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計画無痛分娩: お尻からスイカというより腰に金属バットヤンキー

このたび、
無事に女の子を出産いたしました〜!
(ぱふぱふ

普段通り検診に行ったら、
高血圧蛋白尿やべぇい
もう母体が妊娠に耐えられなくなってるYO。
明日産もう!

と言われ、緊急入院。
陣痛待ってからの無痛分娩の予定でしたが、
促進剤を使った計画無痛分娩となりました。

体調も全快ではなく、
キレ味悪いのご了承いただき、
取り急ぎ記録です。

計画無痛分娩

結論としては、

無痛でも全く痛くないわけではなかったが、
人それぞれ麻酔タイミングと体の状況で違うので他人の体験談はマジで参考にならない

です (この記事読む価値を自ら潰すスタイル

私の場合、高血圧で母体の血管がパーンリスクがあったのでとにかく、

安くて早い!ならぬ、
穏やかで早い!

が、方針だった模様。
以下ダイジェスト↓

  • 【子宮口1cm】(処置も全く痛くない)
    入院決定→シャワー&着替え→出産ルームへ→速攻硬膜外麻酔背骨にin

  • 【子宮口2cm】(全く痛くない)
    その後、物理的に子宮口を広げるものを入れ一晩過ごす。

    この時点でハズバンド緊急帰国のため飛行機に乗る。機内有料wifi駆使してくれたハズバンド家族とのライン、noterの皆様のコメントに励まされながら緊張から気を紛らせてやっと2-3時間ほどは眠る

  • 【子宮口3-4cm】(全く痛くない)
    次の日、朝6時から促進剤やら血圧の点滴開始。この時点で一番痛いのは色々刺されまくった腕。

  • 【子宮口4cm、おしるし】(全く痛くない)
    朝9時ごろ帝王切開になった場合に備えて絶食絶飲を言い渡される。
    血圧上がらないように窓もなく、薄暗い部屋に1人封印されていたため、
    ややメンタルブレイク
    先生や助産師さんに励まされる。

  • 【子宮口6-7cm、破水】(全く痛くない)
    朝11時ごろ、メンタルブレイク後一念発起して気を散らすために見始めた、ネトフリの「離婚しようよ」というTPO的に不適切コンテンツのおかげでお産が進む。破水にも気づかない。

  • 【子宮口7cm】(やや痛い)
    朝11半ごろ、痛くなってきて麻酔の調整。ただ生理痛程度
    そして、促進剤増やされる。

  • 【子宮口8-10cm】 (だいぶ痛い)
    13時半ごろ「だいぶ痛い」というメッセージを最後にハズバンドとのやりとりの余裕がなくなる。
    「離婚しようよ」最終話あと30分見れず

  • 【子宮口全開大】 (苦痛の1時間待ち)
    最悪なタイミングで隣で競合出産発生。スタッフほぼそっちに行き、助産師さんと2人だけ。
    麻酔出来る先生1人という病院のオペレーションキレそうになる

  • めちゃめちゃ痛いのを訴えているのに先生呼んでくれず、ハズバンドがドイツにいる件の雑談を始める助産師さんにキレそうになる

  • お尻からスイカというより、腰に金属バット持ったヤンキーがいて殴り続けてる感じ。お尻も圧を感じる。

  • 【出産開始】(クライマックス体感一瞬)
    ごめんねーと言いながら戻ってきて麻酔追加してくれた先生。
    もはや時すでに遅し。
    「痛い〜」と涙のわたし。

    助産師さんにバースプラン聞かれるが「ありません!」と涙目
    (逆に皆なんかあるの?胎盤食べるの?なに?

    そのまま、
    2-3回でイキムの終わらせるから!
    と言われ、
    吸引+お腹push3回イキミで
    15時ごろ出産。
    正直イキムタイミングは最後までどこかよく分からず終了。

    この時ハズバンドは上空

  • 【処置】(全く痛くない)
    お股パッカーの状態で処置されながらガシガシスマホで写真など撮られたり(注: 上半身)、胎盤見せられたり、今後の話されたり、ハズバンドや家族に報告。
    臍帯血の受け取り業者にこの状態で電話かけさせられた時はビビった。

ちょっとまだ記録見てないので、
どこからオフィシャルにお産スタートか分からないですが、振り返ると痛かったのは
3時間くらいで後は痛みゼロといっても過言ではなかったお産でした。

出産は全然想像より悪夢的体験ではなかった

初産にしては優秀と後で先生に言われたので、
結構安産タイプだったのかなとは思いますが、

想像していた悪夢的な体験ではなかったです。

なんていうか、
痛みも邪悪な病的な痛さではなかった
このサイズの頭が降りてくるんだからこんな感じなんだなっていう気がしました。

あと無痛分娩は神ですね。

最後ちょっと出産競合問題で思うように痛みがとれず、2回ほどキレそうになりましたが、
まさかネトフリ見れたり、ラインしたり、
あんなに穏やかに談笑出来ると思わなかった。

そして、後で先生や助産師さんと話して
血圧を上げぬために、
穏やかに早い!
がモットーのお産だった故そんなにたくさんイキムませることが出来ず、
わざとギリギリまで待ってた麻酔もガンガン入れなかったという節はあったそうです
(とはいえもっと麻酔入れてもよかったらしい

後の祭りですけど、
途中に普段の生理痛より痛くないからいけるとかイキった自分はちょっと殴りたい
麻酔って入れてすぐ効かないから、そん時もっとお願いしてれば競合時点で和らいでたかも、とも思います。

とにかく、
色々あったが、悪い体験ではなかった
オーバーオール先生や助産師さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

出産時・産後パートナーにして欲しいこと

上にもちらっと書きましたが、
結局ドイツ赴任中のハズバンドは間に合わず、
産後数時間で羽田から病院に駆けつけスタイルでした(フライト変更して当日来れただけで奇跡

が、結論Wi-Fiのある昨今、
別に立ち合いは要らなかったかも
と今では思ってます
(先人の皆様のおっしゃる通り

ラインで全然心の支えになったし、
熟練の医療従事者達の言葉のがむしろ良かったり、お股パッカー見せたところでってのはありました。

むしろ、
産後諸々の手続きや買い物、両家の家族対応してくれ、今後の育児、メンタルサポートしてくれるほうがありがたみであります。

吸引分娩によりガッツ石松フェイスで誕生した娘も徐々に本来のお顔に戻り
わたくしも少し落ち着き、
やっと娘が可愛いと思えてきました。

驚くべきことに、
こんな私にも母性はあったようです。

ちゃんと大事にしたいと思います。

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