆生きてたりするのだろうか。
なーんて。
真面目かっ!
ちなみに、数十年後結成予定の
おばあチアのメンバー随時募集中です。
おじいも歓迎。
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