書斎の本棚は、ベールをかけて隠してしまって

うっかり寝てしまい、木曜日の更新を飛ばしてしまいました。予約投稿機能が欲しいであります…。
てなわけで本日は木曜日のつもりで更新。ってもう何時間過ぎてるんだ…。

台風で日本各地大荒れでしたし影響が出た人も多いですよね。30年近くぶりの広島上陸ということで慌てましたが、私に関しては特に被害はありませんでした。昨年の土砂災害みたいなのがまた起きたらどうしよう、とびくびくしたのですけども。
あまり台風が通過しない地域なので、たまにやって来ると風の音にアワアワしてしまいます。瀬戸内海地域の気候は穏やかで、なんて小学生の頃習った時にはまったく実感無かったけど、大人になった今はものすごくよく分かるなあ。

まだ影響は残ってるみたいですし、皆さんどうぞお気をつけて。ってこのnoteを読んでる人がどのくらいいるのか知らないが。


これだけじゃ短いので、ちょっと引っ掛かってることを書いてみる。
最初にその人物に「触れた」時、何だかよくわからないけどもやもやっとした「嫌な感じ」があると、ほぼその感覚は正しいことが後々わかって、がっかりしてしまうのですよ。もしかすると似たような方は多いんじゃないかと思うのですけど。

そういう感覚があった時には、もちろん否定するんです。先入観を持っちゃダメだろうと。相手に失礼じゃないかと。
たとえば職業や顔立ちや服装などの様々な情報から、無意識に思い込んでいないかと振り返るようにもしてる。
ただ、逆に、そういった表情とか声とか雰囲気とかを感じられる状態、つまり情報が多い方が、判断が鈍って「嫌な感じ」が薄れることはあるかも、とも思ったりする。さらに言えば情報が多いことで余計にそう思うこともあるかもしれない。情報を沢山受け取れる状態ということは情が湧きやすかったり、その逆に嫌な感情を持ちやすかったりするのだろうし。

要するに、文字だけで判断する状態、つまりネット上の諸々でもこの感覚が働いてしまって、しかもそれがほぼ正しいのが、なんかもう、何とも言えない気持ちになるのです。

もちろん最初の一言二言では判断できないので、ある程度期間を置いたり文章量を読んだりした場合だけれど、人を見下してるのが言葉の端に何度も覗いていたり、後々の影響まで考えないで動いているのを感じられたり、ああこの人アンチなんだってわかったりすると、ああやっぱりそうだったか…、と悲しくなるし、怖くなってしまう。

私とはただ合わないだけで、ほかの人から見るとすごくいい人なのかもしれない。けど何度も何度も引っかかってしまった言葉の数々と、その言葉から感じるもやもやした何かを無視してはいけないのかな、という気がする。

当人の言葉がいちばんの判断材料だけども、ツイッターのリツイートやいいね、特にリツイートはすごく便利だけどある意味で怖いな、とも思っている。情報の備忘録的に使う人も多いと思うけど(私はわりとそれ)、特定の意見や思想に強く共感したから、という場合も多々あるわけで、後者の場合はその人の頭の中がダダ漏れになってるような気がして時々背中がすっと冷たくなるような感覚に陥るのです。確かにその人は何も言ってないけど、こういう思考に何度も興味を示すということはああそうなんだな、と何も言わないよりはっきりわかってしまうというか…。本棚を見ればその人がわかるって言ってた友達がいたけど、それに近い感じ。

当然、それは本人の自由だから責めるつもりは全くないんだけど、こんな悪意や偏りに満ちた意見を何度も何度も流すなんて、と暗い気持ちになることは正直あります。本人の言葉はね、なんか今日機嫌悪かったんだろうな、で済ませることもできなくはないけど…。あ、いいねはたまに間違って触るから何とも言えんけど。間違って触ったんだねこの人、と気がつくことありますし、まあお互い様。

なんなのだろう、あのもやもやとした、黒い感じは。どうも特定のパターンがあるな、とは感じているのだけれど。空っぽの中身を必死で良く見せようとしていい人ぶっているけれど、ああなんだこの人自分以外は見下してるんだ、とわかるパターンがそのひとつで、私は本当にこういう人が苦手なんだろうと思う。時々テレビを賑わせてる人の中にこういう人がいて、なんでこの人の言うこと信じるんだろうって思うけど、ある層には魅力的に見えるんだろうなあ、きっと。平気でパワハラできちゃう人とかもこのパターンなのかなって何となく感じてるけど正しいかどうかはわからない。本人は気付いてないか自覚してても悪いとは思ってないんだと思う。だから厄介。

そうでなくても、黒い何かを感じてしまった相手は、やっぱどこか壊れてるんだな、と感じるのである。それについてはまったく人の事は言えないし、私も他人から「こいつは嫌な奴だ」って思われてることはいくらでもあるだろう。だからと言ってあたりさわりのないことだけ言ったり書いたりするのもたぶん違う。そんな風に滲み出てこないように、遡ってみれば幼少期の愛情のかけられ方の問題になってしまうのかもしれないし、そこに気付いて対策を練ってみたかの違いなのかもしれない。

結局、完璧な人なんていないんだな、ということだなと思ってしまう。いい人なんだけど熟考しないとか、仲間は多いけどぶっちゃけ嫌な奴とか、皆帯に短し襷に長し。うっかり余計なこと言っちゃったりしちゃったりすることは誰しもあるもので、それだけを取り上げてぶっ叩くのはやっぱ違うと思うんですよね。ただ、普段から底意地の悪さみたいなものが見抜かれてる、と言うか見抜ける目を持ってそれに断固与しない人が周囲に多かった場合などは、ここぞとばかり信用無くしちゃうのかもしれない。いや、そうとばかりも言えないか。

もやもやした感覚が裏切ってくれず、ものすごく嫌な思いをしたことも過去には何度もある。人間の直感ってやつは馬鹿にできないなとしみじみ思う。それは直感だけなのか、その人の扱う言葉にその人の人生が、その人の本棚が見えたからなのかは、わからない。

私は「裏も表もなさすぎる、本音はもっと隠しなさい」とか「純粋過ぎて不安」とか散々言われてきた人間で、きっとそれで誰かに拒絶されてきたのだろうから、何とか普通の人間になろうとして頑張って、結局失敗してしまった。普通の人間には一生なれないかもしれないけど、誰かを見下すような本を読んで、それを自分の言葉に滲みださせるような人生は送るまい、とひっそり思うのだ。

もやもやしてしまう場合もあれば、この人は自分の人生に幸せをもたらす形で関わるかもしれないって感じることも数はものすごく少ないけどほんの時々あるから、そういう直感がもっと働くようになったらいいなあ。

なんだかよくわからなくなってしまいました。まあ今日は日程的に読んでる人はいないでしょうからこんなもので…。


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主にフィギュアスケートの話題を熱く語り続けるブログ「うさぎパイナップル」をはてなブログにて更新しております。2016年9月より1000日間毎日更新しておりましたが、現在は原則月・水・金曜日(たまに日曜日)。体験記やイベントレポート、マニアな趣味の話などは基本的にこちらに掲載する予定です。お気軽に遊びに来てくださいね。

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